庭田よう子のレビュー一覧

  • 民間諜報員(プライベート・スパイ)
    【騒ぎが収まれば、民間スパイが手玉に取るのはターゲットだけではないことが明白になる。顧客も手玉に取られるのだ】(文中より引用)

    フュージョンGPSやブラック・キューブなど、近年顕著になりつつある民間"諜報"会社の活動を追った作品。著者は、ピューリッツァー賞の受賞経験も持つバリー・マイヤー。訳者は、...続きを読む
  • ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛
    【受託者の役割が封建国家に応じて登場したように、ウェルス・マネジメントは、世界の最富裕層が創造して住まう超国家的な空間の副産物なのである】(文中より引用)

    オフショア国家や現代の金融技術を駆使しながら、富裕層の金庫番を務めるウェルス・マネジャー。これまであまり光が当てられてこなかった彼/彼女らの世...続きを読む
  • ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛
    国境に囚われないマネーを扱うプライベートバンカーの実情を、筆者自らがSTEPに加わって解き明かした本。資産保全に関わるプロフェッショナルたちの物語。
  • ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛
    富裕層の税・相続を一手に引き受けるウェルスマナジャーの実態を解説した書籍。このために著者はウェルスマネジャー研修プログラムSTEP(Socierty of Trust and Estate Practitioners) を2年間受講し、世界標準資格まで得ている。内容は超資産家の知られざる脱税の手口(...続きを読む
  • VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ
    起業からエグジットまでの道のりが良いこと悪いこと含め具体的に書かれている。VCがどんな原理に従って動いてるかわかる。事前にシミュレーションができるため、仲間を集めてVCから資金調達し急成長スタートアップを作りたい人は参考になる
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    民主主義と新自由主義は相容れない関係なのか
    考えさせられる内容でした
    政治よりもお金に関心のある人が
    大多数であるという現状もあります
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    昨今の企業主導SDGsとか、製品名を出さずに疾患啓発CMを出す製薬会社に胡散臭いものを感じる人は特に面白いはず

    Work(目覚めさせられた)を”意識高い系”とした訳者に拍手

    ふてぶてしいなとも必要悪だとも感じるところが難しいけど
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    日本でもたまに話題になるグリーンウォッシュ、いわゆる「やっていないのにやってるふり」です。

    ところがアメリカではそれどころではありません。それが儲かる仕組みとして成り立っているそうです。しかも、「意識高い系」の会社が、SDGsやESGがうまくいかなければいかないほど儲かるという悪夢のような構造にな...続きを読む
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    「ウォーク」が偽善的だってんでなんか攻撃しているけどその根拠は薄いというか見方がネガティブすぎる。しかしアメリカの知らん事情が多くて勉強になる。ポリコレ興味ある人は一読しておくべきだ。
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    ウォーク資本主義的な振る舞いは、経済のアジェンダにおいては今まで通り企業が利益を得続けるための隠れ蓑であり、本来民主主義にて政治が担うべき役割までも進出しようとする危うさを孕む。

    企業は利潤だけを追求すべき
    企業は社会的な責任を果たすべき
    どちらでもなく、私たちが本来のウォークネス(人種や経済にお...続きを読む
  • VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ
    アンドリーセン・ホロウィッツのマネージング・パートナーであり、自身もスタートアップ所属経験があるスコット・クポール氏によるVC実務に関する諸々。著者が語るように、スタートアップ創業者がバッターボックスに立てるのは数える程なのに対して、VCはバッティングセンターの如く幾度となく打席に立てるという情報非...続きを読む
  • VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ
    VCを勉強するために購入した一冊。スタートアップが出来てから資金を調達して大きくなるまでの過程をタームシートの例も挙げながら丁寧に説明されている
  • ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛
    富裕層の資産管理をしている人はどういう人かについて書かれている本。

    著者自身は学者でしかないのだけれど、実際に資産管理をしている人の信用を得るために資格を取ってインタビューしていたりととっても実学的な内容。
    興味深かったのは、富裕層の資産管理に最も重要なのは運用成績なんかよりも依頼者のとの信頼関係...続きを読む
  • VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ
    vcの本
    vcスタートアップに関する各種重要論点が触れられており、理解を深めるのに役立つ良著。
    なかなか骨太で読むのに疲れるが、なんとが読み返して糧にする価値のある本。

    メモ
    ・ファンダーマーケットフィット
    ・創業者のリーダーシップ。企業のミッションについて人材を惹きつけられる説得力のあるストーリ...続きを読む
  • ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛
    論文であるが、社会学的にインタビューを積み重ねたもので読みやすい。ウルトラハイネットワースにサービスを提供する表題のプロフェッショナルがどう活動しているのか。オフショアにて信託、財団、法人を無数に形成し、財産の匿名性、オンショア法律からの超越性を享受するUHNW。主な目的は財産の増大ではなく、隠匿、...続きを読む
  • 民間諜報員(プライベート・スパイ)

    むずい

    とっても面白く、現代政治の裏側を見れたような気がしたけれど、訳が回りくどくて読みにくいです。辛抱しましょう
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    「企業のウォーク(woke)には気を付けろ」という主張か。

    (個人のwokeは民主主義的にあって良いが)企業のwokeは損得勘定に則ったもので、民主主義に対する改善意識によるものとは限らないので、寧ろ民主主義には害を為す。

    企業のwokeは、会社の利益最大化を目指す活動手段である。主義主張への共...続きを読む
  • WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
    日常生活において「○○に関心があります」と言っておきながらも、何のアクションを取らない人に疑問を感じていたが、この本を読んで、この人たちのことを言っているのかと、納得した。
  • ナショナリズムの美徳
    巻頭解説 中野剛志
    不寛容な「リベラリズム」、多様性を尊重する「国民国家」
     本書が大きな影響をもたらしたアメリカ保守主義の再編
     理想を探究する「政府の哲学」現実を直視する「政治秩序の哲学」
     「リベラリズム」と「保守主義」は対立する思想ではない
     「地政学的大変動下」にある現代日本人必読の書

    ...続きを読む
  • 呼び出された男 スウェーデン・ミステリ傑作集
    スウェーデンのミステリー18作品。作家が違うので色々なカラーがあって、楽しめた。児童虐待や移民問題、イジメ、LGBTなどなど、様々なテーマがあった。