こときのレビュー一覧

  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 上

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    念願の隠居生活にもかかわらず、相変わらず仕事に忙殺され納得がいかないまま忙しい日々を送るヤエト。反旗を翻した第七皇子との戦いのさなか、魔界の罅を塞ぐ方法の調査を皇帝から任命されたヤエトは、着実にその方法に近づきつつあった。そんな中、「兄上たちの喧嘩を止められる」という理由から玉座をとると皇女が言い出す。突然の宣言に驚き、困惑するヤエトだったが、その矢先、都から竜種一同に招集がかかり、ヤエトも皇女の副官として列席することになり――。

    安定のシリーズ。長いですが、どんどん登場人物が増えて場所もくるくる変わるので(主人公が病弱とは思えないくらい酷使されているのに毎度笑ってしまう)、飽きは来ないです

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    2022年01月08日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下

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    “黒狼公”をキーナンに譲り、待望の隠居生活に突入した過去視の力を持つヤエト。しかし、残念ながら隠居とはほど遠い仕事量に忙殺される日々を送っていた。そんな中、ターンの預言者・ウィナエに導かれ、ヤエトはジェイサルドらと共に世界の罅を塞ぐ手がかりを得るため、砂漠の深部・シンリールへと赴く。数ヵ月後、ようやく都へと戻ったヤエトだったが、都では第七皇子が反旗を翻し、まさに戦いの火蓋が切られようとしていて――。

    前半は皇女はお留守番で、ほとんどヤエトとジェイサルド、ウィナエが活躍するのですが、最初は少し反発というかいまいち信用しきれていなかったウィナエに対して、彼女の支えとなる言葉を贈っていたその主がヤ

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    2021年06月13日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 上

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    青鉄の鉱床発見の成果により、論功行賞を授与されることになったヤエトは皇都に赴き、皇帝から『隠居』を告げられる。かねてより、強い隠居願望を持っていたヤエトは静かに暮らせるかと思いきや、政務の引き継ぎや皇女との関係で慌ただしい日々を送っていた。そんな中、エイギルとミアーシャの息子のキーナンと養子縁素をし“黒狼公”家を継がせることに。政務を離れ「魔界の壺」がある場所の探索に本腰を入れるため砂漠へ旅立つが、「復縁」を迫られた皇妹殿下とヤエトは過ごすことを余儀なくされ・・・。

    念願の隠居、のはずですがヤエトの心労はますます増え、彼が心穏やかに過ごせるのはいったいいつになるのやら・・・。皇女の行動は結構

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    2021年05月16日
  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 下

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    よくこの病弱で戦闘力ゼロのおっさん(30代)主人公で物語を初めて折りたためましたね。という感想。ファンタジーにありがちな権謀術数や戦闘シーンに絡むことのできない主人公にもだつきながら読み終わりました。
    最終的にヤエトは魔界のヒビ修繕役として、助言役として終わりましたね。(地味である)そして倒れている間に皇子同士のいざこざや戦闘が片付き、皇女様が勝手に成長されておる。。。
    惜しいなぁ。1冊でも皇女様視点の苦労話とかあれば、とか思ってしまいました。
    ただ、久しぶりに長編ファンタジーを読めて良かったです。

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    2019年05月21日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下

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    隠居を命じられて公職から退いたヤエト。公的な身分がないので、皇子たちの継承争いからかなり離されます。ヤエトがぶったおれてたり戦さの能力がないばかりに皇女様そのまわりはもりもりどんどん動いていきますね。。。(継承争いに関しては完璧に助言役としてしか機能しないヤエト)

    ヤエトがやれることといえば魔界のヒビを修復する方法を探すこと。という4巻全体の流れが最後の最後まで読めなくて結構読むのに疲れてしまいました。
    1巻2巻あたりでは継承争いにどんどん巻き込まれるのかなって思ってたので、突然の情報取集への舵きりについて行けなかったです(突然でもないのかもしれないですが)

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    2019年05月20日
  • 翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (下)

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    そろそろヤエトが倒れまくって、死ぬ死ぬと言って、隠居願望があって、さらっと当然のように人を助けて自分の手柄にしない描写はもういいです。。。

    北方との和平を結んだり、魔族がこちらにくる伝説の情報が明らかになってきたりします。
    セルクのまっすぐさが本当に救われるなぁ。清涼剤。主人公ヤエトが偏屈なぶんだけ一層(不器用に優しいんだけれども)

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    2019年05月17日
  • 翼の帰る処 番外編 ―君に捧ぐ、花の冠―

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    あの時、彼らは何をしていたか、な番外編。

    話が終わって、その後何してますか? ではなく
    あの時主人公以外は何をしていたか、が語られます。
    なので主人公が、主人公の妹だったり、伝達官だったり
    人質として行った場所にいた幼女だったり
    押しかけてきていた自称・友人同僚だったり。
    最後は皇妹で、なかなか豪華でしたし
    この時何があったのか、を思い出しつつ読めました。

    しかし寝たきり真の主人公。
    結構な人数に、あのおかゆの改善の戦線離脱を
    やられていたようです…w

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    2018年09月03日
  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 下

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    ヒントは得るものの、戻ってくれば恐ろしい状態に。

    心が繋がる、とは、良い半面、悪い事も繋がっていく。
    慌てて脱出に、怒涛のような現状。
    ふたはどこだ、から、さらに脱出した人。
    今回の黒幕と思わしき人の駒、まで怒涛の展開。
    このペースで、何がどう解決するのだ!? でしたが
    本筋だけが…な状態に。
    いや、これはこれでどうなるのか、と
    想像する楽しみが…。

    とりあえず、希望だった隠居には
    まだまだ遠い話、になってしまいました。

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    2017年12月12日
  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 上

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    隠居なのに、隠居してない現実。

    家に帰ったら、自宅に知己がいました、という現実から
    がっちりと回される仕事。
    これはたしかに、理想というか想像した隠居とは
    程遠い生活です。

    ちょっとした癒しは、あの雛が…でしょうか?
    ふわふわしてみたいですし、顔をうずめてみたいw
    そしてようやっと、な兄妹会議。
    慎重すぎる長兄は、どうするつもりなのか。
    うっかり笑ってしまったのは、二人で会いに、の
    王の言葉。
    まぁ親としては、そこ大事! ですねw

    伝言を受け取りに行ったのに、受け取れない状態。
    次こそは、受け取って解決、でしょうか?

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    2017年12月12日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下

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    進み、必要なものを手に入れ、そして…。

    まさかのお別れです。
    そして驚きの、隙間産業状態。
    あれをそういう表現でいいのか、と思いますけど
    まさに文字通り、そんな状態。
    久しぶりに鳥も出てきて、脳内的にふわふわでしたが
    状態がそんな事もいってられない状況に。

    血で血を洗う、というのは、傍から見たら辛いですが
    本人達は…情がなければ辛くもないのでしょうか。
    石橋を叩いて渡るのも大事ですが
    走って渡るのも大事です。
    さくっと進まないと、主人公、死にそうです。
    1巻につき1回、はお約束ではありますがw

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    2017年11月21日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 上

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    夢叶って夢奪われし。
    いやあしかし皇女が押しかけて来たとこはびっくりしました。ヤエトさん?!って思いました。
    にやにやわくわくですが果たしてどうなっちゃうのかなー。

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    2015年05月30日
  • 調幻の氷翠師

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    チラ見してみたら好きそうだったので読んでみました。

    好きでしたけど、皆が皆、色々隠し事をしすぎで…★

    で、これ、続くよね?

    続かなかったらそれはそれでヒドイなぁ。

    氷翠の様子とか、映像で見たい。

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    2014年08月14日
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下

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    王(皇女)が出てこないと暗いわー。そしてだいぶヤエトの力がバレてる気がします。まあ秘匿されるより少数にでも知れ渡ってる方が無茶はされにくい、かも。

    2014秋、次の上下巻で完結らしいです。うわー、まだ続いてもいいのにという気持ちと、来年出るのは上巻だけで、意外に「中」が半年後にきたりしないかなという期待が半々…

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    2013年12月02日
  • 翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (下)

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    皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人ナグウィンを引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、"過去視"の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり――。

    今回も体力を振り絞って頑張るヤエトの姿が拝めますが、今までとちょっと違うのはいい意味で彼が腹をくくって進む道を決めたということだと思います。皇女のことを案じながらも、それだけではいけない、自分の

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    2013年05月29日
  • 翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (上)

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    望んでもいないのに四大貴族の一角"黒狼公"に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか、気がついたら皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは前の黒狼公妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のために人質交換を要求する。その人質とはセルクのことで、彼について北方まで向かったヤエトだが・・・。

    相変わらず隠居願望を抱きつつも全くその通りにできないヤエト。頭からぶっ倒れてるのが彼らしいですが、皇女との絡みは前半のみ。寂しい

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    2013年02月26日