堀義人のレビュー一覧
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経営大学院での学習における心構えで、以下2点気持ちを引き締められた。
1. ケースメソッドへの向き合い方
ケースの文章から答えを探すのではなく、
自分なりの問いと、環境分析を行う。そして、その企業の問題点と解決方法を考えるという、経営者としての疑似体験を行うという意識が重要。
2. クラス受講の心構え
クラスの中で、講師から答えが与えられるという甘い期待があった。もともと正解なんてない。正解がない中で、クラスメイトのディスカッションによって、納得解を見つけていく。実際の経営の場面でも、一人で決めることはせず、関係者を巻き込んだ議論で意思決定する。そういうつもりで、クラスでのディスカッシ -
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1.この本を選んだ目的
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学校の課題で読む必要があったので。
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2.概要
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グロービス経営大学院の創設者である堀義人さんの学生時代から、グロービズを成長させたところまでのお話。
堀さんは繰り返し振り返りとか、立ち返りを行っていて、自分について、何度も見直している姿が伝わってくる作品になっています。
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3.感想
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グロービスでは志の授業を重視しており、知識だけではなく、どのように生き行くかを、しっ -
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グロービス経営大学院学長の堀さんがグロービスでの学びについて紹介している。
能力開発、人的ネットワークの形成、志の醸成という3つの教育理念について分解してより詳細にこの本で内容を伝えている。
一見すると抽象的な上記の概念もしっかりと言語化して説明しており、教育理念を掲げる意図やそれらをどう達成していくかについても記載されている。
かなり実践的な学びのある本だと思っており、 MBAの外枠部分についてはこの本で理解できる。
MBAの中身部分については別途詳細に学ぶしかないわけだが、グロービスに限らずビジネススクールに通う人々全体にとっても参考になるのではないかと感じる。
VUCAの時代と呼 -
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グロービス経営大学院の学長である堀さんが書いた自叙伝。
ハ-バ-ドビジネススクールに留学する前の商社時代から帰国後にグロービス経営大学院を経営するようになるまでが描かれている。
グロービスは今や毎年の国内 MBA入学者数2000人のうち、1000人を占める巨大な学校である。
各拠点校舎の設立と共にオンライン授業も充実しており、国内国外問わずどこからでも学ぶことができる。
また、能力開発、人的ネットワークの形成、志の醸成という3つを教育理念に掲げているユニークなビジネススクールでもある。
卒業生にはメルカリの創業者やハルメクの編集長もいる。
各企業での研修実績も多数あり、名実ともに国内ナンバー -
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GLOBIS堀学長の著書
先日同氏のセミナーに参加し、大変感化されて帰ってきたので早速読んでみた
堀氏は住友商事在職中にHBSに留学し、帰国後GLOBISを設立。HBS同期にはローソン(というかSuntory)新浪氏など現在有名となった日本人も複数いたものの、最初にベンチャービジネスを立ち上げたのは同氏
本書にはその設立の経緯や動機、そしてモチベーションの源泉等が詳述されており、大変興味深い
「創造と変革の志士」となるためには能力開発、志、そして人的ネットワークの構築が必要。カネ儲け主義のビジネスでは成功せず、高い志に基づいた社会貢献の意思が必要
堀氏のバイタリティの源泉が垣間見れたとともに -
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「吾人の任務」は、グロービス堀学長の御祖父様の若き日々の使命を記した追悼集からつけられたタイトル。そして、孫である堀学長が自らのミッションを綴ったのが本書です。
堀さんのHBS留学、グロービス創業の理念がご自身の言葉で等身大に語られていて、日本人としてアイデンティティを持ちながらも、日本という枠組みのみならず、世界やアジアという枠組みで考え行動するに至る思考プロセスを知るにつけ、読んでいるだけでアツくなります。
しかも、こんなにもすごい人なのに、意外にも留学時は明確なゴールを設定していたわけではなかったところなどかえって共感してしまいました。もちろん、そこからの気づきや思考の深さ、ダイナミ -
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ネタバレ「幕末の志士たちのように、21世紀を駆け抜ける志士となるための心構えを学びたいあなたに」
この本で繰り返し主張されているのは”志”だ。
志は自らの使命を悟ることにより、生まれる。自分の中の欲求や感情をそぎ落としたときに初めて、知ることができる。
次に自ら試練に立ち向かう。
困難な状況に立たされて初めて人は成長できるからだ。ピンチを成長のチャンスととらえて、試練を楽しむ。
そして志を信じ成し遂げるためには、大いなる勘違いが必要となる。
つまり、徹底的に自分自身をだまし込む、信じこませる。もし自分を信じられなくなったとしたら、それは自分の限界を作ってしまうことになるからた。
ほかにもさまざ -
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グロービス学長堀義人氏のメッセージは明快だ。
いまや日本MBAの総本山とも言えるグロービスの学長が、
『知』以上に『志』に価値を見出している所も興味深い。
ビジネススキルやテクニックを学ぶだけでなく、
仕事を通して人として如何に成長するか、成長した自分が成すべき事は何か、
改めて自分に問いかける機会となる内容。
以下、本と講演のメモ
・能力とは、反復練習の賜物
・組織はトップの器以上には大きくなれない。逆に言えば、
トップが成長すればそれだけ組織も成長する。だから、常に自己研鑽を重ねる。
・強みを伸ばすことに特化する。一歩抜きん出るまで強みを研ぎ澄まし続ける。
・時間をどう使うか、を考え -
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グロービスの教育理念について、学長自らの思いがつづられた本。初めは【経営知識】を求めてくる学生の多くは、【志の醸成】や【人的ネットワーク】で人生が変わるケースがある。その背景を垣間見れる1冊。
【経営知識】
・教科書ではなく人から学びなさい。正解はない、最善の解を求めるプロセスが重要だ。
・分析による思考を重んじながらも、人間力・使命感・感情・ひらめきなどに対する敬意を払うことは大切。
→問いに絶対解を求めるような考え方は捨てる。幾通りもあって当然。また、思考力だけでは成功確率は100%にはならない。経営の学びは成功確率を高めるための手段でしかなく、成績でAをとったからと言ってCの人よりも優 -
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可能性を信じ切る
この本を読んで一番感じたこと
堀さんも人間 はじめから大きな志があったとかではなく
やはり可能性を信じ切れずに右往左往
でも、あるときから可能性を信じ切る事をやりだして
自分も周りも大きく変わりだした。
自分に置き換える。
まだまだ、自分の可能性を信じきれているか?
微妙である。
可能性はあると信じて前に進んでいるが
途中で挫折したり、これぐらいって思ってしまったり
そして、できなかった時に出来なかった理由を自分以外に向けてみたり・・・・
可能性を信じ切る
そのために自分にある可能性をしっかりと見つめる
改めて考えなおしてみたいと思った