【感想・ネタバレ】茶の湯とキムチのレビュー

あらすじ

なぜ日本人と韓国人は必要以上にお互いを意識するのか? なぜ「近くて」しかし「遠い」国なのか? 韓国にルーツを持ち日本で育った著者が、グローバル社会で両国の向かうべき道を提起する。「違い」よりも「類似点」を見つけ出すことで、それぞれの魅力が表れてくる。知られざる交流の歴史から、独自の新しい視点をもって日韓関係を読み解く「鳥瞰の文化論」。

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Posted by ブクログ

朝鮮半島にルーツをもち日本で生まれ育った著者による日韓の比較論。比較論といっても、これだけ似ているんだから仲よくしようよというのが通底した筆致といえる。
直情的で燃えやすい韓国の人々と本音を見せず冷静な日本人という図式は典型的でけっこう的を射てると思うけど、著者によれば嫌韓の人々は、その執拗に噛みつく性向からしても韓国人な思いのもち主だと。いやいや、そんなことないでしょう。あの人たちのネチネチ具合は日本人特有のものじゃないのって思うけど、嫌韓の人こそ韓国人に似ているという見方は、著者の皮肉かもしれないけど面白かった。

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2023年05月04日

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