旦部幸博のレビュー一覧

  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    自分にとって、コーヒーってなんだろう?

    この本を読めば、いつもの一杯のおいしさが変わり、コーヒーに関する接し方も変わる。

    コーヒーを科学的に知ることで、うまみの理由や、おいしく飲むコツ、ぼやっとしてた健康への影響などについて、具体的に理解することができる。

    毎日、生涯 飲み続けるだろうコーヒー。
    その正体と魅力に踏み込むと、人生がもっと豊かになる。

    コーヒーとは?

    まさに筆者が主張する、
    「クオリティ・オブ・ライフ」の向上!

    0
    2021年04月17日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    歴史の勉強になればと買ってみた。
    著者の博識っぷりに舌を巻く。流れは解りやすいですが、あまりの情報量に半分も飲み込めていない気がします。
    珈琲を飲みながら何回か読みたいと思います。
    珈琲の科学の方も読んでみます。

    0
    2021年03月31日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    科学の視点から語る珈琲のあれこれ。久しぶりに知的好奇心を強く刺激してもらった。面白い。
    細菌学などを専門にする医学博士である筆者の"本業"をいかした視点も多いが、歴史や道具にまつわる話も端的にまとめられており、「珈琲総論」の感がある。まとめ方がシンプルかつ論理的なので腹落ちしやすいのもよかった。

    0
    2021年03月28日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1章と2章は退屈で挫折しそうになりましたが(笑)、3章以降はすごく面白かったです☆特に一番面白かったのが、「イギリスのコーヒーハウスはイギリスの人々にとってはじめてのしらふで語り合える飲食店だった」という点。当時のコーヒーハウスは、一見さんでも常連でも貴賤貧富の別なく入店出来、中で交わされる様々な会話に参加が出来るため、1ペニー払えば大学のように何でも学べるとの評判から「ペニー・ユニバーシティ」とも呼ばれていたそうです。僕は10年前から読書会というイベントに参加していますが、生活空間の異なる様々な人たちと貴賤貧富の別なく対等に会話出来るってホント素晴らしい事だよなと改めて感じました♪

    世界史

    0
    2021年03月12日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    歴史を知れば、おいしさが変わる。

    まさにその通りの一冊!

    昔から世界中の人々を虜にしたコーヒーの魅力。

    その小さなコーヒー豆が、世界と時間を旅して味わってきた物語。

    その歴史的背景を知ることで
    産地の特徴、各国のスタイル、人物のエピソードなどの知識が高まり、いつも飲むコーヒーの味がどんどん変わる。

    いつもの一杯から、お気に入りのコーヒー探しの旅に出たくなる!

    0
    2021年02月20日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    ビックリするぐらい、すごく詳しく書かれている。アラビカ種とロブスタ種ね…。コーヒーの科学も読みたいと思います。

    ただ、自分には少し難しい気もしたので、5点ではなく、4点です。

    0
    2021年01月28日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    コーヒーの発見から世界中への拡散、今日の姿までコーヒーの歴史的発展に絞って記述した本。

    そういう視点で歴史を見たことが無いので新鮮。但し、古代から中世にかけての発展は少し冗長。ただ、大航海時代との絡み、植民地戦争との関係、ナポレオンの大陸封鎖令によって却って流通が促進された話、第一次大戦で北欧にコーヒーが集まった話など自分の知っている世界史にコーヒーが絡んでくると俄然話が面白くなる。つまり、ベースラインの歴史知識がある程度無いと理解が中途半端になってしまうところがある(中世のアラブでの発展の話などはイマイチピンとこない)。

    その意味で日本の珈琲史は本書の珠玉。大正〜昭和前期の隠微なカフェー

    0
    2020年08月29日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    新書本のあるあるタイトルで一番のブームは「~の世界史」と、個人的に思う。読んだ記憶をたどると、砂糖の世界史、帳簿の世界史、傭兵の世界史、奴隷船の世界史などなど。で、珈琲だ。

    著者は医大教授でありながら、コーヒーにハマりすぎて、多くのコーヒーに関するセミナーを開催し、書籍も発表している。そんなオタク教授が最初に断言。コーヒーの歴史を知っていれば、コーヒーをおいしく感じるのだ、と。

    そんな前フリの本書でまず語られるのが、世界最初のコーヒー。10世紀のエチオピアで存在していたことが確認できる。やがてコーヒーはイスラム世界で拡散され、トルコのオスマン帝国やヨーロッパでアルコールの代替嗜好品としても

    0
    2020年05月20日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    ゴリゴリの遺伝・微生物学の研究者がコーヒーに惹かれて記した珈琲の歴史や地理を探る本。エチオピアのカッファ、イエメンのモカあたりから始まった珈琲が壮絶な移動を得て、様々な歴史要因、それは戦争や革命、植民地支配、ブルジョワジー、市民の台頭、工業化の中で、動き、飲まれ方も変わってきた旅を描く。すこし説明がつまらないが、とてもいい本。

    0
    2020年04月29日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    コーヒーの実からいわゆるコーヒー豆を取り出す二にはどのような操作がなされているのか、焙煎とはどのような化学反応が起きているのか、さまざまな入れ方で風味が変わるのはどの成分がどのように抽出されるからか、コーヒーのおいしさを科学した本

    0
    2025年07月27日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    コーヒーがどのように生産されたり精製されるかや、コーヒーの木の発見や輸出などを含めたコーヒーの歴史、人間の味覚や嗅覚に対してどのような成分がどのような影響を与えているのか、健康へのプラスだったりマイナスだったりの影響など、珍しい様々な角度からコーヒーについてまとめられた本。
    難しい話もあるが面白かった。
    単に美味しいコーヒーが飲めれば良いという以上を求めるコーヒー好きにとって、コーヒーを趣味と言うのであれば知っておきたい知識。

    0
    2025年09月05日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    『カフェの世界史』が物足りなかったので、そちらで紹介されていた『珈琲の世界史』を読んでみました。

    ・エチオピアからイエメンへ、紛争から逃れた人々がコーヒーの伝播に関わっていたのではないかという説
    ・イスラーム圏からヨーロッパへのコーヒー伝播ルート
    ・ボストン茶会事件はアメリカ独立だけでなく、紅茶からコーヒーへの転換となった
    ・イエメンのコーヒーノキの苗木や種子は密かに盗み出され、世界各地で栽培が始まる
    ・イエメンのモカ港は現在は廃墟となり、ブランド名の「モカ」が残っている。
    ・コーヒーの増産を支えたのは植民地や奴隷制
    ・奴隷解放後、ブラジルのリオのコーヒー栽培は破綻し、サンパウロは移民による

    0
    2025年07月30日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    本書は「珈琲の歴史を知っているのと知らないののとでは、珈琲のおいしさの感じ方が違う」、「情報のおいしさ」を楽しむためのものだという。

    15世紀ごろから薬や活力剤的に飲まれ始めたコーヒーが、歴史が進むごとに味の追求されていったこと、その最先端がサードウェイブといわれるものであったりスペシャリティコーヒーであること、そして日本で、ハンドドリップなどのコーヒーが世界的に特異的であったことなど新鮮な驚きを感じた。

    スペシャリティコーヒーの言葉は知っていたが、それが何を意味するのか本書を読んで知ることができ、これから、より楽しめるようにおもった。

    0
    2025年06月11日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    思っていたより歴史の本。軽くウンチクを求めるような気持ちで読むと振り落とされます。文章自体はわかりやすく書かれており、読みやすくはあります。なんとなく知識がついた気がしました。

    0
    2025年04月07日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    コーヒーは苦いのに美味しく感じる理由、独特の香りを構成する諸成分、焙煎による数多の化学反応、抽出時間が味に変化を与える理由など、コーヒーの魅力や複雑な工程には科学的な理由があることを学べる一冊。

    健康への影響は、現在も様々な研究が続けられている。適量には個人差があるが全体的には健康に良いようなので、これを免罪符として今後も飲み続けていきたい。

    0
    2025年03月26日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    どちらかと言えばコーヒーよりも紅茶の方が好きだと思う。
    そんな私が、チャイの美味しいカフェを併設する本屋さんで見つけたのがコチラの本。
    あまりにも気になる本が多すぎて、いろいろ目移りしているうちに、このぐらいの新書ならまだ本棚に置けるだろう…、という理由で購入した。

    いやぁ、面白かったー!

    自分的世界史ブームは続いているんだが、コーヒーを軸にした世界史がこんなに面白いと思えるなんて。
    そしてそんなに興味のなかったコーヒーについても、認知が変わったので口にするたび特別な感情を持ちそう。
    とは言え、コーヒーの味とか全然わからないので、多分気分の問題ぐらいなんだろうけど。

    この本の中で1番グッ

    0
    2025年01月23日
  • 珈琲の世界史

    Posted by ブクログ

    最近自分でコーヒーを淹れることにハマっている。こんなに準備をするのが面倒くさい飲み物が、そもそもどのような経緯で飲まれるようになったのが気になり本書を手に取った。何百年からも前から存在はしていたようだが定かではないようだ。そんな話が半分ほど続き、読むのが辛くなり、読破を諦めかけた。しかし、19世紀のあたり、ファーストウェーブの話からなるほどと思える記述が増え、楽しく読むことができた。これからコーヒーを飲むとき、一味違ってくるかもしれない。

    0
    2024年12月26日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コーヒーに興味ある人は読んでも損はない
    速読練習の一環で手に取りました。
    308ページ中25分で100ページ程3分の1
    文庫本はやはり分厚い。

    さっと読んだので詳しい用語は中々覚えられなかったがコーヒーの流れや近年で大きく広まり嗜まれるようになったのを知れたので面白かった。

    ざっくり印象に残ったこと

    ・収穫→焙煎→抽出があるが焙煎は生産地ではなく消費地で行う事。
    ・コーヒー豆は植えても生えてこない。
    ・昔は薬として愛用されており、
    一部では覚醒作用のある神秘の飲み物として部族が飲んでいたなどの歴史がある。
    ・1900年代から日本には大きく広まり
    缶コーヒーを広めたのは日本。
    UCCコーヒ

    0
    2023年09月13日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    第4章に入ったあたりで飽きてきたので一時離脱、また気が向いたら続きを読みたい
    (故、とりあえずそこまでの感想)
    コーヒーが収穫されてから飲料として提供されるまでの本当に基本的な工程さえ知らずに「まあ、普段から飲んでるしな」くらいの気持ちで読み始めた身としてはそもそもの「収穫→精製→焙煎→抽出」についての部分でさえ真新しいことを目にするかのような気分で読み進めることができた
    実際上記にある読み始める前の私のような方々も多いだろうと思うので、その場合はぜひ読んでみてほしい
    きっと新たな視点が得られるだろう

    コーヒーの「科学」とタイトルにある通り、本当にあらゆる科学的視点からコーヒーについて論じて

    0
    2023年01月28日
  • コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

    Posted by ブクログ

    コーヒーの美味しい淹れ方を知りたくて手に取りました。淹れ方とそれに関連する科学的背景がわかっただけでも満足ですが、コーヒー豆の種類や歴史などの記載も結構厚めでそちらはそちらで楽しめました。デカフェのコーヒーってどうやってできているんだろうというのもずっと疑問に思っていたので、そこもスッキリポイントでした。

    0
    2023年01月22日