ヨハンナ・シュピリのレビュー一覧
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短くなっているので、当然、細かい心理描写や経緯の説明が除かれている部分はあるのですが、それでも違和感なく一冊が仕上がっており驚きました。
このシリーズは初めて読んだので、他の作品もきれいにまとめられているかは読んでみないとわかりませんが、シリーズの他の書籍にも期待したくなる良編集と思います。
でも...続きを読むPosted by ブクログ -
ハイジが再びフランクフルトからアルムへやってきて生き生きと暮らせるようになったのは、望郷心がただの望郷心を超えてしまう前にお医者様や周りの人たちがそうさせてくれたからなのだと思う。さらにはハイジに、望郷心をただのまっさらな望郷心のまま抱き続けるつよさがあったからだと思う。
私もあの丘の上に帰りたい...続きを読むPosted by ブクログ -
ハイジの他者を思いやる気持ち
自分のことより他者の痛み・苦しみに心を寄せる行動に
感動します。
そんなハイジの周りには自然と人が集まってきます。
ハイジの純粋さに惹かれるのだと思います。
私も好きになりました。
ペーターがクララに嫉妬する気持ちもよくわかります。
アニメを観た人も是非手に取ってみ...続きを読むPosted by ブクログ -
【アニメにはない宗教的なメッセージ】
多くの方に親しまれているアニメ版のハイジは素晴らしい作品です。しかしながら、原作から削られてしまった部分にも、素晴らしい要素が盛り込まれています。それが宗教的な教えの部分です。
原作では、アニメ版以上にクララのおばあさんが重要な役割を果たしています。アルムへ...続きを読むPosted by ブクログ -
・ハイジがゼーゼマン家にいるときに、アルプスに住むおじいさんとペーターの一家との思いがすごく分かるところがおすすめです。
・さいごのほうで、ハイジが家に帰って、クララもついてきて、クララはあるけなかったのに、あるけるようになったところがおすすめです。
・さいごにクララがあるくれんしゅうをして、あるけ...続きを読むPosted by ブクログ -
2012年10月15日 初版!!(小学生初級から)の表記。
9歳に読ませようと思い購入。
あとがきに
【本書は「Heidi」をわかりやすく再構成した、角川つばさ文庫オリジナル版です。本書に入りきらなかったハイジ達の物語は『アルプスの少女ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ作 関泰祐・阿部賀隆訳/角川文庫)...続きを読むPosted by ブクログ -
TVの学習塾コマーシャルに『ハイジ』のアニメが、なぜ使われるのか?
長年不思議だったけど、わかった!
まさに「ハイジの修行時代と遍歴時代」だからね。
子供の頃に読んだときは、物語の展開が面白くて印象的だったけど、(例えば「夢遊病」とかクララが歩けるようになるあたり)
今回じっくり読むとまさに成長物...続きを読むPosted by ブクログ -
「100分de名著」で取り上げられていたこと、WOWOWでアニメを久しぶりに全部見たことで新発見があり、原作も読みたくなった。
昔の訳で読んだ覚えが在るが、何となく古い言い回しで挫折した気がするので、躊躇していた。忘れた頃、この文庫を見つけたら、「100分de名著」に出ていた方の訳だった。
訳が素晴...続きを読むPosted by ブクログ -
わかりやすいし!
子供達に読み聞かせしたら
「デーテ最悪」「チーズ食べたい」
「お花畑に行っていい匂いの花」
触ったりしてみたいって言うてました。Posted by ブクログ