【感想・ネタバレ】民間諜報員(プライベート・スパイ)のレビュー

あらすじ

全員、嘘つき。空前の偽情報[ガセネタ]が世界を揺るがす!
裏切り、寝返り、嘘と罠。欲望渦巻く<情報[ネタ]>の世界。
諜報とジャーナリズムが融合し、情報を操作する時代の舞台裏を鮮やかに描く、
衝撃のノンフィクション。

【佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)、推薦!】
本来、国家のために用いられる技法を身に付けたインテリジェンス・オフィサー
(スパイ)が金儲けに走り民間諜報員となり、マスメディアと結託することで、
世の中に多大な害悪を与えている実態を明らかにした傑作。
情報の世界の現在を知るための必読書。

【目次】
プロローグ:スティールを追え
第1章:レンタル・ジャーナリズム
第2章:ラップダンス・アイランド
第3章:オポジット・リサーチ
第4章:ロンドン情報取引所
第5章:バッド・ブラッド
第6章:株ウクライナの明日
第7章:六番テーブル
第8章:グレントラージュ
第9章:放尿テープ
第10章:発覚、エピソード1
第11章:発覚、エピソード2
第12章:トロイア戦争
第13章:ロックスター
第14章:エピソード1:「二重スパイ」
第15章:ピカピカ光るもの
第16章:ナタリアとのディナー
第17章:情報収集屋
あとがき
ソースについて

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Posted by ブクログ

【騒ぎが収まれば、民間スパイが手玉に取るのはターゲットだけではないことが明白になる。顧客も手玉に取られるのだ】(文中より引用)

フュージョンGPSやブラック・キューブなど、近年顕著になりつつある民間"諜報"会社の活動を追った作品。著者は、ピューリッツァー賞の受賞経験も持つバリー・マイヤー。訳者は、ノンフィクションの翻訳に定評のある庭田よう子。原題は、『Spooked: The trump Dossier, Black Cube, and the Rise of Private Spies』。

トランプ元大統領のいわゆる「ロシア疑惑」を軸に展開するため、相応の背景知識がないとかなり読みづらいとは思うのですが、公と私の境目が溶け、そこにジャーナリズムが独特な関与の仕方をしていることを知る上で大変参考になる一冊でした。それにしても、厄介な時代に生きているもんだなぁということを痛感しました。

日本ではまだまだ注目が集まっていない分野ではありますが☆5つ

0
2023年08月28日

購入済み

むずい

とっても面白く、現代政治の裏側を見れたような気がしたけれど、訳が回りくどくて読みにくいです。辛抱しましょう

#ドキドキハラハラ #怖い

0
2024年04月23日

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