石垣賀子のレビュー一覧
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ネタバレアメリカの職場が舞台なので文化の違いも感じるが、当たり前のことだけどふと忘れがちな働く上で気をつけたいtipsが書かれてて良かった。
・Just like me
私と同じく、相手には相手の信条、視点、意見がある。
私と同じく、相手も希望、不安、弱さがある。
私と同じく、相手も尊重されたい、評価されたい、自分も役に立ってると思いたい。
・善意を前提にする
チーム内でのお互いへの接し方について基本原則を決めておく。例えば、善意を前提にする相手を信頼する目の前の今に集中する
・報酬を上乗せするための具体的な役立つアドバイス
「報酬だけが不満だなと思いながらこの仕事をしたくないんです」
・怒り -
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キャサリン・ブーは、元ワシントン・ポスト紙記者、ニューヨーカー誌記者で、ピュリッツァー賞受賞歴もあるジャーナリスト。
本書は、2012年に出版され、同年の全米図書賞(ノンフィクション部門)をはじめ多くの文学賞を受賞したほか、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、エコノミスト誌など、米英の有力紙誌の年間ベスト・ブックに選ばれるなど高く評価された。日本語訳は、2014年出版。
本書は、インド最大の都市ムンバイの国際空港に隣接する「アンナワディ」という3,000人が暮らすスラムを舞台に、長男の青年アブドゥルがゴミの買い取り、仕分けで11人の家族を養うムスリムのフセイン家と、野心家の母親アシ -
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ネタバレスクラム関係の本は5、6冊は読んだが、その中でも必読の本。ウォーターフォールとの対比が分かりやすい。
・チームの重要な要素
個人のパフォーマンスだと10倍ほどの開きが出る。これをチームで見ると2000倍ほどの開きが出ることがわかった。これから分かることは、メンバー個人の力量に注目して、生産性を上げるより、チームに注目して生産性を上げる方が効果がある。その大事な要素が自律的なチーム。
・ブルックスの法則:遅れているソフトウェアプロジェクトへの要素追加はプロジェクトをさらに遅らせるだけ。
・根本的な帰属の誤り:自分んは状況に判断して行動をきえめていると考える一方で、他者についてはその人の性格 -
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アジャイル開発のひとつであるスクラムについてを考案者が自ら解説する本です。従来のウォータフォールモデルの開発の弊害を考察しつつ、スクラムの優位性を語っています。スクラムというのは仕事のしかたの方法論、フレームワークです。スクラムマスター・プロダクトオーナー・ディベロッパーの3つの役割があり、それぞれが協調して仕事をすることによって効率良く、熱意を持って働けるとしています。また、スプリントと呼ばれる期間に区切って仕事をすることで振り返り
、軌道修正が速やかに行われ、工数見積もりの評価もやりやすくなります。読み物としても大変面白く、著者の経験に裏打ちされた説得力ある説明になっています。 -
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ネタバレ下巻はフェイスブックでの日々が中心
モバイルの世界とウェブの世界はこと広告に対しては大きな差異があるそうだ。ウェブの場合はクッキープールを介して様々なパブリッシャーがユーザーがどのような行動をしているのか把握できるのに対し、モバイルの世界ではクッキーがアプリ毎に隔離されているため、ユーザーが他のアプリでどのようなことをして、どういう関心を持っているかということがうかがいしれない。そのため、入り口で課金(ダウンロード一回400円のような)するなどマネタイズに関しては進んでいる。モバイルで広告によって課金しようというアプリはそもそもそれだけの人気がないものばかりだという。
2012ころからプラ -
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スクラムの特徴を端的にまとめた本。
変化の多い中でお客さまの
ニーズに合ったものを提供するには、
ウォーターフォール型ではなくアジャイル型が適切。
とはいえ、変化に都度対応しつつ、
ニーズに合わせて対応するのはかなり難易度が高い。
それをこなすために何をすればよいか?を書いています。
また、うまくチームを回すにはどうすればよいか?
についても書いています。
使ったことがない人は一度読んでみるとよいと思います。
【勉強になったこと】
・変化に対応していくためには、早い段階で失敗し、
修正することが大切。
・チームは少人数であるべきだが、
同じ能力を持った人ではうまくいかない。
色ん -
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仕事に幸福感を感じる事は凄いことだと思う。
スクラムを導入することで、コミュニケーションが増え
無駄を省く点が満足間を与える部分があるかもしれない。普段から自分の範囲のみで仕事をしてれば、抜けや漏れに気づかず進めてしまう。
全員の仕事の見えるかができれば、アドバイスもできるし、各自の成果が見えて厳しくなるかもしれないけどチーム全体にとっては問題点が見えて改善しやすくなると思う。小規模チーム向けのスタイルなので組織へ導入する場合、全体を統括する人の能力が次第。
日本の官僚的な組織に導入すると中間管理職以上の人から既得権を守る為に猛反対を受けるのは間違いない。 -
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