安達千夏のレビュー一覧

  • モルヒネ

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    あんまり覚えてないなー高校生の時に読んだんだけど。
    泣いた記憶と、やたらボルボに乗ってた記憶が残ってる。

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    2013年06月14日
  • モルヒネ

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    小説としてはありかと。私はこういう恋愛小説はふーん…という感情しかもてないなあ。先は読めるがきれいにまとまっていた。

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    2013年02月25日
  • モルヒネ

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    幼い頃に母親に先告立たれ姉を亡くし、二人の死の要因となった父親とは縁を切りホスピス治療にあたる医院に勤める女性医師の話。死んでゆくこと、死にゆく近しい人を見送ること、尊厳死と安楽死の違いなど、作品全体を通してずっと「死」について語っている。そもそも悲しい生い立ちで後に出会う暖い人たちの心の発する熱で暖を取ってかろうじて生きてきた女性が大人になり死を扱う職につき大切な人を見送ることになり自分を見つめ直し再生してゆく話。全体的に沈んだ雰囲気で読んでいて悲しかったけれど、彼女の周囲の人たちが優しいのと前を向いた感じで完結するので読後感は暗くないです。

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    2013年10月27日
  • モルヒネ

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    独特な台詞回しが最初は読みづらく感じましたが、進むにつれ逆に流れるように読むことが出来ました。

    題名から連想していた内容とはかなり違ったのですが、最後まで読んでやはりこの題名だなと感じました。

    永遠のテーマであろう『愛と死』について考えさせられる一冊です。

    ただ世界観が独特なので好き嫌いは別れそう。

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    2012年09月27日
  • モルヒネ

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    ネタバレ

    大好きだった姉の死、自殺した母
    なによりも憎き父を警察に突き出した私。

    在宅介護で日々に追われる真紀の元に、昔の恋人だったヒデが姿を現した理由は
    彼自身が末期がんに冒されていたからだった。

    彼の残り少ない人生、多忙な婚約者との間に揺れる想い
    婚約者ではなく、ヒデにだけ打ち明けていた自分の生い立ちと過去。

    あ~恋愛以上の愛だ。

    余命残りわずかって本人はきっと延命を必要以上に望むことなく
    残された時間を自由に静かに過ごしたいという願いとは裏腹に
    きっと周りの人はもっと生きてほしいって願うよね絶対~。

    死は誰にだって訪れるのはわかっているけれど
    わかっていても大切なも

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    2012年08月19日
  • モルヒネ

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    もっともっと深く落ち込んでいくものじゃないのかなぁ。

    わかるけどさ。
    なんか、なりきれてない感じがするのです。

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    2012年06月25日
  • あなたがほしい je te veux

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     実はお互いほとんど本気であるとわかっていて、笑い飛ばす。血族の繋がりに依存しない以上、こうしてドライに、しかし周到に自分達の将来を操作していかなければならない。
     そして一緒にいて欲しい人にははっきりと熱烈にそれを伝え、理解を請い、身柄を確保しておかなければ。あなたに去られたら困るのだと、必要なのだと、相手にもわかるように示さなくては。絶望を理由に人を遠ざけ寂しさから傷付けたのは、子ども時代の甘えた思い出だ。
    (P.183)

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    2012年02月08日
  • かれん

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    前作モルヒネ同様、生と死という究極のテーマのなかに独特の愛を漂わせています。
    静かな静かな…まるで流れる川を見ているような気分です。

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    2012年02月05日
  • マキリ

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    ホラー恋愛小説。今年山形で即身仏をみてきた為、なんとなく気になった小説。即身仏伝承の残る現代山形を舞台に、不思議な空気感で描かれた男女の情念と因果。自分ははたして死んでいるのか?と疑問を持ちながらも、ある事件から逃げるべく生まれ育った山形へ、昔愛した女のもとへと舞い戻る男。激しく求め合う二人だったが、、、。
    ラスト数ページに、いや、数行にすべてがあった。生きるということの執念、純粋に人を愛する欲。どん底をみた悲しい瞬間に、すがりたかった人が側にいなかった辛い過去と現在に続く想い。そして、再び戻ってきた彼に告げる言葉は...。上手く表現できないが、女性は単純にはできていないということです...。

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    2011年12月27日
  • モルヒネ

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    ちょっと暗ーい 恋愛小説です。

    虐待をする父親により母が自殺。
    小学生と幼稚園児の姉妹でほぼ生活をしている中、父の暴力により姉が死亡、父親が拘留。
    その妹が施設から養女にいき、医師になり終末期医療に携わる。
    突然いなくなったはずの大学時代のピアニストの恋人が仕事をしているときに患者として現れる。
    そこから物語がすすんでいきます。
    自分の境遇、人の死、人への思い、支えてくれる人々。
    いろいろなテーマがあって、いろいろな感じ方がある本だと思います。
    すべての人に薦める本ではないように思いますが、私は読んでよかった もう一度読み直したいと思える作品でした。

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    2011年10月02日
  • あなたがほしい je te veux

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    障害のある恋愛の話だけど、障害はあまりメインではなくて、主人公の何物のせいにもしない真っ直ぐな気持ちが一番印象的。

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    2011年03月31日
  • 見憶えのある場所

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    このテーマなら、なんか、もうちょっと…!視点固定・三人称で視点がくるくる変わるので、そのスパンが短すぎるような気もしました。

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    2011年02月07日
  • おはなしの日

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    内容的には‘児童虐待’という重いものでしたが、最後の解説にもあるように「激しく痛い内容と静かで美しい文章というギャップ」これに惹きこまれてしまいました。

    でも・・・。やっぱり重いものは重い・・・。

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    2010年11月26日
  • 見憶えのある場所

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    考えさせられる。
    キャリアを捨てて専業主婦になったことを、自分自身がどう捕らえるかによって、こうも家族の人生が変わるとは。
    いつでも前向きで生きていきたい。

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    2010年07月17日
  • あなたがほしい je te veux

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    男友達・小田さんとのシーン
    仕事のシーン
    恋い焦がれる留美とのシーン

    この3つで綴られています。
    小田さんとのシーンは殆どが性描写です。
    私は読む前にある程度人の感想とか読んじゃうんですね。
    これの場合もそうなんだけど
    私は他の方が言うほどエロティックには感じなかったですよ。
    スポーツ的な感じがしました。
    いや…甘美なんですけどね。(笑)


    読みやすいって言うか…
    流れが簡単だったかな。
    小田との夜から翌日の仕事モードへの流れがいまいちかなぁ。

    でも後半、カナがベルギーにいる留美からの手紙を読んでから
    ラストまでの下りは繊細でさわやかな流れでした。
    「はじまり」の予感でしたね。

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    2010年05月26日
  • あなたがほしい je te veux

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    おおいに共感する部分がありますね。
    恋愛嗜好とかではなく、生き方とか考え方とか。

    外でつっぱらかってるから、
    甘えられる人には曝け出してしまうとか、
    失うのが怖いからはじめから近づかないとか、
    全部自己防衛。

    強いわけじゃなく、むしろ人より打たれ弱い。
    だからバリバリに武装してバリケードはってなくちゃって。
    うん。わかる。

    わかりすぎてというか、
    あまりに自分と重なりすぎて、
    イヤだなと思ってる自分と重なりすぎて、
    ちょっとげんなり。

    ☆☆☆ ホシ3つ

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    2010年04月17日
  • あなたがほしい je te veux

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    文中で気になった言葉。
    『留美は香水をつけない。「香りって、誘惑者がつけるものだから」だと言う。』
    フレグランス大好きな私は、きっと誘惑者なのだろう。(笑)

    男とはセックスするが愛し合えない。
    愛しい女とは抱き合うことが怖い。
    精神的同性愛の主人公カナであるが、
    留美と肉体的に抱き合うことを予感しながら、この話は終わっている。
    下手にレズビアン描写が描かれていない分、
    その後の展開を想像するほうが楽しいかも。

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    2009年10月04日
  • 見憶えのある場所

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    母親って子供が生まれたら無条件に母親になれるってわけでもないんだよな・・・。
    そして、そんな母親を選べずに生まれてきた子供はきついよね・・・。
    やっぱり家族は家族として機能していないと、それぞれが哀しい。

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    2009年10月04日
  • あなたがほしい je te veux

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    女の人を好きな女の人が男の人と寝る話でした。それなりに面白かったです。
    何が?と言われちゃうとなんなんだけど、エロイです。

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    2009年10月04日
  • 見憶えのある場所

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    ピリピリしているピンと張り詰めた綱の上を目隠しをして歩くような、そんな緊張状態の続く母子関係世の中の全ての母親が、自分の子供を愛し、自分を犠牲にしてまでも守り育てている と言うのは幻想である過去の栄光にすがり、人より優れていたことを自分の存在のよりどころとしている母親は 娘が自分の思うとおりの道を進まないことに過剰に反応する。言葉で、身体で 娘を痛めつける。娘は母を精神的に切り離すことで一人の人間として生きる世界を手に入れる。が父親のいない子供を生むことで、娘は母親の生活へと自ら戻っていく。なぜ 離れないのか。父親が弟が 母親を捨てたように。なぜ 自分も母親を捨てないのか。母親は 娘が完全に去

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    2011年08月01日