矢沢聖子のレビュー一覧

  • パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術

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    会話とは質問を考えることである、くらいのつもりで会話せよ。
    パワークエスチョンがないかと考えるくらいで。

    質問なしで、自分のPR、というのが最悪のトークということだ。

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    2013年06月30日
  • パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術

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    もう一回読みたい。
    こういう質問をする機会なんてまぁないんだが、でも、こう言う質問に対する答えをろくに自分が用意できないことに少なからずショックを覚える。
    自分のミッションって。噛み砕けばやりたいことになるんだろうけど。なんだろう。

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    2013年05月09日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    犯人がわかった瞬間は、そうなの!?ってなった。
    どんでん返しとは違う驚きで素直に面白かった。
    この作品が105年前の作品ということが何よりもすごい。

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    2025年11月08日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    禿頭口髭小男にして尊大なる名探偵エルキュール・ポワロの初登場にしてアガサ・クリスティーのデビュー作。個人的にはデュパン、ホームズ、ホームズのライヴァルシリーズを経て遂に読み始めた。ワトスン役としてヘイスティング大尉がいたり舞台が館というミステリーのお約束は引き継いでいるが翻訳が良いのか元の構成が良いのか非常に読みやすく、しかも意外な真相というイキナリ面白い。キチンと情報が提示されてフェアな感じで結末まで進むのは現代ミステリー中興の祖といった印象。ツッコむのは野暮だけどヘイスティング大尉の記憶力は何気に尋常ではない。
    ちなみに本書を読む前にドラマ版の方を視聴したが、それでも楽しめた。読後感がスッ

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    2025年10月15日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ネタバレ

    甘やかな喜びに生れつく人もいれば、終りなき夜に生れつく人もいるっていう話。

    クリスティーが自分のベストにも選んだ作品。

    やっぱり古典として擦り倒されてるオチや事件が起きるまでの前フリの長さは、新しい良質なミステリー作品と比べると驚きはないし古さを感じてしまう。
    でも、逆に言うとミステリーというジャンルで1967年の発表作品が、今もまだ飽きずに読めて面白いと思わせてくれるのは凄い。

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    2025年09月28日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ミステリーを読むとき考察しながら読み進めたりしないので、ヘイスティングスぐらい \ えー!そうだったの!じゃああれはミスリード!? / となってる。ポンコツ。

    刊行から何年経っても楽しめるってすごい。

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    2025年09月27日
  • 終りなき夜に生れつく

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    探偵が出てこない方のクリスティ。
    「春にして君を離れ」でクリスティの心理描写力に驚いたので、今回も知らないクリスティを見れることを期待しながら読んだ。

    呪われた地<ジプシーが丘>で大富豪の女性と出会い、天才建築家の友人に家を立ててもらい、夢のような生活を送る・・・はずが。
    最初から最後まで不穏な空気がずぅっと漂っている。このはっきりしない空気間のまま最後まで読ませるクリスティはやっぱりすごい。

    翻訳も好きな感じだった。

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    2025年09月05日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    王道のミステリをミステリを読み始め、約15年経って初めて読む。
    ポアロのキャラは、この時代としてはすごい個性的なんだろうなぁ。
    小学生並みの感想しか出ないが、謎解きは面白かった。
    とりあえずシリーズ10冊買ったので、順次読んでいく。

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    2025年08月23日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ネタバレ

    これがアガサクリスティーが生み出した、ポアロシリーズの第一作目か…!
    第一次世界大戦中、イギリスの田舎にある『スタイルズ荘』にて資産家のエミリー・イングルソープが毒殺されるところから物語は始まる。
    容疑者はスタイルズ荘で暮らす義理の息子たちと、長男の嫁、エミリーの友人、エミリーの昔の友人の娘、そして年下の夫。
    暗い影を落としていた時に光が差したように登場するエルキュールポアロ!彼の登場から物語がスピーディーかつ爽快に展開していくのがたまらなかった。
    ジョンとメアリの関係やら、アルフレッドとエヴリンの関係やら…恋心を描くのがうますぎる。恋愛ありきの泥沼毒殺事件だった。
    にしても、アルフレッドとエ

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    2025年10月11日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ネタバレ

    「オリエント急行の殺人」や「ABC殺人事件」「そして誰もいなくなった」などは読んだことがあったのだが、アガサ・クリスティのデビュー作は読んだ事が無かったと思い購入。
    デビュー作がポアロだとは知らなかったのでとても驚くと同時に、デビュー作のシリーズが代表作になり尚且つその他の作品も後世に名を残していてさすがミステリーの女王だなと思った。

    トリックの巧妙さはもちろん、それ以上に登場人物たちの心理を利用した話作りがとても良かった。
    犯人候補が2転3転しているなと感じていたのだが、それは読者(とヘイスティングズ)がそう思ってただけでポアロの中ではずっと犯人が一貫していて、そのうえで“まだ今じゃない”

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    2025年07月27日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    久々のクリスティ作品、堪能させていただきました。
    ホームズみたいな小説からここまでの転換となると、これは歴史的な一冊であると言えるし、現代においても十分に読み応えのある…まさに古典と呼ぶに相応しい作品だと感じた。
    ホームズよりポワロの方が個人的にも好みなのは、ある意味で身近に感じてしまうところなのだが、
    今作では彼の観察眼や思考力に感服するのみならず、彼が散りばめてくれていたヒントを一切見つけられることなく、前書のヒントも意識していたのにものの見事に引っ掛けられました。最高です。

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    2025年07月20日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    老婦人の毒殺事件から始まり、ミスリードに右往左往させられ最後にポアロの畳み掛けるような謎解き。

    登場人物の関係性が複雑で把握するのが大変だったけど100年以上前に発表されたデビュー作とは思えないほど緻密で面白い。

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    2025年07月01日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    よくできたミステリという感じ。
    ただ、これが雛形になっているというのはとても大きな意味をもっていると思う。

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    2025年06月30日
  • 終りなき夜に生れつく

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    アガサ・クリスティのノンシリーズ。
    呪われていると噂が絶えない「ジプシーが丘」と呼ばれる土地に魅了された青年の物語。

    本編の3分の2ぐらいは、絵に描いたような信じられない逆玉婚の描写が続く。そんなに上手いこといく??って思っていると、終盤で事件が起きて、そこから驚愕の展開に移り変わる。

    クリスティが晩年に描かれた作品だけに、狂気に満ちた欲深い人間の描写には恐ろしいものを感じた。
    そして、真相を知った上で読み返してみると、初読とは違った解釈ができる表現や構成が随所にあって、上手いなぁと感嘆させられる。

    甘やかな喜びに生まれつく人と、終わりなき夜に生まれつく人。この対比のメッセージ性が印象深

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    2025年05月17日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    1920年の作品。
    ポアロ長編シリーズ一作目。

    戦争で負傷したヘイスティングスは、旧友ジョンカベンディッシュからスタイルズ荘に招待される。
    スタイルズ荘の当主は、ジョンの義理の母であるエミリーイングルソープであり、莫大な財産を持っていた。エミリーは最近20歳以上年下のアルフレッドイングルソープと再婚したばかりであったが、ヘイスティングス滞在中にエミリーが何者かにストリキニーネで毒殺される。

    エミリーの夫アルフレッドイングルソープ、エミリーの義理の息子のジョンカベンディッシュ、その妻メアリー、ジョンの弟で医師のローレンスカベンディッシュ、エミリーの友人のハワード夫人、屋敷に住む薬剤師のシンシ

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    2025年04月29日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ネタバレ

    Audibleにて。

    「名探偵ポアロシリーズ」の1作目。
    ポアロの魅力が爆発していますが、ヘイスティングスもかなり味のあるキャラクターでした。

    結末は大どんでん返しと言って良いのでは。予想できてなくてかなり驚いてしまいました。推理小説に慣れてる人はわかるのかなぁ。

    登場人物それぞれがなんとなく怪しく見える書き方、それでいて必要な情報はしっかり書かれている(後から思えば)、本当に緻密な作品です。

    推理物だけど、それぞれの人間ドラマにも華やかさがあるのがアガサ・クリスティ氏の好きなところです。

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    2025年03月11日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    本作は「ミステリの女王」アガサ・クリスティーのデビュー作でもあり、名探偵エルキュール・ポアロのデビュー作でもある
    登場人物が出揃って直ぐ事件が起き、ポアロの意味深な発言により犯人候補がどんどん変わっていく
    事件自体はシンプルながらも、謎解きの緻密さやトリックの新鮮さは100年以上経った今でも衰えていない
    犯人の正体が判明した時、私達はクリスティー(あるいはポアロ)の掌の上で転がされていたんだな、という気分になった
    シャーロック・ホームズを愛する作者ならではの描写などもあり、ミステリ好きも文句無く楽しめると思う

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    2025年03月05日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    2025年の1作目は、アガサ・クリスティーの長編小説デビュー作。新しい年のスタートに丁度いいかな、と思い手に取った。

    本作は、ヘイスティングズの一人称視点で進行する。友人に招かれた邸宅で事件に巻き込まれ、一目置いているポアロと共に解決を図ろうと奮闘するが、彼の一喜一憂する心情がとても細やかに綴られているので感情移入しやすい。時にポアロに弄ばれるような扱いを受け、いじけちゃう姿にも愛着が湧いてくる。女性に対して突拍子のない行動に出たりするのは、ちょっとひくけど(汗)勘違いも多いし。
    だけど、彼の極々普通人ながら真っ直ぐで健気なところが、泥々した人間関係をいい感じに中和してくれていると思う。

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    2025年01月04日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ある一人の男の欲深く、罪深い物語。ポアロやミス・マープルのような探偵が出てこなくても、存分に魅力的な物語を描き出すことができる。クリスティーは一言では語ることのできない、ある種の天才。

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    2024年12月30日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ミステリー界の巨匠クリスティの処女作。
    登場人物の呼称が人によって異なり、混乱して読み直すことが度々あった。
    物語としては、トリックよりも、一つ屋根の下で繰り広げられる人間模様の方が面白かった!

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    2024年11月30日