丁宗鐵のレビュー一覧

  • 顔の読み方

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    丁宗鐵(てい むねてつ)
    1947年東京生まれ。横浜市立大学医学部卒業。同大学大学院医学研究科修了。医学博士。79年から81年まで米国スローン・ケタリングがん研究所に客員研究員として留学。日本東洋医学会漢方専門医・指導医。現在、日本薬科大学学長

    千利休は来客を茶でもてなしつつ、その表情、所作から相手が何を考えているのかを読み取り、時の武将たちにさまざまな助言をしていたのではないか。私はそう考えています。 ただ単にお茶を飲むだけの場であるのなら、茶道が日本を代表する文化として現代まで脈々と受け継がれることはなかったはずです。 茶の湯はその静寂の中に人間対人間の真剣なやりとりや駆け引き

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    2023年11月17日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    丁先生存じ上げなかったけど好きになった
    こういう考え方ができる人今後も減っていきそうだな
    漢方を志す人間としてすごい方だなと思った

    中国系かと思ったら韓国系の方で苦労も多く
    勉強するなと言われて育ったり昔の人はすごいなと思う、笑える内容にしてくれてるのも素敵だった

    漢方的生き方を実践するために55歳で生き方を変えたってすごい

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    2023年10月28日
  • 丁先生、漢方って、おもしろいです。

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    いつもテレビで見ていた丁先生、やはりおもしろい方でした。
    それに本当に色々なことを知っていて、ためになる話も盛りだくさんでした。
    永遠に読んでいられますね!

    私はこの本に書かれていた通り、若いころ実証で、かなり無理して遊んでいたので、30過ぎてから病気になりました。免疫を無駄づかいしたのです。
    今は虚証に近い中庸な気がします。
    とはいえ漢方で補っているだけですので、何かしら改めないとと思います。

    また先生の本を、読みたいです。

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    2022年04月03日
  • がんにならない生き方―漢方治療の現場から―

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    癌にならない体質,中庸体質の重要性を認識でした.漢方で癌は完治しないが,悪くならないことも分かった.

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    2011年10月21日
  • 顔の読み方

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    読みやすさ★★★★★
    学べる★★★★
    紹介したい★★★
    一気読み★★★★
    読み返したい★★★★

    観相学に興味があったので手に取った。漢方治療の専門家である医師が、顔に隠された沢山の情報を医学的なデータとして取り扱っているところが信用度も高く興味深い。
    「顔の読み方」については三章にざざーっと書いてあるのみで、やはりモノにするにはそれなりの経験値が必要そうなことがわかる。身近な人物を思い浮かべながら、当たってるな~とか、まさかこのホクロが!とか、占い感覚で楽しめた。
    一方で、東洋医学とはなんぞや的なことも紹介されている。
    東洋医学での「診る」ことの基本姿勢を、現代の電子カルテばかりを見ている医

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    2021年08月28日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    漢方は、人を診る!
    その人の人生を見るという話が面白い。

    中庸が大事。回っている独楽で例えていて、バランスが大事。

    人生を空間に例え、太くて短いか、細くて長いか。
    途中から太さを変えるには、生活を変える必要があるとする。

    西洋医学のゼロ100、交換方式ではなく、中庸・修理方式。

    摂生と養生。

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    2020年05月07日
  • 丁先生、漢方って、おもしろいです。

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    高校の部活の先輩に薦められて読んだもの。
    先輩は昔から独特な空気感があり、それは医師になってからも変わっていない。
    ガチガチの真面目な?医者からしたら「お前そんなもん患者に読ませるなよ」と言うかもしれない本も平気で薦めてくる。
    でも、それは先輩の医師人生の中で培われた知見から、読んでおいた方が良いと分類したから薦めてくれたのだと思って真面目に読み切った。

    おっさんと漢方の先生の対話型エッセイだろうから、ゆるーく読めるだろうと思っていたら、どうしてなかなか、おっさんはまぁ、役回りもあるだろうから仕方ないにしても、先生の話させる内容がふむふむなるほど!おー!そうかそう言う事だったのか!とひたすら

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    2020年04月03日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    子供は4-5歳くらいまでの時の親の精神状態が良いとたとえ死に別れてもきちんと育つ。

    日本に上陸した宣教師たちはカソリックだから仏教や神道に関して寛容ではなかった。お寺や神社を破壊していた。九州に大きな格式のあるお寺がないのは切支丹に破壊されたから。

    あと5年もすると飲み薬を飲むだけで癌が治る時代がくる。自分の免疫細胞にがん細胞を攻撃させる。

    日本では抗がん剤を製造している会社が力を持っていたので免疫で治す方向にならなかった。

    高麗人参は非常に貴重で高価だった、戦国から江戸中期までは輸入に頼るしかなくオランダ船の荷物の3分の2は漢方薬であった。

    江戸時代は一般の人の医療に関する関心が今

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    2018年09月23日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    番組でお世話になっている丁先生と南伸坊の対談集。
    興味深かったのは、丁先生が自分の出自から半生までを赤裸々に語っている点。
    人は育ちで人間形成されるということがよくわかる。
    個人的に感銘を受けた一冊。

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    2018年03月28日
  • 正座と日本人

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    なかなか興味深い本。惜しむらくは完成度がいまいちな点。考察もあともう一歩という感じだし、図版が少なくわかりづらい。
    著者には是非同じテーマでもう一度著述にチャレンジしてもらいたい。期待を込めて、☆-1で4つ星

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    2016年05月27日
  • 医者を信じると病気になる 「常識」破りの養生法

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    東洋医学の考え方なのか、元気ギンギンの人を実証、おとなしい人を虚証と呼ぶ考えに馴染みがなく、新鮮と言えば新鮮だが、そのせいで終始怪しいなと感じながら読むはめに。そもそも民間療法で亡くなった人やコーヒー浣腸で癌に負けた人もいるから、軽はずみに「医者を信じるな」などと言ってはいけないのだ。医学を勉強せずに医学を否定する勘違い医療ナルシストが増えていないだろうか。コロナ禍の前、福島原発の放射能あたりからか。

    それでも本著は、極端過ぎない部類ではある。西洋医学的にも、おかしな事を言っている事もない、気がする。

    交感神経と副交感神経の上手なバトンタッチ。昼寝は1時間以上すると副交感神経のスイッチが入

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    2023年11月09日
  • 茶の湯とキムチ

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    朝鮮半島にルーツをもち日本で生まれ育った著者による日韓の比較論。比較論といっても、これだけ似ているんだから仲よくしようよというのが通底した筆致といえる。
    直情的で燃えやすい韓国の人々と本音を見せず冷静な日本人という図式は典型的でけっこう的を射てると思うけど、著者によれば嫌韓の人々は、その執拗に噛みつく性向からしても韓国人な思いのもち主だと。いやいや、そんなことないでしょう。あの人たちのネチネチ具合は日本人特有のものじゃないのって思うけど、嫌韓の人こそ韓国人に似ているという見方は、著者の皮肉かもしれないけど面白かった。

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    2023年05月04日
  • 漢方的生き方のすすめ

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    薬は好きではないのだが、最近薬にお世話になることが少なくなく、漢方はどうだろう、漢方って何だろう?と手に取る。
    が、あまり漢方とは的なものは書かれておらず、漢方の丁先生の生き方、ひょんな出会い、良い出会い面白い人生を歩んできた話が語られている本。
    探しているのはこういう本ではないのだけどもねと思いながらも読み進めると先生の話が面白く、時にはクスッと声が出てしまう。

    ■学
    アメリカは自分で医療保険に入るので、日本で言うと車のように事故に遭ったら、保険料が高くなる。なので、自分の健康には気を遣い、つまらない症状では病院にかからない。

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    2022年06月03日
  • 正座と日本人

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    漢方の大家が市井の歴史家となって解き明かす正座の由来。日本人が古来からの伝統と思い込んできた正座・畳・座布団という三点セットが実際には歴史が浅く、庶民に浸透したのは明治以降であり、もうすでに廃れ始めているという皮肉な現状にあるが、そんな今だからこそ「健康法」として見直されてはどうかという医師の観点からの提言が素晴らしい。

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    2021年11月07日
  • 医者を信じると病気になる 「常識」破りの養生法

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    東洋医学と西洋医学の両方を勉強した著者が、主に東洋医学の観点から健康法を記述した一冊。

    漢方などについては知らなかったので、勉強になった。

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    2015年02月11日
  • 名医が伝える漢方の知恵

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    20131013 自分も第二の人生を考える歳になったのか。実証にせよ虚証にせよ、前向きな気持ちが大事ということだと思う。

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    2013年10月13日
  • 医者を信じると病気になる 「常識」破りの養生法

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    「常識破り」の養生法とあるように、漢方医学の立場から、一般的な健康情報や健康法は尽く否定されている。
    例えば、生野菜は毒性の食べ物、肉より野菜の方が太りやすい、明るい照明は目をを悪くする、春の山菜は体を壊す、冷たくして飲む健康茶は逆効果、日本の牛より米国牛の方が安心、納豆は賞味期限間近を買え・・・等。
    なるほどと思える根拠も示されていて、筆者の根本思想が見て取れるが、独断的きらいも一部見られるようだ。
    薀蓄本として読むという手もある。

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    2013年10月07日
  • 病気にならない 朝カレー生活

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    著者はNHKラジオの健康相談歴20年のお医者さん。
    発行間もない時期に読んだのだけれど、その時は「ふーん」で終わっていました。
    今回読みなおして、朝カレー生活はあきるまでやってみる価値があるな、と思いました。どう考えても害がないですもん。益があったらラッキー。
    飽きる前に何らかの効果があれば続くでしょうし、レッツトライ!

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    2013年07月28日
  • 病気にならない 朝カレー生活

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    ネタバレ

    スパイスは体にいい。そして、そのスパイスがたくさん入っているカレーは体にいい。そして、夜食べるより朝食べた方がその効果がある。
    ということを細かく説明しているのが本書。
    スパイスの薬効成分として、①食欲調整②消化促進作用③寒暑に対する適応力が上がる④抗菌活性作用⑤減塩効果⑥新陳代謝促進効果⑦循環促進作用⑧中枢神経刺激作用⑨自律神経調整作用⑩ホルモン分泌刺激作用があり、それらはすべての人にとってよい効果をもたらしてくれる。
    また、漢方の考え方である「証」によると、人には「虚」「実」「中庸」という体質があり、それぞれに合ったカレー生活の注意点などが書かれている。
    他にもカレーレシピやスパイスの効用

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    2014年10月16日
  • がんにならない生き方―漢方治療の現場から―

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    西洋医学だけでなく、漢方も取り入れて、免疫力を高めて、がんにならないよう、がんに負けないように生きて行きませう。

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    2011年10月11日