度胸

度胸

〔競馬シリーズ〕アート・マシューズはイギリスでも有数の競馬騎手だった。その彼が自殺した。それも競馬場の下見所の中央、観衆の面前で。半狂乱に陥り、おちぶれ、あるいは死んでゆく騎手たち――彼らを恐怖のどん底に追いやる。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞

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度胸 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年09月28日

    主人公のフィンもカッコいいし、ヒロインも文句無しにカッコいい。訳してる人の文章も本当にうまい。個人的にフィン家族の音楽の描写も洒落てて好き。
    唯一の欠点は後書。余韻ぶち壊し。お前はディックフランシスを読むな、と突っ込んでしまった。

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    Posted by ブクログ 2011年10月30日

    フランシスの数ある傑作の中でも、個人的にはもっとも好きな作品のひとつ。もしかしたらベスト1かもしれない。

    もちろんミステリなのだけど、それ以上に強く感じるのは、若者が戦い、挫折し、困難を乗り越え、そして栄光をつかむ物語としての魅力である。最初から最後まで、僕は主人公を応援しながら読んでいた。口の悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月19日

    初期の作品で一番好きな作品です。
    音楽一家の中でただ一人音楽の才能がなく、競馬騎手になった主人公。
    原因のわからない不調に苦しみ、マスコミにも度胸をなくしたと叩かれますが、ついにその理由を突き止め…
    競馬界をめぐる意外な陰謀を解決します。
    謙虚で観察力と思いやりとユーモアがあり、意志の強い主人公の性...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2―5
    音楽一家に生まれながら、音楽の才能をもたなかったロバート・フィンが選んだのは、別の道で自分の才能を示すことだった。
    そしてもう一人、フィンと同じ立場ながら、失ったものを認められない男がいた。
    そして事件はおきる。

    ラストのフィンの独白が印象的でした。
    「ある意味では、自分は彼を理解すること...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月14日

    最初は、この訳文に慣れなかったけど、今じゃ病みつき。
    一般的には、シッド・ハレーが主人公の話がお勧めですが。

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    Posted by ブクログ 2013年06月21日

    下積みの障害飛越騎手フィン。
    ふとしたきっかけで有力馬の鞍を与えられ頭角を現すが、彼を待っていたのは嫉妬と怨嗟に凝り固まった男の陰謀だった。
    しかしフィンは自らの力で真相を探り出していく。

    ミステリというよりフィンの冒険譚。
    過不足ない文章で削り出されるそのタフな姿。
    カッコいいなー。
    ラストの同...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月05日

    パドックの目の前で同僚の騎手の自殺を見たフィン。それから続々と騎手たちが干され、落ちぶれていく。そして自分も・・・。何か裏の力が働いているのではと考えたフィンは自らその内幕を探り出していく。

    イギリスの競馬界ってやっぱり歴史があるから、こういう事が起こるんだろうと思う。さらっと読めるんだけど内容的...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月04日

    そうか、だから「競馬シリーズ」なのか。

    障害競馬のお話だが、主人公は全く別人。
    歳は行っているが駆け出しの騎手で、
    家族はプロの音楽一家のため、いわゆる黒い羊。

    いきなり、同僚の騎手が拳銃自殺する。
    親切にしてくれた別の同僚は、
    持ち主のいない車に道路をふさがれていて、レースに間に合わず、
    使っ...続きを読む

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