ビアトリクス・ポターのレビュー一覧
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ピーター・ラビットシリーズの21巻目ですね。
この巻の主役はこねこのモペットちゃん。
ねずみをつかまえようとして よけられて たなにあたまをぶつけてしまいました。
モペットちゃんは ねずみに しかえししようとして
さくせんを かんがえました。
さぁ~、どうなるのかな?
これは、どうでしょう!
主役が、モペットちゃんではなく、お兄さんのトムだったら。トムとジェリーの原作みたいですね。
ねこ好きの私には、モペットちゃんの絵は最高です。ねずみも可愛く描かれています。いつもでしたら、ねずみにも名前があるのですが、なぜか今回はありませんでした。名前を付けると、もう一冊物語が出来そうですが、残念です -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズの九巻目ですね。
あひるのジマイマは じぶんの卵を あたためたいのですが いつも農場のおばさんが 持っていってしまいます。
そこで ジマイマは山まで飛んでいって 卵を産むことにしました。
山に行くと 新聞よんでいる紳士がいました。
ジマイマは紳士にそうだんします。
ところがこの紳士は きつなのです。
さぁ~たいへん、どうなるのかな?
ビアトリクス・ポターの物語はいつも機知に富んでいます。今回も起死回生のお話しです。
いつもながら、ポターの絵の美しさに引かれながら物語に引き込まれていきます。
この時代の物語は寓話の要素がありますから、因果応報で、それでも仲間の手助けで -
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ネタバレピーターラビットの絵本6巻目ですね。
小さな女の子ルーシーは、とてもいい子なのですが、いつもハンカチをなくしてしまいます。
この日も、ハンカチを三枚とエプロンをなくしてしまいまた。ルーシーは泣きながらさがします。
ピーターラビットの仲間たちに、さがしものを見なかったたずねて歩きます。
たずね歩いて、山のなかにのぼっていきました。すると大きな岩のしたにドアを見つけます。
ドアの中から、歌っているではありませんか!
ルーシーは思いきってドアをあけました。
なんとそこには、おばさんのせんたくやさんがいました。
ルーシーのハンカチは見つかるかな?
このお話は、とても楽しい物語にな -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズですね。
16作目になります。
この作品はちょっと怖いお話になります。
子猫のトムが、なんとネズミのサミュエルに食べられそうになるのです。さぁ~どうしましょう?
イギリスのお話には、マザーグースのようにとても恐ろしいブラックユーモアの伝統があります。
ビアトリクス・ポターさんも、メルヘンながら、いたずらっ子にはそれなりのリスクを背負わせます。
日本の小さなお子さんには、ちょっとドキドキが強いかな。
日本の昔話でも、鬼ババや、うわばみ、カッパ、妖怪、魔物など恐ろしいものが登場します。
お母さんやお父さんが、しっかり子供を守る気持ちを伝える手だてになりますね。
この -
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ネタバレ『ピーター・ラビット』シリーズの十巻目ですね。
ピーターの妹のフロプシーは、いとこのベンジャミン・バーニーと結婚して、六匹の子どもをさずかり、子育て中。
ある時、ベンジャミンは子どもたちをつれて、ピーターの畑にいきます。
ピーターも結婚していて、キャベツ畑を作っていました。
残念ながら、ベンジャミン親子に、分けてあげるキャベツがありません。
しかたがないので、マグレガーおじさんのごみすて場にやってきました。さいわいな事に、花が咲いてしまったレタスがすててありました。
たべるのに もんだいはありません。おなかいっぱいに たべて おひるねをしてしまいました。
すると、そこにマグレガーおじさんがや -
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いたばしボローニャ絵本館にて、原書と2つの訳を比べ読み。
こちらの新訳は、原書に極力忠実でありつつ、若干今っぽい訳という印象を持った。原書へのリスペクトを感じた点は2つ。まず、原作の絵を省略せずにすべて載せていること。そして、原書同様1文がページをまたぐ構成になっていること。この構成は、次のページが気になってどんどんめくりたくなる効果があると思う。(旧訳では文がページをまたいでいない。)
今っぽいと感じた点は、文末が「だけれども。」など、文としては中途半端な終わり方になっている箇所が複数あること。カジュアルで話し言葉のような印象を受けた。
一つ気になった表現としては、ピーターが野菜を食べすぎて -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズの六巻目。
ねずみの夫婦の物語ですね。
人形の家の、お人形のルシンダとジェーンがお出掛けをしている間に、ねずみの夫婦トム・サムとハンカ・マンカが人形の家に忍び込んで大暴れ……。
ビアトリクス・ポターは「人形の家の、もちぬしのおんなのこ」のために、とても楽しい物語を創りました。
ねずみの夫婦は、たしかに、ものはこわす、人形の家の服などをもちだしてしまいますが、あとでちゃんとお代をはらいます。すべては夫婦の、こどもたちのための、しわざでした。
ポターは、ねずみたちの可愛らしい、ほほえましい絵で、この本を彩ります。
こどもたちのための、おはなしは、いたずらやおおさわぎ -
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早川書房版ピーター・ラビットシリーズの四巻目。
ベンジャミン・バニーのおはなしですね。
福音館書店版と比較して読んでみました。
えは、早川書房版の方が鮮やかで、えの枚数も多いですね。
2022年初版。一巻目の説明のように、原作に忠実に添っておられるようです。
川上未映子さんの翻訳は、大人でも楽しめるように苦心をされています。リズミカルで、やさしく語りかけるように物語ります。
ピーターといとこのベンジャミンの冒険は(今回はベンジャミンが主役です)再びマグレガーさんの畑に…
ビアトリクスさんの絵には、いつもながらため息がでます。
おはなしもわくわく感が盛上がり、はらはらしながら、さいごは『あ~よか -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズの3巻目ですね。
イギリスのグロスターという都市の仕立て屋さんと、気立ての良いねずみたちの、心温まるお話しです。
貧しいけれども、仕事熱心な仕立て屋さんが、市長さんの結婚式の上着を作っていましたが、寝込んでしまいます。
さぁ大変、どうしたらいいんでしょう?
飼い猫のシンプキンに買い物を頼みましたが、気分が悪くなり寝込んでしまいます。
シンプキンはねずみたちには、恐ろしいものでしたが、仕立て屋さんには、お世話になっています。
ねずみたちの、恩返しが始まります。おりしもクリスマスの季節です。とても、素敵なお話しですね。
ねずみたちの、懸命な仕事ぶりに、シンプキンも心を入れ -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズの二十三巻目ですね。
わらべうたの小さな作品です。
やどやに すんでる
セシリ・パセリ
とのがた みんなに
おいしい ビール
のませてあげる
とのがた みんな
くる日も くる日も
やってきて
セシリ・パセリ
とうとう にげた
があがあ がちょう がちょうさん
どこかへ おでかけ?
だんだん のぼって またおりて
おくさまの おへやに
おじゃまします!
こぶた いったよ 市場にね
このぶた まってた おうちでね
このぶた おあじみ
じゅうじゅう おにくね
このぶた たべない はらぺこね
ちいさな このぶた ないてるね
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ピーター・ラビットシリーズの二十巻目ですね。
あるところに、二匹のうさぎが いました。
心の優しいうさぎが、にんじんを 食べようとしています。そこへ 意地の悪いうさぎが 現れて、横取りしました。そして、にんじんに かじりついた そのとき、猟師が鉄砲を ズドンと うって……。
この卷の、お話は短いです。自業自得の寓話のお話になっています。ビアトリクス・ポターの美しいうさぎの絵を楽しむ絵本ですね。二匹のうさぎと猟師しか出てきません。
農場経営をしている、ビアトリクス・ポターにとって、うさぎは本来、害獣のはずですが、ファンタジーを愛する詩人として、うさぎに愛着をみせています。
川上未映子 -
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ネタバレピーター・ラビットシリーズの十五巻目ですね。
こぶたの冒険のお話です。
これまでのピーター・ラビットシリーズの中でも、長いお話になります。ビアトリクス・ポター自身が作品の中に登場して、お話が始まります。
ポターの農場に、ペティートおばさんという名前の、ぶたがいました。ペティートおばさんには、八ひきのこぶたがいました。こぶたがあまりにいたずらをするので、ポターはペティートおばさんに「おりこうなプッチは家において、ほかの子たちはよそにやります」とつげました。こぶたのブランドとアレクサンダーは、市場にやられることになりました。
こぶたのブランドの冒険の始まりです。
イソップのお話のような、人 -
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ピーター・ラビットシリーズの七巻目ですね。
かえるのジェレミーは、おきゃくさんをむかえるために、つりにでかけました。
ところが、かえるのジェレミーにとって、おもいもしないことばかり、つぎつぎにおこるのです。
ビアトリクス・ポターの観察力の鋭さが、しっかりカエルの生態をユーモアたっぷりに描いています。
この作品はビアトリクス・ポターのいとこに捧げられています。カエルが好きだったようですね。
相変わらず、美しい絵がこれもユーモラスにファンタスティックに作品を盛り立てています。
ピーター・ラビットシリーズではちょっと変わった登場人物ですね。
いつもながらに楽しく愉快に読めました。 -
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