abecのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ思えばアリシゼーション・ビギニングを読んだときはとてもワクワクしたものだが、ここまできてようやくアリシゼーション編も盛り上がってきたか、というところ。
中々面白かったのだが、Web版からの加筆・訂正のせいなのか、全体的に不自然な描写が目立つ。
キリトの自己評価の低さとか95Fの縁から見下ろしたらガーゴイルの石像見えるんじゃないかとかあるのだが、最も気になったのは別個に動いているキリトとユージオの間でなぜか情報共有がなされていることだ。
ベルクーリが英雄譚の主人公であることに気づいたのはユージオのみのはずなのに、その後のキリトの主観で当然のようにそれを知っているのは明らかにおかしい。
少 -
Posted by ブクログ
SAOシリーズ第7巻。
時間軸としては前巻までのファントム・バレット編の終わりから数週間後、話としては外伝という位置付け。
アスナはALO世界で、キリトすら破った剣の腕前の持ち主"絶剣"という少女と出会う。彼女は「スリーピング・ナイツ」というギルドのリーダーで、アスナは誘われて彼女らの仲間になるのだが……。
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これまでと違って1冊完結なので、さらっと読める話かなと思いきや、結構重めのシリアスな内容でした。
途中までは話も単調で、うーん微妙だな~と思って読むのを中断してしまったのですが、ひと月ほどあけて読書再開してみたら、後半は展開もテンポ良く、すっと読み終えるこ -
Posted by ブクログ
SAOのアインクラッド編を第一層から書いてゆくプログレッシブ編のスタート。
作者もちゃんとあとがきで断りを入れているが、既刊作品との矛盾がそこかしこに見受けられる事態になってしまっている。キリトのパートナーはアスナじゃなきゃ、という気持ちは分からなくもないが、個人的には本編のキリトとアスナの展開が好きだったため、そこに大きな矛盾があるのは残念。
途中からは本編とは別物、これはパラレルワールドの話、と割り切って読んだ。
正直、「これをスタートするなら先にアリシゼーション編を完結させてほしかったな…」と思いつつも、最後まで勢いを失わずに読者をエンディングまでぐいぐい引っ張っていく作者の力量はさすが