高橋弘樹のレビュー一覧

  • 都会の異界 東京23区の島に暮らす

    Posted by ブクログ

    東京23区にも実は島がある。都会の喧騒を離れた穴場スポットを探索する。

    島はいわば一つの異界。都心からわずかな所にも島がある。

    佃島、城南島、中之島、京浜島、勝島、平和島、昭和島、妙見島。

    海により隔てられただけで全く雰囲気の異なる地域。穴場を良くぞ見つけたものだ。

    筆者は「空から日本を見てみよう」のプロデューサーだったという。謎の建物、モニュメントなど。番組敬虔が本書にも生きている。

    0
    2021年09月01日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    「家、ついて行ってイイですか?」などを手掛け、テレビ東京でプロデューサーとして番組制作に携わる著者が視聴者に飽きさせない番組作りのノウハウについて500ページにわたって書いた一冊。

    映画と違いいつでもチャンネルを変えられるという中でどれだけ視聴者に最後まで見続けてもらうかということについてストイックに考え、低予算の中でも魅力のある番組作りについて学ぶことができました。
    そして、冒頭、持続、ラストと3つに分けて視聴者に最後まで見てもらえる番組作りのノウハウも学ぶことができました。
    1つの番組に本書で書かれている要素が盛り込まれていることを知り、番組作りの奥深さと難しさを感じました。
    ナレーショ

    0
    2021年02月24日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    1秒でつかむためには、日ごろから「なぜ?」と問い続けることが必要。
    マルチターゲット戦略部分は今の仕事に役立ちそう。
    「わかる人にだけわかるものも含まれている。でもそれは『わかりたくない人』の鑑賞を邪魔しない。」
    編集者さんからのメールが紹介されていて、あれ?なんかデジャブ...と思ったら、ダイヤモンド社の今野さんだった。

    0
    2020年03月01日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    ★逆転とアンバランス★長期密着のドキュメンタリーは作れないから、短期・準備なしで終電を逃した人についていく「家、ついて行ってイイですか」。予算が限られるので、一点突破でディレクターを70人も抱えて撮影もさせる。何が起きるか分からないからカメラは回し続ける。テレビは前に戻れず、また視聴者を映画のように囲えないから、瞬間ごとに引き付ける。こうした技術もなるほどと思うが、結局は熱量なのだろう。

     厚い本を読むことで「つかみ方」を具体的に体験してほしいという狙いとのことだが、やはり長い。テレビと本とでは構成に差があるのだろう。組み方やゴチックなど工夫は多いがかえってくどく感じた。

    0
    2019年06月07日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    ①すでにあるジャンルの、もっとも根本的な価値の否定を企てる
    「あたりまえだ」と受け入れているルールや基本構造を発見することが第一歩

    ②そのデメリットを上回るメリットがある場合にのみ、引き算すべき

    ③人が「ウザい」「嫌い」「ダサい」「ダルい」と感じるものの魅力を引き出す

    「おもしろい」と感じた一瞬のシーンを「切り取って覚えておく」なぜなら、その一瞬に心を引かれたということは、そこに何らかの「魅力」があったということ

    ④バランス崩壊力
    予算書をじっくり眺め、予算のバランスを崩壊させる

    ⑩心の可視化力
    1)人の心は見えない
    2)取材者とその受け手には、情報格差がある
    3)そもそも受け手はそ

    0
    2019年04月26日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    テレビ東京のプロデューサーが後輩に贈る
    テレビづくりのマニュアル本。

    表現は一般化されていて
    体験してノウハウを身につけてほしいという意向で
    構成されていて、特殊な感じはせずに
    納得しながら読めた。

    仕事が好きで、それを共有したいという熱量が大きく
    勢いがありワクワクした。

    実体験だけでなく、
    疑似体験や想像、共感でも体験が得られ
    興味がひかれ、説得力が増すという
    体験ができたことが収穫だ。

    0
    2019年04月08日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    親鸞聖人

    仏様から見たら、人間は全員煩悩だらけで、1つ、2つは誰しも悪いことしてるはず。それなのに自分を善人だという人はポンコツ。だから、自分が悪人だと思う人のほうが救われる(浄土真宗)

    人の心に何か感じさせるためには、必ずストーリーが必要

    ストーリーなくしてコンテンツとして成立するのはエロやグルメなど、人間の本能に訴えかけるジャンルだけ

    どう切り取るか、どう認識するかということを避けて通れないので、ノンフィクションも全てストーリーである。

    自分自身への認識を明確にしておかないと、自分が興味深いと思った事実や魅力的だと思ったストーリーの魅力をうまく受け手に伝えることができない

    超具

    0
    2019年02月23日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    未来予測図というテーマからすると、斎藤幸平さんの話がよかったかな。
    小島武仁さんのマッチング理論の話も、ある分野や範囲では、私情や忖度が入らないから面白そう。

    今の世界では、経済の成長を目標にするしか政府はできないのかもしれないけど、お金でしか測れないのはしんどい。価値観の多様性という視点だけだと、やっぱり金持ちが得してるじゃん、ってなるから思想として足りない。
    斎藤さんの著書を読んでみようと思った。

    0
    2025年11月05日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    教育は一定は義務教育でそこからパーソナライズ、環境破壊と収入格差は相関あるから脱成長など、独自で複合化され長期視点が勉強になる。

    0
    2025年09月10日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    各分野の天才たちの視点が
    新鮮。詰め合わせの魅力はあるが
    表層の指摘で終わっ感があるのと
    一冊にまとめた、キュレーション効果が無かったのが残念。

    0
    2025年08月12日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天才の視点を学びたく購入も、難しく理解できない点も多かった。さすが目先の数年先の未来ではなく100年とかそういう単位の見ているだけあるなと、本書がどうこうというよりも、自身がこういった本を理解できるようになりたいと思えた。

    個人的には
    一つ目、日本の教育の格差遅れ、変わらぬ選挙制度。「出る杭は打たれる」ではなく、「出過ぎた杭は打たれない」世の中になるべきと私自身も感じた。
    二つ目の環境問題ー絶滅危惧種の話、電気自動車のリチウムイオン電池が単なる負担の所在を転々とさせているに過ぎないというのは納得。

    0
    2025年08月07日
  • 1秒でつかむ―――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

    Posted by ブクログ

    速読。1秒で興味を惹きつける、1秒たりとも飽きさせない、最後の1秒まで無駄にしない、そのための32個のテクニックを紹介している。32個のテクニックはそれぞれに対象者が記載されてるので、読者にとって刺さるテクニックを中心に読み進めていくのが良いと思いました。

    0
    2025年04月18日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    気軽に読める。
    4人の学者に対するインタビュー。
    内容は雑談に近い。
    あとがきにあった4人のキャラクターが面白い。かなり行動的で個性的。

    #内田さんの情報:アメリカでは国家制度としての育休はない。

    0
    2024年03月29日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    成田さん
    ・不真面目に、遊びや趣味の延長線をフラフラと生きている人の方が、競争力を持つ社会になる?王道人生を歩む道からズレるように工夫した方がいいなと思った。

    斉藤さん
    ・アメリカと日本の比較。格差の大きいアメリカ→資本主義は間違っているのでは。
    ・問題の外部化。時間・場所的軸において。先進国が利益追求、環境配慮するために、遠く離れた後進国から搾取している→商社で働く上で、そうなのか実際に自分の目で見て、それを改善する、そうしないで日本を豊かにできるようにしたい。忘れてはならない視点。
    ・更なる豊かさを求めることが目的になっている。資本主義に組み込まれている私たち。特に会社で働く上では気をつ

    0
    2024年03月14日
  • 都会の異界 東京23区の島に暮らす

    Posted by ブクログ

    「日経テレ東大学」「家、ついて行ってイイですか」「ReHacQ」のプロデューサー、ディレクターで有名な高橋弘樹氏の著書。本人も緩いが、この本も緩い。コロナ禍、遠出が難しい時期に東京の島を巡ってみようという企画。高橋氏の人柄が存分に出ているようで、つまり、気軽に他人に話しかけたり、好奇心旺盛で妙な所に視点がいったり、一緒に散歩している感覚が楽しい。旅ではなく、散歩だ。俗っぽさが、懐っこさに感じ、ノスタルジーな感覚を刺激する。

    漁師の島である佃島、隠れビーチが存在する城南島、中之島、京浜島、勝島、平和島、昭和島、妙見島。空港行きのモノレールに乗ると、停車駅として耳にするものもある。しかし、ほとん

    0
    2024年03月09日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    生きづらさをどこに感じているのかをなんとなく理解出来た気がするなー
    こういう人たちがいるから世の中はまわる

    0
    2023年11月06日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    気軽に読んでいい本だった。

    タイトルに期待して気合い入れて読み始めたが、それぞれの分野の要約のような内容で深い話はなかった。
    成田悠輔さんの「よく分からないおじさん」というのが、私の憧れでもあって共感できた。
    内田舞さんの「サツキとメイのお父さん」は確かにそうで、そういう思考に余裕のあるおじさんになりたいと思った。

    0
    2023年08月11日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    本書に興味をもったきっかけである成田氏と斎藤氏に関しては、それぞれの著作やYoutube動画などを通して、研究内容と主張は理解していた。
    本書ではその再確認といった感じだったため特に大きな発見はなく、
    一方で自分が知らなかった小島氏と内田氏の研究などについては興味深く楽しく読めた。
    日本で注目される天才たちの先端研究を、まとめてサクッと読める点には強いメリットがあるので、それぞれの著作を読んだことがない人にはとても良いだろう。
    なんせ読みやすい。

    成田氏から小島氏までの章を通して読んで特に気になった点は、
    「重大な意思決定を行う人も、基本的に自分のそれまでの経験をもとに判断を下す」という事実

    0
    2023年07月04日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    ・進学校に入ると頭がよくなるのではなく、頭のいい人が進学校に入っているだけ。入った人と入れなかった人のその後の学力に違いはほとんどない。
    ・突き詰めると「人間は何の意味もない遊びを永遠とやる動物」
    ・無限の成長を有限な地球上で求める資本主義は解決できない。
    ・こどものことを大人の世界で理解しようとせず、好奇心を持って接する。

    0
    2023年04月15日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    4人の今をときめく著名な方々が、インタビュー形式でご自身の主張や考えを展開している書籍。
    内田舞さんのことは知らなかったのですが、知らなかったが故に、読後で1番印象に残りました。
    ネガティブな感情を書き替える「再評価」については、もう少し別の書籍で学んだ上で、ぜひ取り入れたいと思いしました。
    本書に登場する方に興味があるが、今まで考え方や主張に触れてこなかった方にはオススメ。
    他の書籍等で知っている方には、深みは感じられないと感じました。

    0
    2023年04月04日