十文字青のレビュー一覧

  • 灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても
    本作初の大規模戦闘。相手も順当にステップアップして、今回はオーク。
    大規模戦闘なので死は避けられませんが、モグゾーはどうなるんでしょうか。チョコはこれで終わりだとすると、ちょっと扱いが中途半端過ぎる感じがしますね。
  • 灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。
    ゴブリンやコボルト、いわゆる西洋ファンタジーの雑魚モンスターの代表格ですが、そんな雑魚たちをここまで詳細に表現した小説は珍しいと思います。雑魚とは言え生き物である以上必死に抵抗してくるし、固体による差もある。
    この小説は巻き込まれ型、もしくはゲーム小説風ですが、その世界における生活や戦いがすごくリア...続きを読む
  • 最果ての東 2nd end 迷える狼たちよ踊れその罪と共に
    設定は世界的規模で人間と吸血鬼が、存亡をかけて戦っている壮大なものなんですが、話の中で語られているのはアミューズメントセンターの覇権争い。このギャップがいい。
    この巻では、吸血鬼になってしまった鳴海の葛藤と、謎の吸血鬼集団の暗躍の2本柱になっていて、ちょっと両方が食い合って中途半端になってる感じがあ...続きを読む
  • 灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。
    1よりも読みやすく世界がしっかりできてきた印象を受ける。作者のゲーム歴と私のそれがほぼ合致するのでこの方の作品と相性がいいのかもしれない。
  • 灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ
    目が覚めると記憶にない世界にいた数名の男女。記憶にない世界っていうけどそもそも自分の名前くらいしか記憶にないし、思い出そうとするとするりと記憶が失われていく感覚。頭の中に浮かんだゲームのような世界という言葉、ゴブリンやオークのようなモンスターが存在する世界で義勇兵となる主人公達。主人公はこの世界で生...続きを読む
  • 最果ての東 1st end 鼓動も止まる弾丸のスピードで
    スペイン風邪から吸血病につなげる設定は面白いと思う。
    1巻は世界観の説明と登場人物紹介で終わってしまった感じがするけど、なかなか面白いお話になりそうな予感はある。
    人類対吸血鬼というテーマだと、人類が追い込まれていく終末ホラーっぽくなりがちですが、共存とはいかないまでも、ごちゃっとした混沌な状況が舞...続きを読む
  • 最果ての東 2nd end 迷える狼たちよ踊れその罪と共に
    ライトノベルってこんなだった!と感じたのだけどなぜだろう。殺伐な日常とほのかな恋の塩梅が印象に結び付いたのかしら。 リアン・閻魔・ミロのやりとりがそわそわ…

    鳴海は大変だなぁ~まさに表紙。
    アベルとは違う葛藤だけど、続けて読んでいるのでなんか重ねてしまいますね

    人呼んで酔いどれの屑はつぼった
  • 灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。
    おもしろくて一気に読んじゃったぞこの野郎。
    個人的にはランタは癒しキャラなんだけど、まあシリアスな世界でそんなこと言ってられませんよね。
    でもいいコンビだと思うな実際。
    ゾディアックんはツンデレマスコットできゅんとした。きっちり召喚主に似てるなあ。
    そして“線”が見えるのはやっぱかっこいい。どんどん...続きを読む
  • 最果ての東 1st end 鼓動も止まる弾丸のスピードで
    面白かったー(*^_^*)吸血鬼モノは大好きですが、結構ツボにはまりました!続刊期待。
    主人公の一見、平凡そうな性格でいてはっきり言い過ぎるセリフやらも読んでて楽しかった。仲間が変人ばかりという設定がなんだか普通過ぎてアレですが、読み応えは充分ありました。
    まだアジアンほどの女子心をくすぐるキャラが...続きを読む
  • 灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ
    ゲーム的な部分とリアルな部分、そのさじ加減が絶妙だと思う。登場人物に違和感を抱かせることと、やけにゲーム的なギルドシステムとかでゲームっぽさを強調しつつ、戦闘や仲間の死などではリアルを表現している。
    「薔薇のマリア」とも通ずるところのある書き方ではありますが、あちらほど町や世界の広がりは感じません。...続きを読む
  • 最果ての東 1st end 鼓動も止まる弾丸のスピードで
    おもいっきり、イラストレーターさん繋がりで読みました。吸血鬼と戦う聖職者のはなし。この方で吸血鬼モノで合わないわけないっ!

    捕食者・被捕食者の関係、人間→吸血鬼の苦悩、それぞれの言い分などなど、吸血鬼モノの王道を押さえてます。
    お話としては、どんでん返し的な驚きを楽しむというよりは、チラリズム的伏...続きを読む
  • 薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて
    とうとうトマトクンの正体が明らかに。
    数時間ごとの蘇生術で命をつなぐ状態になり、助けるために獄の獄(ジェイルネイル)へ行くことに。
    ソオルの話は、トマトクン=ディオロットは、最初の神殺し。
    殺した神、無限のダイアデルタの心臓を喰らい、不死になった。
    千年前、地獄で2番めにえらい帝王の息子アーマンに、...続きを読む
  • 薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて
    トマトクンを救うためのマリアたちの旅を軸に、主要なキャラたちの現状を断章的に散りばめた1冊。各断章がメインストーリーとは無関係に進行するため、少々読みづらい印象を受けましたが、来るべき反攻に向けてチャージをしている巻なんだと受け取りました。
  • 薔薇のマリア 15.愛も憎しみも絶望も
    積み本消化してます。

    美貌の主人公マリアと仲間達が織り成す物語。
    その最終章突入の巻

    とにかく躍動感とか緊張感とか入り乱れて、
    登場人物たちの過去と過去に関わる人たちが、
    複雑に絡み合っていて、先の読めない展開。
    アジアンの行動には愛があるから、見ていて飽きない。
  • 薔薇のマリア 17.この痛みを抱えたまま僕らはいつまで
    SIXがまさかの萌えキャラになってたw 
    なんかこう激しい展開のさなかのほんわかラブは癒し以外の何物でもない。視点が変わりすぎるのはマイナスだとは思うけど、これも急ぎ足の弊害なんだろうか。キャラだけではなく世界観自体の謎も深まってきて続きが楽しみ。(そして羽付きアジアンがかっこ良すぎた)
  • 薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ
    本来なら学校に行っているはずのコロナが主人公の話。
    彼女はいつも必死に行動を起こすのですが、その行動が
    みんなに迷惑をかけてしまいます。
    でも、必死に必死にやっての迷惑なんです。

    挙げ句の果てにだまされて体を売ろうとしたりまでします。
    15歳ぐらいで売春宿に行って男を愉しませるなんて、ばかげてる。...続きを読む
  • 薔薇のマリア IX.さよならの行き着く場所
    最初のー
    アジアンとマリアが見つめ合うシーン好き。
    そのあとマリアが照れ隠し?に殴るところも好き
    ツンデレマリア愛してます。

    今回の薔薇マリはいつもにましてラブシーンが多かったなぁ。
    ・アジアンとマリア
    ・飛燕とユリカ(この二人のデートは萌えるね)
    ・トマトクンとサフィニア
    どれも萌えます。

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  • 薔薇のマリア VIII.ただ祈り願え儚きさだめたちよ
    所謂「夢落ち」ですが・・・
    妙にリアリティがあったんだよね。
    アジアンが何度も「マリア、マリア」って心の中で言っているシーンとか
    切なくてでも甘くて優しくて・・・・・・好きな人を思った彼の声がずっと聞こえてくるし。

    最後、マリアがアジアンを助けて家に言えて挙句の果てに抱きしめて、
    その胸で泣かせる...続きを読む
  • 薔薇のマリア VI.BLOODRED SINGROOVE
    マリアが、アジアンのことを思い出して顔赤くなってるところかわいすぎ♪
    やっぱりマリアは女の子だ!←
    16歳ぐらいの女子だったらまだ男っぽい子いるし、
    身長が160程度の小柄、かわいい声、ショートボブ、華奢
    って男にも女にも見えるしね・・・

    最後、カタリはどうなったの?
    ユリカの治療を受けたの?
    ...続きを読む
  • 薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE
    孤児院?か何かの話なんですかね。
    ・パンカロ・ファミリーに入ったリク(年齢はいくつぐらいなのかな)
    ・赤線で働くローラ(売春婦の仕事?)
    ・孤児院?の仕事をするステラ・ルカ

    みんな子供なのに働かせれている。
    日本ではあり得ないけどあり得る国だってあるんだよね・・・。
    そう考えると凄く切ないなぁ。
    ...続きを読む