高橋弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
第1章 早朝の佃島~銀座から4分、漁師の島に住む
第2章 佃島観光~東京23区の島、観光してみた
第3章 佃島の物件~月1.5万円で買える長屋
第4章 城南島~絶景ビーチと、半裸のおじさんの島
第5章 中之島~まさかの北区・赤羽に島?
第6章 もう1つの中之島~ピンクに染まる小さな島
第7章 夜の佃島~東京最古の盆踊り
第8章 京浜島~『地球の歩き方』京浜島編
第9章 勝島~まつろわぬ境界島
第10章 平和島~絶景ビーチへの隠れ入り口
第11章 昭和島~この島のような、父になりたい
第12章 月島温泉~東京23区の島風呂
第13章 妙見島~江戸川モン・サン= -
Posted by ブクログ
ネタバレ『日経テレ東大学』で見かけることの多かった、TVプレデューサーで演出家の高橋弘樹さんの企画術に関する本を読んだ。
フォーマットを問わず、広くコンテンツ一般に適用できるコアとなるアイデアが羅列されており、かつとても属人的かつ高橋さんのサブカル的な遍歴が前面に打ち出されているので、読み物としても楽しめる(ライターを使わず、著者本人が文章を書く最大のメリットはここにある)。
けれど、企画術に関する本ということで、もっともリアリティと具体性があって学びになるのはどうしても高橋さんが企画・演出をしている『家、ついて行ってイイですか?』の誕生秘話、ヒットした理由の分析、制作する上でのノウハウ部分だと思 -
Posted by ブクログ
読み物としてはとても楽しめる内容だった。この本を通してフェイクドキュメンタリーを見てるような感覚になり、新鮮だった
興味を持ってもらうコツは単なる事実の羅列ではなく受け手の記憶を想起させ、共感を生むようなストーリーとその設定にあるのだということを学んだ。
また、飽きさせないコツは受け手の想像を「裏切り」続けることだと書かれていた。これには短期的な裏切りから起こる「笑い」と長期的な裏切りから起こる「伏線」などがある。
さまざまな項目に分けられて書かれているが重なる部分も多く、いまは何について話しているかを構造化しながら考えないと混乱するような章立てのように思えた。
ただもう一度言うが読み物として