英語をよく読んでいると、He did itとかでもOKのときがあるが、会話ではこれでは訳分からないから、具体的に話すことが大切。
ファーストネームで呼ぶのは英語ではかなり早いが、自分か相手にファーストネームで呼んでいいか聞くのは疑問。
スターバックスでは同僚との関係づきあいも教えてくれるが、その一つ...続きを読むは単純かつ強力な依頼表現 Could you do me a fover
英語コミュニケーションでは、会話の導入部やあいさつに時間をかけず、関心事を共有したり、考えや経験を伝えることに素早く移行してその後の本題を話し合う前のウォーミングアップが大切になる。日本ではハキハキしたあいさつが大切だが。
Oh my god は品位が疑われる。
●ボディランゲージとアイコンタクトが大切。ただしボディーランゲージは、話していることと対応していることが大切。
自己紹介で my name isは子どもっぽい。
2023年7月、つまり1回目に読んでから9年後、また読んだ。もちろんまったく読んだことがない本だと思って読んでしまった。「日本人のうなずきは一般的に頻度が多く速度も速過ぎる」(p.189)から、「文自体ではなく、考えを理解できたこと」を示すために「たまに頭をゆっくりとタテに動かしてうなずくだけで十分」(同)とか、日本人は、発音の練習をするなら個々の音よりは「リズム、リンキング、そしてイントネーション」(p.212)を鍛えるべきだとか、sincereの意味(「私利、私欲を離れて」という意味はない、それを訳すならunselfishly and transparentlyこそ適当(p.180))とか、「日本市場に出回っている英語学習本の多くには、現代では誰も使わなくなってしまった時代遅れの英語表現が含まれている場合が、かなりの頻度である」(p.141)、とか、確かにその通りだよなあと思う。けど耳さわりが良い言葉で、〇〇さんは私が教えたらその後見違えるようにうまくなりました、そして最後は今あるのかどうか分からないテストやプログラムの宣伝、というのが本当に違和感。
英語の教員としてはpp.68-9の「最頻出イディオムのトップ10」とか役に立つかなあ。あとWould you please ~?は丁寧じゃない(p.100)とか?sincerityの代わりにintegrityという、「信念を貫く、高いモラル意識を持った性質」(p.180)、知性とエネルギーだけあってもintegrityがなければダメ、というのは面白いと思った。(23/07/16)