松尾貴史のレビュー一覧
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audible 。松尾貴史さんの本は3冊目。「違和感」があるとして取り上げる一つひとつがスパッと的を射ていて小気味いい。
本はちょっと前の岸田政権時代のことだが、高市政権になっても自民党のやることはまったく変わってこない。総理の座にある者のやることなすことがなんじゃこれ! なのだから、手下どもが金だけ自分だけ路線を突き進むのは当然といえば当然。
ほんとに辛抱強いというか忘れやすいというか、日本人の特性で片付けられてる間に、ますます危ない国、格差拡大の国、弱者切り捨ての国になって来た。
松尾貴史さん、これからも目を覚ます発信をお願いします。 -
Posted by ブクログ
モノ言うタレントであることはXなどで知っていたけれど、
ここまではっきり自民党を斬ることのできる人とは知らなかった。
いちいちごもっとも、同感、禿同だ。
毎日新聞に連載されていた2023年から2024年にかけてのコラムだが、
どんどん劣化していく岸田自民党のしでかしたことについて、断罪している。
ほんと酷すぎる。
これがようやく2024年の衆院選挙で与党過半数割れにつながったわけだが、
このコラムが懸かれている段階ではまだそうはなってなかったわけで、、
今年の参院選でどうなるか。減税せずに5万円給付?あほかといいたい。
石破さんには期待していただけに、いかに党の論理があろうとも、がっかり。
首 -
Posted by ブクログ
毎日新聞「日曜くらぶ」の「松尾貴史のちょっと違和感」に掲載されたものに加筆修正されて単行本化されたもの。
一言「面白い」と言うか、「よくぞ言ってくれた!」と言う感じ。
日頃違和感を覚えるのは、どうしてもニューストピックスになる政治の話題。2020年7月から1年4か月から選別された特に古いものではないのに、日々新しい話題が上書きされて、もう既に忘れかけていたものもあり、よく時の政権が言う「国民は忘れやすい」は言えているなと思いつつも、コラムを読んで思い出し、膝を叩いてしまう。
印象に残ったのが、「沖縄·米軍廃棄物への講義 なぜ家宅捜査!?」
世界自然遺産の候補地となっている、沖縄「やんばるの -
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元オカルト少年だった著者が超常現象を懐疑的に取り上げる。雑誌
連載をまとめた1冊である。
最近は心霊現象や超能力を題材にしたテレビ番組も少なくなったが、
そんな番組で取り上げられることの多い宇宙人やUFO、超能力、
風水等を皮肉と屁理屈でやりこめるコラム集である。
がちがちの専門書ではないので、どこから読んでも楽しめる。
著者本人は「オカルト否定派」ではなく「オカルト懐疑派」と言って
いるが、本書の内容はほとんど「否定派」に通じるものがある。
いつだったか、風水を取り入れた家というのをテレビで見た。部屋ごと
に壁の色が違っていたりして非常に落ち着かぬ感じがした。見ながら
「絶対、住みた -
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以下笑いました。
・何度も言うが、私は宇宙人がいないとは思わない。ただ、自分たちよりはるかに劣った文明を持つ地球人を、不定期に観察しては、たまに肉眼や写真で見つかるヘマをやり、こそこそ隠れて家畜の死体を切り取ったり、車を空に浮かばせたりするために、光に近い速さで飛んでも何百年かかるところからやってきているとしたら、あまりにもアンポンタンだ。
・(ミステリーサークル)何にせよ、宇宙人がメッセージを送ってくれているのだとしたら、なぜほとんどがイギリスの麦畑でそれは行われて、なぜほとんどが週末に作られ、なおかつ、なぜまったく意味不明の幾何学模様なのか。光の速さで飛んでも何百年何千年もかかるところから -
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「宇宙人」という言葉をじっと見つめていると、次第になんともいえない可笑しみが湧いてくる。
まずなにが可笑しいって「人」である。宇宙の人。いったい誰のことを指すのだろう。地球以外の星に生息している生物のことを指して「宇宙人」と呼んでいることは知っているけど、そもそもの概念の規定のしかたがおかしくないだろうか。なんでヒューマノイド限定なんだろう。
私はSFやファンタジーが好きで、著者の松尾さんと同じくオカルトに多大な興味を持っていた。つのだじろうの「うしろの百太郎」に本気で怯えたり、ムー大陸の謎に胸をときめかせたこともある。心霊写真も、指の隙間から覗き見るくらい興味があるし、「自然界のパワー」と -
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