矢沢聖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人を変える、動かす、伸ばす、という何かを伝えて行動まで結びつけるためには、レクチャーをするのではなく、問いを投げかけ、考えさせることでしか効果は薄い。
この考え方はよくわかる。しかし、そこには、問いを投げかける側の人間と投げかけられる側の人間の関係性が重要なファクターとなると実感している。
下の人間(実際はともかく、そう投げかけられる人間が見ている人間)から問われてもそういう状態は起こりにくい。
本当にそうか?それを凌駕する質問力はないか?
と探してたどり着いた。
が、それほど具体的シチューエーションで生きるというより、経営コンサルという領域において知っておいた方がいい、という内容。
応用可能 -
Posted by ブクログ
パワー・クエスチョンの実例が
うまく行き過ぎている印象を受けるが,
全体としては良書だと思う。
よく言えば,具体例が豊富とも言える。
悪く言えば,くどい。
問題に対する多角的な視点を持っている人ならば,
自然とパワー・クエスチョンができるのではないか?
そういう人には,本書は不要であろう。
しかし,パワー・クエスチョンが苦手な人にとっては,
よいキッカケになるのかもしれない。
アンチョコとしても使うのもアリでしょう。
ただ,本書にあるパワー・クエスチョンを使いまくると,
自分の頭で考えない人と思われてしまうかもしれません。
安易な質問は,
思考の放棄にも繋がってしまいますから。