沢野ひとしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
沢野ひとし氏の文章は初めて読んだ
椎名誠氏の哀愁の町シリーズで結構飄々としたモテモテキャラとして描写されていたのであまり良い印象は無かったのだが意外とよかったな
ヤッてない若い女性に個人事務所の庇を貸して母屋を取られるとことか(笑)
個人的戦後史って感じでワシの知らない時代の風俗が知れて興味深い
外国語表記でサマータイムを当時は「サンマータイム」と表記したのくだりはなるほどとなった
鈴木みそ氏の漫画でニューサマーオレンジを作ってるおばあちゃんが商品に「ニューサンマー」と書くってのがあって笑うとこなんだけどあれはこういうバックボーンがあったのか、なるほどぉ
昭和五十年代までTシャツはテーシャツって表記してたもんなぁ
とまあ本筋とは関係なさそうなとこで感心してたよ
イラストは好き嫌いが分かれる所かな ワシはあまり好きではない
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Posted by ブクログ
「山の帰り道」から続けて読み終えた。
山のごはんだから、山の中での話題がこちらの方が多い。一日に一編しか読まないことにして、読み進んだ。一つ一つは印象的なのだが、続けて数編を読むと、山が混じってしまう。一つ一つの山行を大切にしたいと思った。
あまり命のやり取りのないような山登りの描写がとても楽しい。山登りの楽しさと、幾らかの寂しさと、でも、やはり山は元気をくれるところなのだ。
懐かしい山の名前も多かった。
画伯の絵が実によい。
この本をガイドブック代わりに山行計画を立てても楽しそうだ。
今が夏なら間違いなく明日は山に行くだろう。必ずそうさせる魅力の詰まった本との出会いだった。 -
一郎くんの写真 日章旗の持ち主をさがして
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
沢野ひとしさんは、椎名誠のあやしい探検隊などでかなり前から知っていたが今回初めてエッセイを読んだ。終戦時一才であったことから自らの成長が、見たこと聞いたこと経験全てが昭和復興史であり戦後史だ。
ご家族のこと、特にお兄さんとの邂逅、父親との関係、高校以降の椎名誠などのイラストを通じた生活などを読むにつれ時代のおおらかさ、勢いを感じる。時代の高揚感を落ち着いた文章で振り返るセピア色な文章になることがわかった。
自分にはそう感じられた。これは時代を少しでも共にしたからということだろうかだろうか。
今回読んで椎名誠さんにしても沢野ひとしさんにしても家庭がしっかりしていることがわかる。経済力もあり、しっかりした家庭の中で自分の考えを深く持っているからこそ自由を謳歌しつつもちゃんと生活が成り立っていたりするのだと思った。時代としても懐の深い時代(あるいはおおらかな?)だったのだろう。思想的な経済的な戦後転換的なたくさんの背景がのぞけるエッセイだった。