高橋弘樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2025/05/25
p.21
世の中には、リーディングカンパニーに勤めていない人が9割9分です。ましてや、銀河系一ザコでおなじみのテレビ東京では、そうした戦略をとれるはずもありません。では、どうするか。
難しいとわかりながら、常に新しいものを作り続ける。
選択の余地なく、宿命的に、この戦略をとるしかないのです。
テレビ東京というのは本当にバカっぽい組織だと思います。視聴率が悪くても、見たことのない新しい番組なら、翌日上司が「もう1回やる?」と平然と言ってくる謎の会社です。でも、だからこそ、テレビ東京には「スベってもいいから新しいものを作り続けよう」という性癖ともいうべき根強い思想信条が -
Posted by ブクログ
これまでの日本はそれはそれで良かった。ただ、いつまでも良い訳ではなく、最近ではそれにしがみつくことがこの国の足を大きく引っ張ってきいるとも言える。そんな状況下で過去からの流れに影響されることなく自由に研究してきた人達が目の前の問題、将来の課題に対する意見や解決策を述べている。非常に頼もしい意見ばかりだ。
社会に役立つための研究をしている訳ではなく、自分が取り組んできた研究が社会のこういうところに役立つはずだ、という考えがとてもいい。こういう人達に任せたいと思ってしまう。
絶対的安心がないと採用しないという日本独自の安全策に見切りをつけて、この人達の考えを試しに一度取り入れてみるという方法はない -
Posted by ブクログ
番組は今シーズン2の真っ最中。本書はシーズン1について書かれていて、毎週配信を楽しみにしていたことを思い出した。台本のない旅でほとんど有名な観光地にも行かないところが逆に面白くて好きだ。合理的主義者のひろゆき(敬称略)が理屈ではなく心からの笑顔を見せているのも印象的。
ひろゆきがアフリカのナミブ砂漠に置かれて、ヒッチハイク等でインド洋を目指す旅。番組のルールはひろゆきが直ぐに旅を終わらせない様に配慮されたものであったことが分かった(笑)
途中で合流した東出(敬称略)とのひろゆきの車内での会話や現地の人との交流、どこを取っても面白いのだけれど、豊川Dがひろゆきに怒られているシーンが一番面白い( -
Posted by ブクログ
Abemaで放送中(シーズン2)の旅番組。
この番組を観るまで、ひろゆきさんのことも知らないかったし
東出さんにも全く興味なし(悪い印象しかなかった)だったのに・・・
一気に2人とも大好きになった!
特に、東出さんの印象はガラリと変わった。
日本では山奥で狩猟をして生活しているらしい。
そのせいか、とにかく旅慣れがすごい。
動物も解体するし、汚いところもへっちゃらだし
現地に溶け込むのがとにかく早い。
一緒に旅をする周りの方への気配りもものすごくできる方だし
良い印象でしかない。
番組オリジナルグッズ買ってしまったよ!笑
東出さん監修のカラビナ。届くの楽しみ。
ひろゆきさんのこだわり -
Posted by ブクログ
4人の天才たちとは,成田悠輔,斎藤幸平,小島武仁,内田舞。それぞれ,外国でも注目されている日本の知性たちです。
このうち,わたしが著作を読んだことのある人は,斎藤幸平さんだけ。
どの方の意見も,説得力に富んでいて,なかなか刺激的でした。
本書の編集者である高橋弘樹氏は,「おわりに」で次のように述べています。
この本はぜひ,ゆるめのBGMのかかったカフェや,ヒーリングミュージックのかかった寝室でゴロゴロしながら,読んでいただければと思います。(本書,207ぺ)
わたしは,テレビが鳴っている様な場所では本は読めないのですが,自宅の炬燵に寝っ転がって,延べ4時間くらいで読み終わりま -
Posted by ブクログ
知的好奇心を満たす程、深くロジカルに考察を述べたり、新説が披露されるような本ではない。寧ろ、本著の素晴らしさは、それとは真反対の所にあり、天才たちを手の届きやすい場所まで引き下ろしデフォルメ化する事で、人への興味から学問への入り口に足を踏み入れやすくしている狙いにある。マッタリと読めて、穏やかな気持ちになる。
意識してそうしている、というのが日経テレ東大学のプロデューサーでもある高橋弘樹氏。コンセプトを補強するのが巻末の天才たちのプライベートエピソードだ。打ち合わせ中にいきなりセロリを食べ始める成田悠輔。会食に牛肉を選ばない斎藤幸平。社会制度上嘘をつかなくてはいけないと言うストレスをアルゴリ -
Posted by ブクログ
これは旅情を掻き立てる本です。
「遠くに行きたくなる」のではないです。
なぜなら東京の島を巡る旅だからです。
しかも東京の島といっても、伊豆諸島な
どでもないです。
都会の島を訪れるのです。
モノレールに乗っていると通る昭和島や
京浜島も、その名の通り島なのです。
そこは、とても東京とは思えない風景や
独特の時間が流れています。
東京に住んでいれば、すぐにでも誰でも
行くことができるのです。
旅とは非日常の体験です。
東京の島には本当に非日常の世界がある
ことに気付かされます。
すぐにでも、そんな身近な非日常を体験
をしたくなる一冊です。 -
Posted by ブクログ
こういうノウハウがきちんと書かれた本がやっと出たんだなあと思いました。過去にも少しはあったと思いますが、著者の訴えている
「身嗜み」の延長でのメイクという感覚は今まではあまりなかったように思います。
中性メイクや女装メイクなど、可愛くなるためのメイク方法などは増えてきましたが、ビジネスに置いての身嗜みのメイクの方法を事細かに教えてもらえる本は初だと思います。
世界的にメンズメイクの需要が高まりつつある今年、満を持して出版して頂いた事で更にメンズメイクが認知されると思います。
内容も何もわからないけど、興味がある男性にとっては正にバイブルじゃないでしょうか。
膨大なデータや、努力が無ければこのよ -
Posted by ブクログ
資本主義は、民主主義は、日本社会は、
どう“変調”していくのか ──?
予測不可能な時代を生き抜くヒントを
「最先端の知性」がはじめて明かす
YouTubeチャンネル【ReHacQ】プロデューサーの高橋弘樹さんが、以前手掛けていたYouTubeチャンネル【日経テレ東大学】で過去ゲストとして招いた4名について、チャンネルで触れたインタビュー内容などを書籍化したものです。
成田悠輔氏や内田舞氏の出演回が好きだったので、本書籍を手に取ってみました。
読んでみたら、斎藤幸平氏の部分が結構気になりましたね。彼の著書『人新世の「資本論」』読んでみようかな。いや、マルクスの資本論を先に読んだ方がい