菊池光のレビュー一覧

  • 密輸
    31―32

    今いち…
    「競走馬輸送会社を経営するフレディは、自社の運転手がヒッチハイカーを乗せることを禁じていた。が、一台の馬運車がその鉄則を破りある男を乗せたところ、男は急死した―これが一連の事件の発端だった。夜その車に何者かが侵入し、翌日修理工が調べると、車体の下から携帯用金庫が発見された。車...続きを読む
  • 査問
    8−9
    今いち…。査問会で免許停止処分を受けた主人公の葛藤と戦い。

    「勝つこともあり、負けることもあり」彼女が言った。「すべてがそういうことなのね」
    「競馬?」
    「人生}
     彼女の顔を見た。
     彼女が言った。「きょうはすばらしいし、免許を停止された時はつらかった。つべてがこうなんでしょうね……上が...続きを読む
  • 罰金
    7−8
    今いち…
    競馬記者ジェイムズの妻は体の90%が動かせない難病にかかっている。
    彼はその妻を標的に、ある記事を阻止されようとする。

    ほろ苦い話です。
    迷いの見られる話です。
  • 追込
    15(刊行順と発行順が同一なのでこの後はNo.ひとつだけにします)

    今いち…
    主人公は画家。
    従兄弟の妻が殺されたことから、犯人探しに立ち上がる。
  • 女王陛下の騎手
    自伝―30

    エリザベス皇太后のチャンピオンジョッキィ時代を含めた自伝。
    最後の最後でグランドナショナルの勝利を失った経験など、大変興味深い。
  • 暴走
    12―13
    今ひとつ…
    英国ジョッキイ・クラブ調査員のデイヴィッドがノルウェーで調べていたのは単純な売上横領事件のはずだった。しかし…

  • 帰還
    30(発行順)−31(刊行順)

    主人公は外交官
    事件に巻き込まれる老夫婦と、その娘の親子関係が切ないです。