ロバート・キーガンのレビュー一覧

  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    理想や希望を思い描く。
    だがしかしそれが実現されない、ないしは実現のための行動すらなされない。
    これはその目標達成のために行動をしていないと捉えるのではなく、裏の目標を叶えるために行動しないという選択を取っていると言うこと。
    (組織のために、上司にもたくさん意見をします!
    →でも上司からは好かれたいという裏の目標があり、結局は同意ばかりしてしまうみたいな)
    この裏側になにが存在するのかをクリアにして、障壁を乗り越えていくことが大事

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    2025年08月16日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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     最近の研究によると、食生活を改めたり、もっと運動したり、喫煙をやめたりしなければ心臓病で死にますよと専門医から警告されたとき、実際にそのように自分を変えることができる人は、七人に一人にすぎないという。たった七人に一人だー しかし、生活習慣を変えない六人だって、長く生きたいと望んでいる。長く生きて、もっと多く夕陽をながめ、孫の成長を見守りたいはずだ。
     そう、この人たちは自己変革の重要性を理解していないわけではない。自分を変える背中を押すインセンティブもきわめて強い。どこをどう変えればいいかは、医師から明確に指示されている。それなのに、自分を変えられない人が七人のうち六人、すなわち約八五%もい

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    2025年06月23日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    「学習する組織」に続けて読むべき本。免疫機能という表現を使っているが、なぜ変われないかを良くえぐっていると思う。ここに書かれていることは理解できるが、実践するのは相当の覚悟と努力が必要。

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    2023年04月16日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    ネタバレ

    当該観点については非常に思うところがあり、手に取った本。
    知性の話に始まり、とても幅広く研究解釈されている名著
    自己変容型知性と仕事能力との相関関係性は強く共感
    深い洞察が多く盛り込まれている。
    組織と人の変革に関するバイブル的名著

    メモ
    ・自分を変えられない人は7人に6人
    ・人は何歳になっても世界を認識する方法を変えられる可能性
    ・月並みなリーダーと傑出したリーダーの違い、それはチーム全体の能力を高められるかどうか
    ・大人の知性の三段階
     環境順応型知性 周囲に合わせる、忠実、順応する
     自己主導型知性 環境を客観把握し内的判断基準に基づき、判断選択する。自身の価値観に基づく自我。
     自己

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    2023年03月20日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    べらぼうに面白い!心が湧き立つネ!
    通常の読書とは別に,教科書として,読み直しながら実践してみようと思う…いや,実践する!

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    2023年03月13日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    読み込むのは少し難しいですが、原理も分かりやすく、事例も多く、とても実用的な内容です。私はこれをベースに約200人に対して1on1コーチングを実践しました。今も進行中です。1人で考えても不安を避けようとするので、深い固定観念に到達するにはコーチの伴走が必要です。アレンジも必要ですが、とても効果を感じています。この本に感謝してます。A4サイズで履歴を残せるあたりも企業向けとしてもちょうどよいです。

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    2021年10月06日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    自分の変えたいのに変えられない行動に目を向けられる良書。適応を要する課題を少し時間をかけて解決する方法と効果が書かれている。

    改善目標、阻害行動、裏の目標、強力な固定観念を考え、固定観念と裏の目標を和らげていく。ある意味、認知行動療法のような取り組み。

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    2020年08月30日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    ロバート・キーガンの名著。免疫マップと称しているマップを作成し、改善目標を妨げる自身の固定観念は何かをあぶりだし、理解することが重要だと述べている、1.改善目標(まずは改善したい大きな目標を立てる)、2.阻害行動(それを阻害する行動は何か)、3.裏の目標(2.で述べた阻害行動には、どういった不安、別の自信の目標があるのか)、4.強力な固定観念(3.の目標にとらわれる自身の固定観念は何なのか)

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    2020年03月23日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    変わる必要性を理解していて、変わりたいという想いもある。どうすれば変わるのかも分かっている。なのに、なぜ人は変われないのか?を解き明かしています。

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    2019年12月31日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    ・謙虚さを持っているか?他の人から学び、自分を成長させようという意欲があるか
    ・グリッドを持っているか?厳しい状況でもあきらめずに最後までやり通せるか
    ・自分の為だけに行動するテイカーになっていないか?ギバーとして他の人たちの成長を助けることができるか
    ・人は、開花という言葉を聞くと、評価されて快適な感情を味わうことを思い浮かべます。けれども、成長する過程では心地よい気持ちになれない時もあります
    ・あなたは、自分がどのくらい優れているかと、どのくらい速いペースで学習しているかの、どちらをより心配しているのか
    ・環境順応型知性(周囲からどのように見られ、期待されるかで自己を形成する)→自己主導型

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    2019年02月03日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    ここにあるような文化を持つ組織に出逢えることはあまりない。ただ21世紀型の組織として記憶したいことと、自分だけは自分の心を正直に投影しないと成長できないと感じた。

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    2019年01月14日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    ネタバレ

    目標を達成出来ないことを、意志力の欠如や能力不足と捉えずに、対立する別の目標達成のために合理的な行動であると主張した。このうえで、目標を達成するためには、別の目標を支える固定観念を洗い出し、それを検証して必要に応じて修正していく必要があるとした。
    この行動は主体的な固定観念を客体的に扱う事に繋がり、これによって目標達成のみならず、知性の向上のきっかけが得られる。
    読んだあとにいかに実践出来るかがポイントになる本に感じた。

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    2019年01月05日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    自分がどんなレンズを通して物事を見ているか、を客観視することで知性は向上する。
    私が心掛けている、感情で話すのではなく感情を話す、に通ずるものがある。

    知性の段階は3段階あるらしい。私が意識してるのは自己変容だが、対立を恐れるあまり環境順応に伏してる気もする。あまり自分の知の段階を理解できてないなー。

    人が変わらないのは、変わりたい欲求と変わりたくない欲求が無意識でぶつかってるから。変わりたくない欲求を顕在化させることで、表面的で単発的な打ち手に止まらず、行動と思考を一緒に変容していく方法論はすごく良いと思う。大学生ぐらいに自分なりの同じようなアプローチを理解していたが、自己認識が苦手で全

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    2018年11月21日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    とりあえず分かったのは、当社はマサカリを投げ合ってお互い切磋琢磨する文化であり、弱さを見せること、すなわち死を意味するので、本書で提唱している組織(DDO)には程遠いなあということ。
    Googleの心理的安全の話もあったけど、もうちょっと広い話をしているような気がする。安全圏を作ったうえで、みんなそれぞれのエッジにチャレンジして、弱さと向き合って成長していきましょう的な考え方かと。安全圏なので、分かっててマサカリ投げるのはOK。
    というわけで、気になった個所を引用しつつコメントする。

    ・利益の追及と人間の成長は一体を成すものだ
    これは衝撃だった。人間の成長を優先すると、大概、利益の追及=仕事

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    2018年11月06日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    「自分の弱さを隠そうとする」「同僚について陰口を言う」と言った行動が組織に与える影響に向き合い、構成員全員が内面的な成長を遂げられるようにするための組織づくり。自分の死角をあぶり出すワークは、時間をかけてやる価値がある。

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    2018年01月07日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    間違いなく人生に大きな影響を与える本であると思う。
    自己の分析が終わって、始められることからすこしずつ始めていて、少しずつ変わってきている実感がある。
    ずっと持っておきたい本であり下取りに出すことは考えられなかったので、テキスト、参考書以外で初めてマーカーを引いた。

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    2018年01月04日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    キーガンの新作。

    「なぜ人と組織は変われないのか」でも、組織を取り扱っていたのだが、どちらかというと組織というより個人個人への取り組みの積み上げという印象があった。内容的には、前作の延長にあるのだが、こちらは、「組織」がより明確にフォーカスされている感じ。

    組織開発関係の本はそれなりにいろいろ読んでいるつもりではあるのだが、この本からは、久しぶりに、純粋な刺激を受けた感じがする。

    つまり、自分の知っていること、考えていること、問題意識を持っていることと、かなり近いところにあるのだが、答えの方向が自分の予想と微妙違っていて、「なるほど」と思ったり、「どうしてそうなるんだろう?」「本当だろう

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    2017年08月18日
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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    発達心理学と教育学の見地から、アメリカの会社を中心に、DDO(発達思考型組織)と呼ばれる組織のそのメカニズムを具体的に見ていく本です。DDOは人間の「培養器(インキュベーター)」や「加速器(アクセラレーター)」の役割をする、といいます。

    現今のVUCA時代(不安定さVolatility,不確実さUncertainly,複雑さComplexity,曖昧さAmbiguity)は、「技術的な課題」だけでなく、もっと根底の「適応を要する問題」にも直面するといいます。前者はマインドセットと組織デザインを改良することで対処できますが、後者は個人や組織がそれまでの自己を超越しないと対処できない、といいます

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    2025年06月20日
  • ロバート・キーガンの成人発達理論――なぜ私たちは現代社会で「生きづらさ」を抱えているのか

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    読み応えのある本であり、大人も成長し続ける存在であるという視点に気づかせてくれる一冊だった。現代社会の複雑さに対し、自分の思考の枠組みがどの段階にあるかを見つめ直すことの大切さを実感し、特に「自己主導自己」から「自己変容自己」への移行は、自分を超えて他者と深く関わるための大きなヒントになると感じた。また大人の成長に必要なのは「気づく力」と「対話する場」という点は腹に落ちた感があり、心が成長すれば、生き方も変わるという点に深く感銘を受けた。「心の成長」という言葉を胸に留めておきたい。

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    2025年05月01日
  • なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践

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    速読でまず一周読みました。自分が本心からやりたいと望んでいることと、実際に実行できることの間にある大きな溝こそが本当の問題であるとして、免疫マップというフレームワークを活用しながら変化を阻害している行動、裏の目標、強力な固定観念を明らかにする手法について解説している。2周目は、2、3、8、9、10章を精読しようと思う。そして、このフレームワークに則って免疫マップを書き出す。

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    2025年02月24日