2019/10
新しい自分に目覚める4つの質問の後に再読。
(また鬱になり、ある時急に自分がストーリーの中にいることに気づき、この本の内容のことを思い出したため。)
途中、色々なことが重なり中々読む気力がなかったのですが、再度読み始めたら気づくことばかり。地球というのは決めつける人達で成り立っている、に目からうろこ。それがあるがまま、現実ですね。時々読み返して現実に帰りたいです。
2016/11/17
「心に響くことだけをやりなさい」に、こちらの著者が紹介されており、気になって購入。
とても心が楽になるというか、解きほぐされます。
読み終わって、これ一冊あれば日々の悩み、ストレス、心の重さや違和感が払しょくされるのではと思いました。
これだけで、心が整い、心の問題は解決されるのでは。それだけの名著です。
現実はただあるがまま。それに対する自分の考えやストーリーが苦しみなだけ。ただ起こるべきことが淡々と起こっているだけで、それ以下でもそれ以上でもない。何かまくし立てるように言われたとしても、外国語ならわからないし、わかる言葉でも自分で勝手に解釈しなければ、「その人がそう言っているだけ」という現実。「その人が行動が遅い、単にそれだけ」そこに意味づけ、解釈をしているのは自分。自分ができるできないも、ただ今はそのレベルにいるというだけで、それ以上でも以下でもない、それを恥とか思わなくてもいい。恥とかいうのは、単なるストーリー。物事をクリアに、的確にみていくことの大切さ。
以下、心に残った文など。
・考えというのは、真実だと思い込んで執着しない限り、害はありません。考えというのは、信じさえしなければ無害です。考えの執着が、苦しみの原因。執着は探求することもなく、その考えを思い込んでしまう(ビリーフ)こと。
・現実だと信じ込んでいる考え=「ストーリー」。ものごとがどうあるべきか、どうなる可能性があるかなど。一日何百と頭の中でストーリー。ちょっとしたのがどんどん大きくなっていき、人生の考えにまで膨らむ。何が起きているかということについて、検証しないまま信じ込んでしまった→夢の中にいる状態と同じ。自分のストーリーに気づく。
・180度の置き換えというのもあります。元の文章と正反対の意味にする。「ポールは私に思いやりをもつべきではない」
・「私は二度と~したくない」を、「私は~しても構わない」、あるいは「~するのを楽しみにしている」に置き換えるのです。
・世界中の誰でも、私を受け入れなくても大丈夫。どんな時にも自分を受け入れる必要はない、そうでなくてOK.それにそれは、相手の領域。
・人が耳を傾けるのは当然ではないし、傾けなくてもいい。そうされても私は大丈夫だし、そういう現実もたくさんある。
・私たちの道を歩みなさい。私たちにはうまくいっているんだから、お前にもうまくいくはず。
・僕は、話を聞いてもらえないままでも構わない。
・人が自分の話を聞いてくれることを期待しないで、ただ自分に聞かせるように話す。
・「○○すべき、すべきでない」がなければ余計なストレスはなく、また現実をあるがままに見れる。それは頭の中のストーリーなだけ。
・世界はあるがままの現実。それ以下でもそれ以上でもない。「優しく愛があふれる」でもない。こうした考えを信じることが自分の中にストレスを引き起こし、平和から離れていく。
・「人は愛情深くなるべきだ」という考えが不安感やストレスを引き起こす。人も、自分自身もこれ以上愛情深くなることはできない。