野口竜司のレビュー一覧
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AIの「使いこなし方」を、実際に企業で使われている例の数々を挙げてその考え方を解説している。プログラミングの仕方ではなく、活用に力点を置いているので文系人がわかりやすいように書かれている。
企業での使用実例はなかなか興味深い。日々の仕事の中で「AIに置き換わってほしい仕事(人、とも言いたくなる例あり)」が多々あるが、AI開発にもカネがかかるから「費用をかけるに足らない仕事」はAI化されない。その費用対効果を乗り越えたであろう実例は羨ましい。
チャットボットでサービスをしている場面もよく出くわす。一向に繋がらないアフターサービスの電話にイライラするぐらいなら、多少的外れでもAIによる即答が来 -
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ネタバレAIが人間の仕事を奪うという、「AI vs 人間」という考え方ではなく、これからの時代はAIを上手に使いこし「AIと共に」共存していくことが必要だというメッセージが込められた本。また、AIがますます普及していく中で、AIを上手に使いこなせる人材こそが、これからの時代必要とされていくということを本書の中で伝えております。
本書の中では、AIを使う上で必要なマインドやスキル、AIを活用した事例などが書かれています。特に、chatgptを上手に使う方法やコツが書かれている箇所は勉強になるものがありました。(例えば、最初に「あなたは〇〇の専門家です。」などと定義してあげ、その後に、聞きたいことを聞く -
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前著「文系AI人材になる」の続編として、生成AIが当たり前のように使われる時代にあって、改めて文系人材がいかにAIに接していくかを述べています。ChatGPTでは、的確な指示を言葉で伝えるプロンプト力を中心として、文系が優位であり、これからが大きくチャンスであること、そして、どのように活用していくか、どうマネジメントしていくかといったことが重要になってきます。もう1つ重要な点は、このような新たなテクノロジーが登場した際、自分が持つ能力と組み合わせて、独自のポジションを築くことなのだと感じます。
▼GPT時代のAIを操る7つのチカラ
①AI活用マインド
GPT時代のAIを操る「マインド」を持 -
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ジブンの得意×AIを操るチカラ=GPT時代の知的生産術
ChatGPT時代のAIは「ことばで動く」ので、文系人材でも自由自在に操ることができる
ChatGPTの仕組みや使い方だけではなく、
ChatGPTが引き起こした知的生産革命にどう対応するのか?
自身のスキル向上をどう図るか? その具体的な方法を解説している(あらすじより)
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タイトルの通り、生成AIを扱うスキルの重要性を書いた本。
昔はプログラムを書ける人やシステムを作れる人=理系がAIの中心だったけれど、生成AIが発展してきた今、いかにプロンプトを操り業務に生かしていくか、が大切になる。
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購入済み
現在進行形で進歩し続けていることや、応用範囲が広すぎることからある程度仕方ないのかもしれないけど、
実際に何にどう役立てればいいのかがいまいち伝わってこなかった。
企業への導入についてであれば、紙面の半分以上を使って導入例を
ただ並べるより、どの企業でどういったキッカケ導入を決めてどんな苦労があって
どのくらい時間と手間がかかってどのくらい成果がでたか…という取材に基づいたエピソードが一つ入っている方がまだ見ごたえがあった。
個人レベルでの使用なら、生活の中でこんな風に取り入れてこう役立ちました!みたいなものが欲しかった。
最終的に、プロンプトの具体的な書き方くらいしか実際に役立てられそうな情 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2022年11月に突如出現し、1ヶ月で1億人のユーザーを獲得したChatGPT。これが出現したことによってAIは一気に身近なものとなり、2023年のビジネス雑誌のタイトルは毎月のようにChatGPTの名前が表紙を飾った。IT活用やDXが経営の主要課題となっていた中、話題になるのは当然である。オフィスでパソコンが一人1台となるきっかけとなったWindows95や全員がスマホを持つきっかけとなったiPhone4と同様に、今後の社会に与えるインパクト巨大であり過去最大となる可能性すらある。
本書は2019年12月に発売された同じ著者による「文系AI人材になる」の改訂版である。テクノロジーの世界で4