石垣賀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上下巻の話で、上巻は著者がゴールドマンサックスの金融業界から、シリコンバレーのIT業界への転身。
さらにベンチャー立ち上げ。資本金の獲得からTwitter社に売却までを描く。
Twitterへの売却は会社の身売りというよりも、会社ごとの吸収合併。
著者もCEOな訳なので、当然にTwitter社に転籍するはずなのに、そこを裏切ってFacebook社へ転職。
下巻はFacebookの広告マネージャーと転職してからの、Facebook内の広告の仕組みの杜撰さ、そこを改善するために社内政治に巻き込まれながら奔走する様子が描かれる。
本書は業界の内幕だけでなく、所詮自分自身も「サル山サル」であることを揶 -
Posted by ブクログ
以前、某経営者の人(名前忘れた…)が自分の子供が中学生になったら、
この本を読むように勧めていると仰っていて、気になっていた本。
この度、アップデート版が発売されたとのことで、読んでみました。
タイトルの「フィッシュ!」とはアメリカの魚市場がピチピチに活性化した事例をもとに、
企業や組織を活性化させる秘訣について解説した本。
前半部分は、その魚市場で働く人が実際に出てきて、
陰気な組織を活性化させるべく、色々コンサルするというストーリー。
そんなに簡単に組織は変わるのか?と疑いたくはなりますが、
エッセンスがぎゅっと詰まった良い本に仕上がっています。
「でもぼくらはすごいことに気づいたんだ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本はインドのムンバイにあるアンナワディと言うスラムの中のノンフィクションである。私はこの手のノンフィクションは好きなのだが、それは心の奥底に「いつか自分もこうなるかも知れない」という不安があるからだ。とは言え、この本に描かれていることが、東京の山谷、横浜の寿町、大阪の釜ヶ崎で展開されているとは思えない。本が無臭で良かったと思わざるを得ないほど、取材時は物凄い異臭の中を筆者は取材していた筈である。アンナワディのようなところが日本にあるとは、あまり思えない。日本人が死ぬまでに全く知らずにいる環境のように思う。
我々日本人にとってはある意味極限状態にあると思われるムンバイのスラムであるが、そ -
Posted by ブクログ
当たり前ですが速くなりません。
銀色のように見える本ですが、銀の弾丸にはなりえません。
スクラムのいいところを得たいと思って読んだものの、
ちょっと言いすぎなんじゃないと思うところが多く・・・。
その一方で書かれていることは正しいのだろうと思うところもあったのはあった・・・。
実際にスクラムをやるとなると、この本ではできません。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○1968年に『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された、
二人の日本人経営学者、野中郁次郎と竹内弘高の論文だった。
タイトルは「新たな新製品開発競争(The New New Product Developme