十文字青のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆3.5
――これは、灰の中から生まれる冒険譚。
物語は登場人物達がいつの間にか記憶喪失になって異世界?に飛ばされているというところから始まる。
右も左も分からぬまま、この世界「グリムガル」で生きていくために同じ境遇の仲間たちとパーティーを組み、抗っていく・・・。
主人公達が白紙の状況から始まるから、読み手も同じ感覚で物語に入っていけるのはいいね。
底辺から始まり、絶望や困難を乗り越えて少しずつ成長していく過程も良い。
とある事情で最初は心を開いてなかったメリィが実は優しい心の持ち主だったとかも良い。
ラストのゴブを倒したときはこっちまで嬉しくなったし、墓のシーンも切なさと力強 -
Posted by ブクログ
膜を一枚隔てたような、うっすら関節的に伝わってくる「世界の終わり」。
言いたいことがどうもわからないまま読み進めるうちに気になる一節を見つけた。
親になりそこねた大人たちが輪になって踊っている。
輪の中で子供達が泣いている。
大人たちは踊り続ける。こっちへおいでと子供達を誘う。
この文がこの物語の答えであり、敵の正体なのかなと思った。
ふらふら徒然とした主人公たちの日記のようなものが長ったらしい。そして逆に終盤の詰め込みがすごい(すごい面白いわけではなく唐突さがすごい)。
長ったらしい物語手前の話はいらないのでは?番場の恋とか二年F組とかリトルベイビーって結局何が言いたかったんだ。書い -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作品、何がしたいのか分かりません……。
単体としてはなかなか面白い魔法ファンタジーだと思います。
世界観は良く出来ているし、キャラも多すぎず少なすぎず、それぞれに個性が立っている。
一見お互いに興味が無いようで、実は鉄より固い絆が垣間見える主人公とヒロインの関係は素直に素敵。
今回の新キャラも、上手い具合に過去エピソードを挟みつつ、表の顔と裏の顔の使い分けが上手いと思います。
しかしですね。
全部『薔薇のマリア』の焼き直しじゃねーですかこれ。
1巻の時点で世界設定と魔法の設定がそのまんま……魔法に至っては名前すら変わっていない。同じ世界の違う場所・時間軸での物語なのかなと思ったレベル。 -