【感想・ネタバレ】漢方的生き方のすすめのレビュー

あらすじ

「病は気から」。無理せず楽しく物事を考えて、病気が嫌がる生き方をしよう。ともに古希を迎えた日本の漢方の第一人者・丁先生と人気イラストレーター南伸坊さん。十年来の「主治医と患者」が、健康のこと、世の中のこと、人生について明るく語り合う。
漢方における人間の3つのタイプ「実証」「虚証」「中庸」。これまで世の中は、アグレッシブで無理をしがちな「実証」タイプをもてはやしてきたが、そろそろ変わっていいんじゃないか。漢方の第一人者による「中庸」に生きる秘訣とは。中国を発祥に日本の歴史の中で独自に発展してきた漢方医学。さまざまな漢方の話とともに日本人の来し方行く末を考える爆笑対談。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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Posted by ブクログ

丁先生存じ上げなかったけど好きになった
こういう考え方ができる人今後も減っていきそうだな
漢方を志す人間としてすごい方だなと思った

中国系かと思ったら韓国系の方で苦労も多く
勉強するなと言われて育ったり昔の人はすごいなと思う、笑える内容にしてくれてるのも素敵だった

漢方的生き方を実践するために55歳で生き方を変えたってすごい

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2023年10月28日

Posted by ブクログ

漢方は、人を診る!
その人の人生を見るという話が面白い。

中庸が大事。回っている独楽で例えていて、バランスが大事。

人生を空間に例え、太くて短いか、細くて長いか。
途中から太さを変えるには、生活を変える必要があるとする。

西洋医学のゼロ100、交換方式ではなく、中庸・修理方式。

摂生と養生。

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2020年05月07日

Posted by ブクログ

子供は4-5歳くらいまでの時の親の精神状態が良いとたとえ死に別れてもきちんと育つ。

日本に上陸した宣教師たちはカソリックだから仏教や神道に関して寛容ではなかった。お寺や神社を破壊していた。九州に大きな格式のあるお寺がないのは切支丹に破壊されたから。

あと5年もすると飲み薬を飲むだけで癌が治る時代がくる。自分の免疫細胞にがん細胞を攻撃させる。

日本では抗がん剤を製造している会社が力を持っていたので免疫で治す方向にならなかった。

高麗人参は非常に貴重で高価だった、戦国から江戸中期までは輸入に頼るしかなくオランダ船の荷物の3分の2は漢方薬であった。

江戸時代は一般の人の医療に関する関心が今よりずっと高かった。病気になる前に予防と未病を考えた。

インフルエンザのウィルスを吸い込んでも95%の人は感染しない、むしろ吸い込むことによって抗体ができて感染しにくくなる。感染するのは弱っている人。
インフルエンザの予防ワクチンの予想が外れると打った人は余計に感染しやすくなる。外れの抗体を作るのに忙しくて本当に必要な抗体産生が遅れるから。
インフルエンザが流行りだしたらきちんと摂養して抵抗力を付けておくことが一番有効。

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2018年09月23日

Posted by ブクログ

番組でお世話になっている丁先生と南伸坊の対談集。
興味深かったのは、丁先生が自分の出自から半生までを赤裸々に語っている点。
人は育ちで人間形成されるということがよくわかる。
個人的に感銘を受けた一冊。

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2018年03月28日

Posted by ブクログ

薬は好きではないのだが、最近薬にお世話になることが少なくなく、漢方はどうだろう、漢方って何だろう?と手に取る。
が、あまり漢方とは的なものは書かれておらず、漢方の丁先生の生き方、ひょんな出会い、良い出会い面白い人生を歩んできた話が語られている本。
探しているのはこういう本ではないのだけどもねと思いながらも読み進めると先生の話が面白く、時にはクスッと声が出てしまう。

■学
アメリカは自分で医療保険に入るので、日本で言うと車のように事故に遭ったら、保険料が高くなる。なので、自分の健康には気を遣い、つまらない症状では病院にかからない。

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2022年06月03日

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