こときのレビュー一覧
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念願の隠居生活にもかかわらず、相変わらず仕事に忙殺され納得がいかないまま忙しい日々を送るヤエト。反旗を翻した第七皇子との戦いのさなか、魔界の罅を塞ぐ方法の調査を皇帝から任命されたヤエトは、着実にその方法に近づきつつあった。そんな中、「兄上たちの喧嘩を止められる」という理由から玉座をとると皇女が言い出...続きを読むPosted by ブクログ
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“黒狼公”をキーナンに譲り、待望の隠居生活に突入した過去視の力を持つヤエト。しかし、残念ながら隠居とはほど遠い仕事量に忙殺される日々を送っていた。そんな中、ターンの預言者・ウィナエに導かれ、ヤエトはジェイサルドらと共に世界の罅を塞ぐ手がかりを得るため、砂漠の深部・シンリールへと赴く。数ヵ月後、ようや...続きを読むPosted by ブクログ
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青鉄の鉱床発見の成果により、論功行賞を授与されることになったヤエトは皇都に赴き、皇帝から『隠居』を告げられる。かねてより、強い隠居願望を持っていたヤエトは静かに暮らせるかと思いきや、政務の引き継ぎや皇女との関係で慌ただしい日々を送っていた。そんな中、エイギルとミアーシャの息子のキーナンと養子縁素をし...続きを読むPosted by ブクログ
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よくこの病弱で戦闘力ゼロのおっさん(30代)主人公で物語を初めて折りたためましたね。という感想。ファンタジーにありがちな権謀術数や戦闘シーンに絡むことのできない主人公にもだつきながら読み終わりました。
最終的にヤエトは魔界のヒビ修繕役として、助言役として終わりましたね。(地味である)そして倒れている...続きを読むPosted by ブクログ -
隠居を命じられて公職から退いたヤエト。公的な身分がないので、皇子たちの継承争いからかなり離されます。ヤエトがぶったおれてたり戦さの能力がないばかりに皇女様そのまわりはもりもりどんどん動いていきますね。。。(継承争いに関しては完璧に助言役としてしか機能しないヤエト)
ヤエトがやれることといえば魔界の...続きを読むPosted by ブクログ -
そろそろヤエトが倒れまくって、死ぬ死ぬと言って、隠居願望があって、さらっと当然のように人を助けて自分の手柄にしない描写はもういいです。。。
北方との和平を結んだり、魔族がこちらにくる伝説の情報が明らかになってきたりします。
セルクのまっすぐさが本当に救われるなぁ。清涼剤。主人公ヤエトが偏屈なぶんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
あの時、彼らは何をしていたか、な番外編。
話が終わって、その後何してますか? ではなく
あの時主人公以外は何をしていたか、が語られます。
なので主人公が、主人公の妹だったり、伝達官だったり
人質として行った場所にいた幼女だったり
押しかけてきていた自称・友人同僚だったり。
最後は皇妹で、なかなか豪...続きを読むPosted by ブクログ -
隠居なのに、隠居してない現実。
家に帰ったら、自宅に知己がいました、という現実から
がっちりと回される仕事。
これはたしかに、理想というか想像した隠居とは
程遠い生活です。
ちょっとした癒しは、あの雛が…でしょうか?
ふわふわしてみたいですし、顔をうずめてみたいw
そしてようやっと、な兄妹会議。...続きを読むPosted by ブクログ -
ヒントは得るものの、戻ってくれば恐ろしい状態に。
心が繋がる、とは、良い半面、悪い事も繋がっていく。
慌てて脱出に、怒涛のような現状。
ふたはどこだ、から、さらに脱出した人。
今回の黒幕と思わしき人の駒、まで怒涛の展開。
このペースで、何がどう解決するのだ!? でしたが
本筋だけが…な状態に。
い...続きを読むPosted by ブクログ -
進み、必要なものを手に入れ、そして…。
まさかのお別れです。
そして驚きの、隙間産業状態。
あれをそういう表現でいいのか、と思いますけど
まさに文字通り、そんな状態。
久しぶりに鳥も出てきて、脳内的にふわふわでしたが
状態がそんな事もいってられない状況に。
血で血を洗う、というのは、傍から見たら...続きを読むPosted by ブクログ -
夢叶って夢奪われし。
いやあしかし皇女が押しかけて来たとこはびっくりしました。ヤエトさん?!って思いました。
にやにやわくわくですが果たしてどうなっちゃうのかなー。Posted by ブクログ -
王(皇女)が出てこないと暗いわー。そしてだいぶヤエトの力がバレてる気がします。まあ秘匿されるより少数にでも知れ渡ってる方が無茶はされにくい、かも。
2014秋、次の上下巻で完結らしいです。うわー、まだ続いてもいいのにという気持ちと、来年出るのは上巻だけで、意外に「中」が半年後にきたりしないかなとい...続きを読むPosted by ブクログ -
皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人ナグウィンを引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、...続きを読むPosted by ブクログ
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望んでもいないのに四大貴族の一角"黒狼公"に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか、気がついたら皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは前の黒狼公妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、...続きを読むPosted by ブクログ