神田房枝のレビュー一覧

  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    私たちはつねに検索モードに囚われて、知りたくもない情報・知りたいと錯覚させる情報に囲まれているので、目的を持たず、ただ目の前の絵画や植物を観ることで知覚を鍛えることができる。色んな知覚を取り入れると同時に自分の知覚に五感を研ぎすされるために、現場主義(現場観察ではなく、じっくりと観る)を貫きたいと思えた。

    0
    2026年09月28日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    「あらゆる知識のはじまりは、知覚である」とレオナルド・ダ・ヴィンチが言うように、まず知覚力を磨くというテーマがとてつもなく重要である。
    ・LEGO社には昔、LEGOで遊ぶ子どもの85%が男児であるというデータがあった。奥の人がLEGOは男の子のものだと決めつけたが、当時の代表取締役が女児へのアプローチが足りていないという仮説を立て、フレンズシリーズを出して大成功をおさめた。
    ・知覚→思考→実行のうち、思考はコントロール可能だが、知覚はコントロールできない。
    ・ダ・ヴィンチは手稿で、知覚を磨く4つの方策①知識を増やす②他者の知覚を取り入れる③知覚の根拠を問う④見る・観る方法を変える、を実践していた。
    ・リベラルアーツ=教養を広げること、と誤解されているが、本来のリベラルアーツは知覚を起点とした知的生産のためにデザインされたトレーニングだった。
    ・共感力とは「自分の知覚を超える能力」のこと
    ・日本の再生を担うのは、深い人間理解に基づいて個々の社会課題とその全体図を鋭く知覚しながら、最先端のテクノロジーを自在に駆使するリーダーたちに違いない。

    0
    2026年05月18日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    OODAに代表されるように、知覚のためには観察することが大切。
    自分が知っていること×知覚して分かったことが自分が見えている世界。企業はその人がどの世界まで見えているかを測るし、我々は世界を広げていくしかない。

    0
    2025年04月29日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    データは結局その解釈に主観が入り込むので、主観からは切り離せない。私達は「純粋によく見る」という行為をしていない。現代人の眼は「マルチタスクに心を奪われてそもそも見ていない」「何かを探して、期待して見ている」「なんとなくぼーっと見ている」
    ビジュアルシンキング、言葉を介在せずに視覚のメンタルイメージで考える。

    0
    2023年10月20日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    「知的生産」は知覚→思考→実行という、3つのステージを経て生産される。

    残念ながら、知覚は思考と違い、無意識的に判断するためコントロールすることができない。
    では、知覚力そのものを磨くにはどうすればいいか。

    それが、絵画鑑賞である。

    「絵画を観察するように世界を見る」

    知覚と絵画に関しては密接な関係があり、この本では、「絵の観察をすることで知覚力を磨くことができる」と述べられている。

    この本では、ルノアールやカラヴァッジョの絵を用いて、「観察すること」の重要性、どこを見るべきかがわかりやすくまとめられている。
    また、それに関連して、企業の事例を紹介している点が、非常に実学的であると感じ、また、絵画鑑賞の技術網羅的に説明するというよりも、どう日常で使っていくべきか、に重きを置いているように思える。


    絵の見方に関する本は何冊か読みましたが、実際の仕事に活かすのであれば、読む価値は非常にあると思います。また、こちらの本は、他の本よりも非常に読みやすく感じました。


    もっと知りたいと思われた方へー

    もし、鑑賞する技術という面を深掘りしたいのであれば、『絵を見る技術』や『国立西洋美術館 名画の見かた』 をお勧めします。

    鑑賞を通じて、日常で観察力を発揮するためにはどうするべきかは、『観察力を磨く 名画読解』を読むことで、本書とは違う視点から、知覚力・観察力を磨くことができるかと思います。

    ご参考までに。

    0
    2022年02月12日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    見ているようで見れていなかった。
    絵画を見るように四隅までしっかりと見る。
    分けてみる。
    見え方によって次のアクションも変わってくる

    0
    2021年12月15日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    13歳のアート思考と少し似ているが、さらに実務的。本書では「引き寄せ」という言葉はでてこないが、いわゆる引き寄せというスピリチュアル…いや、量子力学というのは、この目ヂカラを磨くことなのかなと合点した。
    そうは言っても情報あふれかえる景色の中で、目が省エネしようとできるだけみないようにしているのもわかる。現代人は昔の人より目の前をみていないのだろう…スマホをみるのは、情報過多な視覚から省エネしたいからなのかもしれない。

    0
    2021年11月17日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    ・LEGOブロックのユーザーの85%が男児なのは、レゴ社がまだ「ブロックで遊ぶ女児顧客を獲得する方法」を見つけ出せていないからだ、という既存の解釈とは異なる解釈をした
    ・人間の知的生産プロセスの3つのステージ
    1)知覚—人や資料などからの情報を選択し、解釈し、問題設定をする
    2)思考—問題解決や意思決定といった一定のタスクを目的として、必要に応じて推論・分析的・論理的・クリティカル・クリエイティブ思考などを稼働させながら考える
    3)実行—アイディアを組織化し、コミュニケーションやパフォーマンスを行う
    ・思考のための脳の活動は、じっくり考え直したり、思考法を学んだりすることで、本人がある程度コントロールできます。しかし、インプットされた情報を既存の知識と統合し、意味を付与する知覚プロセスの方は、半自動的に進むので、それ自体は本人に制御できません
    ・観察は「視覚以外の感覚」も含めた意味合いがある。観察についても「視覚が捉えたありのままの事実をよく観ること」と定義しておく
    ・私たちの眼は「検索モード」にとらわれ、「純粋によく観る」という行為をしていない。現代人の眼は「マルチタスクに心を奪われてそもそも見ていない」「何かを探して/期待して見ている」「何となくぼーっと見ている」という三つのモードに支配されており、何の先入観も持たず、眼の前の事物・事象をありのままに理解する「観察」がはいる余地がありません
    ・人間の「見る」はほとんどが脳のクリエーションである
    ・一歩下がって作品全体を眺めながら、その細部を全体との関係性の中で見ることで、「像」にとらわれることなく、全体の「図」を捉える味方をトレーニングする。ザッポスも一定期間ごとに詳細な「全体図(ビジネスパートナー・市場状況・新規プロジェクト・予算・キャッシュフローなど)」を作り直し、それを社員たちとシェアすることで、社員たちが自分の役割をより幅広く解釈していくのに役立てていた
    ・絵画を観る時の3つのポイント
    1)十分な観察時間
    2)多くの解釈を生む眼のつけどころ
    3)知覚をゆがめる要素の排除
    ・見えて当たり前、という過信を捨て、「しっかり観るためには時間と工夫が必要」という意識へ切り替えることが、知覚力アップには欠かせない
    ・観察とはとにかくつぶさに物事を見ることではありません。多様な解釈を引き出せるような眼のつけどころを観ることこそが、観察の神髄なのです
    ・イノベーションはカテゴリで思考する傾向を壊すことだ。既存のカテゴリー内だけで思考すれば、要素を新しい方法で組み合わせる人間の能力が阻まれ、知識の創造は遅滞する
    ・i-mode : 今売れているけどこのままではいけない。音声通話はいつか必ず飽和する。だからデータ通信需要掘り起こしのためのプロジェクトとして携帯電話のモバイルマルチメディア通信をやってみるひつようがあるのだ、と日本におけるデータ通信の将来像をぼんやりと周縁部に見いだしていたのです
    ・ピカソの牡牛:最初はリアルに描かれていた牡牛が、次第に抽象化されていき、最後にはたった12ストロークの輪郭線で表現されている。「自分のメッセージを非常に簡潔に伝えることができるまで、繰り返し修正をへなければならない。それはアップルというブランドと私たちの活動すべてに一貫したアプローチであり哲学である
    ・OODAループもデザイン思考も観察からスタートしている
    OODA loop : Observe(観察) > Orient(適応) > Decide(意思決定) > Act(行動)
    デザイン思考:共感(Empathize)→問題定義(Define)→創造(Ideate)→プロトタイプ→テスト
    ・アクティブ・オブザベーション:「なぜそのような解釈に至ったのか」「他の選択肢はないか」を同時に自問する
    ・どの知覚に宝が眠っているかわからない。誰もが気軽に観察を行い、そこから得た解釈を表現できるようなシステムや組織文化をつくることも、観察をイノベーションにつなげる要件といえるでしょう
    ・トヨタ生産方式は、観察から出発した思考法として体系化され、5回のなぜにより、「その解釈に至った経緯」「他の解釈の可能性」を自問するしくみになっている
    ・人文科学とは、明確な答えがない問いに対して、自分なりの答えを提案していく学問。企業が求めているのは、人文科学の知識そのものではなく、それに向き合うことで磨かれる諸能力
    ・人間は、山々の高さ、海の巨大な波、川の広々した流れ、海洋の広さ、星の軌道には進みよって感嘆するが、人間自身に感嘆することは忘れている(アウグスティヌス)

    0
    2021年07月20日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思考を鍛える本は多いが、思考に先立つ「知覚」を研ぎ澄ませることを勧める本は貴重。
    絵画を見るように世界を見ているか。
    変化の激しいないものをみる 心眼(マインドアイ)を鍛える。
    知覚とは情報を既存の知識と統合すること。
    インプットは同じでも既存知が異なるので知覚はユニークなものとなる。
    その既存知も過去の知覚と結びついた何か。
    情報✖️既存知=知覚
    知覚→記憶→既存知

    0
    2021年07月11日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    読む前は、知覚力の定義も、曖昧でわからない中、「知覚力とは何か?」「知覚力を何故磨く必要があるのか?」「具体的に、どうやって磨くのか」という問いに全て答えてくれた良書でした。
    月に一回は、15分一枚の絵をじっくり観察していきたいと思います。

    0
    2021年05月18日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    「知覚→思考→実行」のプロセスは実に腹落ちする。本書が提唱する絵を観察するトレーニングは正解のないこの世の中において、非常に有効なメソッドだと感じた。

    0
    2021年05月02日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    美術館に行きたくなりました。

    大学時代に美術史の授業を受けたり、もともと絵に対して興味がありました。絵が描かれた背景や、歴史や文化との繋がりを理解する事が好きでしたが、それはまさに「知覚力」を磨くことに繋がっていたのだということが分かりました。

    趣味程度に考えていましたが、VUCAの時代には重要なスキルだということが分かり、絵を観察するトレーニングを積極的にやってみようかと思います。

    0
    2021年02月21日
  • 答え方が人生を変える あらゆる成功を決めるのは「質問力」より「応答力」

    Posted by ブクログ

    ・巨視的な全体図とそのエンド目的(究極目的)から見晴らして答える
    ・幅の広いダイナミックなトーンで話し、相手の右脳に作用させる
    ・ポジティブな単語を使う
    ・専門用語を使わずに話せるようにもしておく

    0
    2019年05月25日
  • 日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講

    Posted by ブクログ

    あー、そうです、そうです。やっぱりなぁ。なるほど!を連呼した本。
    他言語でのコミュニケーションをしなきゃならなくなった経験のある方は合点がいくエッセンスが盛りだくさん。言葉を知ってるという知識より、コミュニケーションのスキルが詰まった、日本人が読むべき良書です。

    0
    2013年02月14日
  • 人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意

    Posted by ブクログ

    普段から、英語はなんとなく話せればいいものと思っていたのに、
    この本を読んで、その意識を大きく変えたと思う。

    0
    2012年01月16日
  • 人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意

    Posted by ブクログ

    現代ビジネス英語の考え方、使い方の勘所を明快に説いてくれるだけではなく、コミュニケーション術として、言語を飛び越えて勉強になるしヒントになる、一挙両得な本。

    0
    2012年01月13日
  • 日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講

    Posted by ブクログ

    今まで色々な英語の本を読んできたけど、この本はすばらしい。テーマは30しかないのに、どれも即使える内容ばかり。自分自身、すでに出来ていたこともあれば、悪い例に当てはまる内容もあって早速実践してみようと思う。この先生の他の著書も読んでみたい。

    0
    2011年12月08日
  • 答え方が人生を変える あらゆる成功を決めるのは「質問力」より「応答力」

    Posted by ブクログ

    デジタル化社会では「応答力」は「質問力」より重要であり互いの知識を深め、人間関係を良好にし、パフォーマンスを最大限にできる、と言う。それには質問に対する答え方、特に相手本位の目的(関心)を理解し、程度ある簡潔化(リープ:跳躍)した情報を伝えること、とある。例題がこれだ。カフェでの問答:お客「シナモンとコーヒーいただけますか」店員「すみませんシナモンは売り切れです」という会話を「応答力」ある答え方にすると「たった今、最後のシナモンが売れてしまって、申し訳ありません」と言うことになる。

    0
    2024年07月16日
  • 答え方が人生を変える あらゆる成功を決めるのは「質問力」より「応答力」

    Posted by ブクログ

    ・リープするという考え方は参考になった。
    ・答え方は、質問者が欲している回答の期待値いかに超えた回答を与えられるか、が重要。
    ・そのためには、質問者の状況や意図を明確に汲み取り、それに対する期待以上の答えを与える。
    ・答え方のコツは、①全体像の把握と最終目的の理解、②PISTOL (問題、その重要性、解決策、そのタイムライン、影響する人、問題が起こってる場所)

    0
    2024年06月09日
  • 知覚力を磨く―――絵画を観察するように世界を見る技法

    Posted by ブクログ

    スマホでいつでもSNSで検索できて便利なようになったがそのおかげで、知らず知らずに、ものを観る力が落ちてしまっていた。
    その観る力をつけるには絵画をおすすめ
    とはいえ、美術館に行っても一枚の絵を見る時間はたった15秒
    そんな短時間では絵を鑑賞できない
    1枚の絵を鑑賞にするには15分ぐらいの時間が必要
    そして、見るとは単につぶさに見るだけではない
    シャーロックホームズのように多様な解釈ができるポイントに目をつけ、観察すること
    そしていろいろなバイアスを排除して、観ること
    その訓練には絵画は最適

    0
    2024年02月11日