十文字青のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
灰の中から生まれる冒険譚の第3章。
自信をつけたハルヒロ達は、報奨金目当てにオークたちの居座る監視砦侵略へレイド戦を行うことに。
ランタのウザさは依然キープ(笑)
これは予想通りなんだけど、ハルヒロのマイナス思考も結構ウザくなってきたかな。
時々、過去の回想も挟まれるんだけど、記憶をなくしてるって設定なんだからいらない。
展開も普通のレイド戦で逆転劇や策を巡らすこともないので普通に始まって普通に終わる感じで特に強調することはないのだが、最後のワンシーン「どぅも」に起きた出来事のせいで今後の展開と終着点が常に気になってしまいます。
しっかり回収をして欲しいね。 -
Posted by ブクログ
気が付くと暗闇にいた。
ここがどこかわからないという人間が周囲には何人もいた。
暗闇から出た先に待ち受けていたのは、パーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとして生きるしかない現実だった。
何が待つのかわからない新たな冒険が始まる。
こういう異世界飛ばされた系は増えたけど、どこへ向かうのかわからないという展開はなんか斬新だったな。
マナトに起こったことなんてまったく想定外だったからなぁ。
どんな展開になるのか楽しみですね!
ただ、それと同時にラノベらしい軽さがないのが難点かな。
なにより軽さをだそうとしたランタの発言にイライラが募る(苦笑)
好きなキャラが出てくれば盛り上がりそうだな! -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆3.5
――これは、灰の中から生まれる冒険譚。
物語は登場人物達がいつの間にか記憶喪失になって異世界?に飛ばされているというところから始まる。
右も左も分からぬまま、この世界「グリムガル」で生きていくために同じ境遇の仲間たちとパーティーを組み、抗っていく・・・。
主人公達が白紙の状況から始まるから、読み手も同じ感覚で物語に入っていけるのはいいね。
底辺から始まり、絶望や困難を乗り越えて少しずつ成長していく過程も良い。
とある事情で最初は心を開いてなかったメリィが実は優しい心の持ち主だったとかも良い。
ラストのゴブを倒したときはこっちまで嬉しくなったし、墓のシーンも切なさと力強