菊池光のレビュー一覧

  • 査問

    Posted by ブクログ

    若い主人公の騎手が、不名誉な査問にかけられることに。
    高慢な一家の娘とケンカしつつ、恋に落ちる。
    懐かしい…

    0
    2009年10月15日
  • 奪回

    Posted by ブクログ

    中期の好評作。
    才能ある女性騎手が誘拐され、誘拐対策担当の専門家・アンドルーが派遣される。
    後に同じ手口での誘拐が発生し…
    スリルあります。

    0
    2009年10月17日
  • 障害

    Posted by ブクログ

    会計士でアマチュア騎手のローランド・ブリトンが主人公。突然、何者かに誘拐され…
    女校長先生が素敵。
    フランシスのファンなら必読の一冊。

    0
    2009年10月15日
  • 帰還

    Posted by ブクログ

    競馬シリーズ…読みたいときは一気に読みたくなります。今回の主人公は、予期しない出来事からかつての故郷に一時的に帰ることになった外交官という設定。
    いろいろな場面で機転が利き、頭をめぐらす主人公に、ちょっと出来すぎやしませんかー?とも思いますが、まあいいか(笑)。ともかく競馬シリーズは主人公のいい男っぷりを読みたいのです。
    アメリカで知り合った引退した歌手夫婦の人生を楽しんでいる描写、短い時間で知り合ったケン・マクルアとの会話、ケンの母親と婚約者の親(先の歌手夫妻)のやや気まずくも滑稽な食事の場面といい、この本はかなり楽しかった。本当にいろいろな人間達を描いてくれて。
    絶版ながら、原文のカセット

    0
    2009年10月04日
  • 興奮

    Posted by ブクログ

    高校生の頃、人に勧められて読んだのだが、海外ミステリにつきものの名前がよく覚えられないのと、本書の特色である競馬という競技の背景を理解していなかったので、内容が全然頭に入ってこなかった。もちろん面白さも理解できなかった。
    今は海外ミステリを好んで読むようになったので、面白かった。ディック・フランシスの競馬ミステリの第一弾として邦訳された本書は、ハードボイルドで硬派なミステリです。

    0
    2009年10月04日
  • 興奮

    Posted by ブクログ

    競馬好きの友達は今までいくらすすめても本は読まないので話してもいいかと思い、この本のトリックを話したら、笑われてしまった。読めば面白いいんだけど残念。

    0
    2011年09月30日
  • 出走

    Posted by ブクログ

    短編集。
    いつも事件に巻き込まれる主人公の一人称で書いているフランシスが、犯人の側から書いているのが新鮮。

    0
    2009年10月15日
  • 密輸

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ時には地味な印象でしたが、再読した時にすごく感情移入してしまいました。
    大人ならではの味わいのある作品です。
    馬匹運送の会社を経営する主人公。
    自分の会社で起きた謎めいた事件を探るために、運転手として雇った女性は…?
    運転手や地元の人間達の個性も豊かに描き分けられています。

    0
    2010年02月19日
  • 帰還

    Posted by ブクログ

    再読中。

    若手外交官のピーター・ダーウィンが主人公。
    フランシスの競馬ミステリ・シリーズの30作目。

    ピーターが日本での勤務を終え、次の赴任地の本国へ戻る途中、知り合ったクラブ歌手のヴィッキイ夫妻の窮地を助けたことから、娘の結婚式へ向かう夫妻を送っていくことになります。
    行き先は偶然にもピーターが12歳までを過ごした土地。
    娘の婚約者ケンは大きな動物病院の優秀な医師なのに、手術を施した馬が次々に死亡して信頼を失い、病院は火事で半焼という大変な危機に見舞われます。
    友情から、調査に乗り出すピーター。
    事件の鍵は彼自身の幼い頃の記憶の中に…!?

    病院が舞台で緊迫したシーンの多い、事件性の高い

    0
    2013年06月07日
  • 侵入

    Posted by ブクログ

    24
    ふたつの厩舎の間のロミオとジュリエット。
    チャンピオンジョッキィ・キットは妹夫婦の苦境に立ち上がる。
    「周囲の反対を押し切って、先祖代代敵対するアラデック家の息子と結婚した妹ホリイ。ところが、何者かの扇動による中傷記事によって二人が営む厩舎が窮地に追い込まれてしまった。憎悪に満ちた記事を陰で操る黒幕は誰か?チャンピオン騎手のキット・フィールディングは、妹夫婦の唯一の味方として背後関係を調べ始めるが、やがて彼の身にも魔手がのび始めた。徒手空拳の騎手がマスコミ界を相手に奔走するシリーズ第24弾。」書評より

    0
    2009年10月04日
  • 証拠

    Posted by ブクログ

    23

     最愛の妻を急病でなくして以来、半ば死んだように生きている主人公が立ち直る話。

     親から、疎まれはしなかったものの失望され、見放され、妻といる間だけが生きている実感だったワイン商。

    「 妻の急死の前兆に全く気付かなかったことに罪悪感を覚え、抜け出したはずの、過去の見捨てられた子供時代の呪縛に取り付かれ、砂を食むような毎日を送っている。
     その彼が、ゆっくりと歩き出して語る最後の独白。

    「エマ…エマ…エマ…」と叫びながら家の中を通っていった。声が壁にぶつかって反響している。
     彼女を求めて叫んでいるのではなく、彼女に告げたくて叫んでいた…彼女に聞いてもらいたかった…自分がは

    0
    2009年10月04日
  • 名門

    Posted by ブクログ

    21
    主人公は名門銀行の一族の若者。
    馬に出資を渡河、アニメーションに出資を、とかいろいろと融資の話を受けながら、出資した馬の不正を暴く話。
    冒頭のパーキンソン病の上司の幻覚がリアルでした。
    筆が乗っています。

    0
    2009年10月04日
  • 配当

    Posted by ブクログ

    20
    「中学校の物理の教師で射撃の名手でもあるジョナサンは、ある日、友人のコンピュータ・プログラマー、ピーターからひそかに3本のテープを渡された。競馬のハンディキャップ決定のプログラムらしいのだが、数日後、ピーターはクルーザーの上で事故死し、ジョナサンも何者かに命を狙われた。ピーターはあのテープに何を入れていたのか?コンピュータに詳しい同僚に頼んで調べてみたところそこに組込まれていたのは、3回に1回は当るという驚くべき確率の勝馬予想システムだった!テープをめぐる血みどろの争奪戦を新機軸の構成で描く意欲作。」書評より

    0
    2009年10月04日
  • 転倒

    Posted by ブクログ

    13―14
    主人公の兄がアルコール依存症です。というわけで、個人的にこの話はものすごく感動しました。
    立ち直ろうとする兄。信じきれないけど、支え続ける弟。
    兄は最後に、弟を助けて命を失います。その直後にかかってきた電話。

    「お兄さんとお話がしたいのですが」
    「申し訳ありませんが……」私が言った。「兄は……いまいないのです」
    「困りました」暖かい同情を含んでいた。「とにかく……こちらはアルコール中毒自主治療協会です。きょうの夕方、お兄さんから、助力をうけたい、というお電話があって、後でこちらから電話して、よくお話を伺う、と約束したのです……」
     私たちは、その後もしばらく話を続けたが、私は相手

    0
    2009年10月04日
  • 混戦

    Posted by ブクログ

    9―10
    大好きです。主人公は元国際線パイロットのマット・ショア。さまざまな事情から転落して、今は小さな航空会社で働いている。
    あるチャンピオンジョッキィとその家族と知り合ったことから、新しい人生が開けてくる。

    言い訳をしない主人公です。
    フランシス節炸裂。

    0
    2009年10月04日
  • 興奮

    Posted by ブクログ

    3―1
    傑作と評判の作品。
    「〔競馬シリーズ〕最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した!」書評より

    0
    2009年10月04日
  • 本命

    Posted by ブクログ

    競馬シリーズ1(刊行順)4(翻訳順)以後1―4と略す。
    元チャンピオンジョッキィの処女作!!
    処女作でこの完成度はいったい何?
    アドミラル号の美しさ。
    人間観察の深さ。
    感動です。

    0
    2009年10月04日
  • 興奮

    Posted by ブクログ

    障害レースで思いがけない大穴が続いていた。番狂わせを演じた馬は、その時の状況から推して明らかに興奮剤を与えられていた。ところがいくら検査をしても興奮剤を投与した証拠が出ない。どんなからくりで不正が行われているのか? 事件の解明を急ぐ障害レースの理事はオーストラリアに飛び、種馬牧場を経営するロークに黒い霧の真相究明を依頼した。元全英チャンピョン・ジョッキーが描く競馬ミステリの白眉!―――――ジャンルはミステリというよりもハードボイルドになるでしょうか。あらすじの通り、主人公が潜入捜査するお話です。案外つまづかずに読めました。潜入捜査のため偽りの自分を演じる主人公なんですが、そこがカッコ良くて、正

    0
    2009年10月04日
  • 騎乗

    Posted by ブクログ

    緑色の背表紙のハヤカワ文庫。これがうちにはとてもたくさんあります…
    ディック・フランシスの36作目。文庫では2003年発行、原著は97年の作品です。
    もう何度読んだのか、わかりません。
    フランシスをまだ読んだことのない人はとても幸せだという言葉があります。まったく、その通り〜これから40冊も読める楽しみが残っているのですから!(^^)

    フランシスの作品は一作ずつ独立していますが、主人公の男性の一人称で語られるのは共通しています。
    職業年齢は様々ですが、意志が強く、思いやりがあり、何らかの専門知識がある所も共通点なのです。30歳前後が一番多いでしょうか。

    さて、この作品は主人公のベンが17歳

    0
    2009年10月15日
  • 利腕

    Posted by ブクログ

    ディック・フランシスでハードボイルドと言えるのはこの小説だけでは。別にハードボイルドの人じゃないけど。

    0
    2009年10月04日