ヨハンナ・シュピリのレビュー一覧

  • アルプスの少女ハイジ
    短くなっているので、当然、細かい心理描写や経緯の説明が除かれている部分はあるのですが、それでも違和感なく一冊が仕上がっており驚きました。
    このシリーズは初めて読んだので、他の作品もきれいにまとめられているかは読んでみないとわかりませんが、シリーズの他の書籍にも期待したくなる良編集と思います。

    でも...続きを読む
  • ハイジ 上
    若い編集者の人にオススメの本を聞いたら
    「ハイジ」だという。
    ハイジはアニメで見たことがあるような、ないような
    そんな曖昧な記憶しかなく、手にとってみた。

    ハイジが山に帰りたいのだけど
    うまく言えず、夢遊病になってしまうところ。
    なんともせつなく悲しいが、その後の山に戻って
    美しい自然と優しい人た...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    ハイジが再びフランクフルトからアルムへやってきて生き生きと暮らせるようになったのは、望郷心がただの望郷心を超えてしまう前にお医者様や周りの人たちがそうさせてくれたからなのだと思う。さらにはハイジに、望郷心をただのまっさらな望郷心のまま抱き続けるつよさがあったからだと思う。

    私もあの丘の上に帰りたい...続きを読む
  • ハイジ 上
    最近では学習塾のCMでも知られている、言わずと知れた児童文学の古典的名作。
    何度読み返しても感動し、幸せな気持ちでいっぱいになる。
    ストーリーを知っている人も、ぜひ改めて読んでほしい。
  • アルプスの少女ハイジ
    ハイジの他者を思いやる気持ち
    自分のことより他者の痛み・苦しみに心を寄せる行動に
    感動します。

    そんなハイジの周りには自然と人が集まってきます。
    ハイジの純粋さに惹かれるのだと思います。
    私も好きになりました。

    ペーターがクララに嫉妬する気持ちもよくわかります。
    アニメを観た人も是非手に取ってみ...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    【アニメにはない宗教的なメッセージ】

    多くの方に親しまれているアニメ版のハイジは素晴らしい作品です。しかしながら、原作から削られてしまった部分にも、素晴らしい要素が盛り込まれています。それが宗教的な教えの部分です。

    原作では、アニメ版以上にクララのおばあさんが重要な役割を果たしています。アルムへ...続きを読む
  • ハイジ 下
    アルムに帰ったハイジはみるみるうちに健康を取り戻し、アルムおじいさん、ペーター一家の心を解していきます。
    アルムおじいさんは長年意地を張って避けていた村人との交流を再開し、ハイジも教会や学校に通うことになります。
    そのころ、ハイジがいなくなり寂しいゼーゼマン屋敷のクララは、アルムへの療養を心待ちにし...続きを読む
  • ハイジ 上
    アルプスの高原で孤独に暮らす老人のもとに、5歳(推定)の少女ハイジが連れてこられます。
    天真爛漫なハイジにとって、山の生活は全てが輝いていました。干し草のベッド、搾りたてのヤギの乳、ヤギの牧草の番、焼き立てのパン、作りたてのチーズ。そして輝く草原に山の向こうから出るおひさま。
    頑固なアルムのおじいさ...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    ・ハイジがゼーゼマン家にいるときに、アルプスに住むおじいさんとペーターの一家との思いがすごく分かるところがおすすめです。
    ・さいごのほうで、ハイジが家に帰って、クララもついてきて、クララはあるけなかったのに、あるけるようになったところがおすすめです。
    ・さいごにクララがあるくれんしゅうをして、あるけ...続きを読む
  • ハイジ 下
    ハイジはフランクフルトからおじいちゃんの元へ帰ってきました。そしてフランクフルトからクララがやってくることになったのです。しかし秋口になり、病弱なクララが山へ来ることは難しいためクララの主治医がまず山へ来ることになりました。先生は妻を昔に亡くし、最愛の一人娘も亡くしたばかりで打ちひしがれていました。...続きを読む
  • ハイジ 上
    デーテおばさんに連れられて、ハイジはアルムの山の上のハイジのおじいさんの所に行きました。麓の村ではおじいさんのよくない話ばかり。いい仕事に巡り会えたデーテおばさんはハイジをおじいさんのところに置いて世話をしてもらうことにしたのです。
    気難しいおじいさんにも、山羊使いのペーターや山羊たち、そして雄大な...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    2012年10月15日 初版!!(小学生初級から)の表記。
    9歳に読ませようと思い購入。
    あとがきに 
    【本書は「Heidi」をわかりやすく再構成した、角川つばさ文庫オリジナル版です。本書に入りきらなかったハイジ達の物語は『アルプスの少女ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ作 関泰祐・阿部賀隆訳/角川文庫)...続きを読む
  • ハイジ 上
    なんとなくアニメのハイジを知ってるだけだった
    素晴らしい!
    ハイジがスイスに帰りたい気持ちを押し殺してるところは泣きそうになる
  • ハイジ 上
    アニメでざっくりは知っていますが、原作を読むのは初めて。
    なんて気持ちのいい少女なのか、ハイジ!
    そして周りの人々もええ人ばっかり。
    なので、ロッテンマイヤーさんの厳しさが際立ってしまいますね。
    上巻はハイジがアルムに帰って来るところで終わってます。
    下巻が楽しみです。
  • ハイジ 下
    大感動です…。
    神さまを信じる純粋な心。
    素晴らしいです。
    こんなまっすぐな物語があっていいのだろうか!
    名作は名作と呼ばれる理由がやはりありますね。
  • ハイジ 下
    本棚の奥から出てきたちょっと古めの岩波少年文庫。  その中の1冊にこの本がありました。

    ハイジ 上 (2003) 1996年6月第42刷
    ハイジ 下 (2004) 1996年6月第38刷
     ヨハンナ・スピリ作 竹山道雄訳

    思い起こせばハイジの物語に初めて触れたのは小学校入学前、そして小学校低学年...続きを読む
  • ハイジ 上
    本棚の奥から出てきたちょっと古めの岩波少年文庫。  その中の1冊にこの本がありました。

    ハイジ 上 (2003) 1996年6月第42刷
    ハイジ 下 (2004) 1996年6月第38刷
     ヨハンナ・スピリ作 竹山道雄訳

    思い起こせばハイジの物語に初めて触れたのは小学校入学前、そして小学校低学年...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    TVの学習塾コマーシャルに『ハイジ』のアニメが、なぜ使われるのか?
    長年不思議だったけど、わかった!
    まさに「ハイジの修行時代と遍歴時代」だからね。

    子供の頃に読んだときは、物語の展開が面白くて印象的だったけど、(例えば「夢遊病」とかクララが歩けるようになるあたり)
    今回じっくり読むとまさに成長物...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    「100分de名著」で取り上げられていたこと、WOWOWでアニメを久しぶりに全部見たことで新発見があり、原作も読みたくなった。
    昔の訳で読んだ覚えが在るが、何となく古い言い回しで挫折した気がするので、躊躇していた。忘れた頃、この文庫を見つけたら、「100分de名著」に出ていた方の訳だった。
    訳が素晴...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    わかりやすいし!
    子供達に読み聞かせしたら
    「デーテ最悪」「チーズ食べたい」
    「お花畑に行っていい匂いの花」
    触ったりしてみたいって言うてました。