八子知礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
"DXとは何か?"
この問いに「企業をITでデジタライズして新しいビジネスを生み出すこと」とだけ答えた人は、大切なポイントを大きく見逃しています。
もしITで企業をDXできるのなら、もっとずっと以前に日本はデジタル国家になっていたはずです。なぜ、今の日本は世界にデジタルという環境で大幅に出遅れているのか?
そこには単なるITの導入だけででDXは完遂できないという最も本質的な問題が隠れています。
本書は、ここに気づくことのできないエセDX推進者達に読んで頂きたい逸冊です。
■目次
第1章 爆発的な成長を生み出す革命的なビジネスとDXの本質
第2章 今後20年のトレ -
Posted by ブクログ
クラウドとは何で、それを支える技術と事例、クラウドがもたらすであろう変化をざっくりと紹介していて、とても分かりやすかったです。恐らく、読む人の立場(ユーザ・営業・開発者・保守運用者)によって、色々なとらえ方ができると感じました。深い内容までは扱っていないので、クラウドと関わるうえでの入り口としては最適じゃないかなと思います。
※技術面では目新しい内容では無かったので、ある程度関わっている人には面白みがないかもしれませんが。
あと、著者の意図だとは思うのですが、随所に示唆が盛り込まれていて、そこで思わず立ち止まってしまうこともあり、自分は1時間では読めなかったです、、例えば、P35の「ローカル -
Posted by ブクログ
確かに評判になるだけの良書。
以下、メモです。
・見える化ツール(BIツール)として
・MotionBoard ←日本メーカーとの事で使ってみよう(無料でお試しできるなら)
・Einstein Analytics by salesforce.com
・Power BI by microsoft ←最高評価
・Tableau ←評価高い
・Qlik Sense ←評価高い
・Pentaho ←オープンソース←日本メーカーとの事で使ってみよう(無料でお試しできるなら)
・共通プラットフォーム
・CityOS ←スマートシティのためのOSS
・ドイツのAXOOM という製造業向け -
Posted by ブクログ
最近、『クラウド』と名の付く本を読みあさっているが、本書は「1時間でわかる」と見出しが付いているが、非常に読み易くかつ判り易かった。基本的なクラウド・サーバやビジネスの説明に加え、「マッシュアップ」、「ライフログ」、「クラウドソーシング」等の解説も、クラウド時代の理解が深まる。さらに、最も興味をひかれたのは、「ケータイでもパソコンでもない『クラウドデバイス』が主流になる」と、「クラウドが進むと日本の役割はなくなる?」という考察である。前者は日本にとってチャンスになるかもしれないし、後者はこのままでは日本はほんとうに空洞化してしまうので大きなイノベーションが求められる。
本書を読んでいる間に、ス -
Posted by ブクログ
社内ライブラリにて借りた。
クラウドおよびその関連技術、ビジネスの変遷の予想などをざっくり押さえられます。
クラウドビジネスを考える上で必要最低限の知識のインプットが可能です。
前提知識としてはこれくらいで十分ではないだろうか。
あとは自分の頭で考えるということ。
知識それ自体に大きな価値がなくなった今、どれくらいの知識をインプットするのかをコントロールすることは現代社会において重要。
"過ぎさるは及ばざるが如し"です。
資金がなくても手軽に最新の経営関連のソフトを使用できるというのは、特に中小企業においてクラウド化は非常に有効であるように感じます。 -
Posted by ブクログ
9/29:次のインタビューに備えて、クラウドのセキュリティーについて付け焼刃として勉強してみようってことで手にとってみた。確かに30分くらいで読み、理解できた。肝心のセキュリティーについては2ページくらいしか割いて無かったため、掴むことはできなかったが、結局クラウドってインターネットなんだよね?特に目新しい技術はないと思っており、テクノロジーというより、インターネットの普及と活用方法が変わった事によるゆっくり起きる革命と思っております。
後半ページを割いて書かれていたように、ユーザー側もベンダー側も大きくビジネスのモデルが変わるのね。それは同意。うちの会社や、自分のようなSEがどこに活路を見出