むんこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「らいか・デイズ」完結の35巻。21年間お疲れ様でした。
それぞれの別れと旅立ち、変わらない日常。いや、変わってはいるのだけど、変わらないものはあるのだよ、という。いちいち説明しない作者さんなので、どんな風に文脈を読みとるかが大切なんだけど、終わりと始まりが同一であるということだと思いました。
まあ、制服を最初に竹田に見せたいという気持ちを、ちゃんと行動に移せるようになったあたり、らいかちゃんの恋心も成長したということでしょうね。
おまけで父親の顔が描かれなかった理由を明かすのがニクイ。描いた理由も。
そこにあると、当たり前のようにあると思っていたものがなくなるのはしんどい。
36冊目 -
Posted by ブクログ
財津先生とシスターのお話。
無償の愛をくれた人に返せるものは何があるのか。相手は見返りを求めてしたわけではなく、それは重々承知なのだけども、元気な姿を見せてくれるだけで嬉しい、と言われるのだろうけども、それをそのまま受け入れるわけにはいかない。
恩義を返しているということを、相手の重荷にならないように、自己満足にならないように少しずつ、途切れることのないように、感謝と尊敬を込めて続けてゆく。
いつか来る別れの時に後悔することのないように。
財津先生とシスターの関係は、財津先生とマキナの関係と相似で。そうであるなら、マキナの想いは叶うことがないものなのか、と。マキナが財津先生の人生の幸せを見つ