あらすじ
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IoT(モノのインターネット)では、さまざまなセンサーを搭載したデバイスを使って、音、振動、電圧、気温、湿度、流量など現実の環境の状態を把握します。得られた情報は、インターネットを介してクラウドなどで処理し、活用やフィードバックを行っていきます。接続されるセンサーを搭載したデバイス数は、これから数年で数百億台にもなると予想されています。
これから激増していくIoTシステムを構築・活用していくのに必須となる知識と活用方法を、センサーの種類や取得できるデータの特徴から、通信方式、データを蓄積、分析する方法などまでしっかり解説しています。デバイスの設置や無線通信で問題になるセキュリティなど、運用に関する課題についても理解しておくべきポイントと対策まで紹介しています。
IoTシステムにかかわるソフト、ハードのすべてのエンジニアに必携の書籍です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
IoTプロジェクトを進める上で知っておくべき知識が網羅されている。PJに参画された場合、自分の知っている範囲やインターネットでちょこっと検索したものをベースにシステム構築を検討してしまうが、その不足や他の技術を補完してくれる書籍。
いろんな技術規格や企業の商品などが紹介されているので、業務でも使える。
まずはこの本で網羅的に知識を深め、その後は個別分野を深堀りしていけばよさそう。
Posted by ブクログ
IoTが勃興する背景からデジタルバリューチェーンが発展する将来に向けて、通信方式、多種多様なセンサーから取得されるデータとその収集・蓄積と分析、そして安全な運用からマネタイズまで、IoTの全てを網羅したまさに教科書。とても詳細に書かれている一方で、NoSQLやデータ分析・人工知能などはさらっと紹介して、他書へ譲ったように感じますが、それこそがIoTビジネスの特徴である共創・協業を表現しているように思います。とても勉強になりました。
Posted by ブクログ
確かに評判になるだけの良書。
以下、メモです。
・見える化ツール(BIツール)として
・MotionBoard ←日本メーカーとの事で使ってみよう(無料でお試しできるなら)
・Einstein Analytics by salesforce.com
・Power BI by microsoft ←最高評価
・Tableau ←評価高い
・Qlik Sense ←評価高い
・Pentaho ←オープンソース←日本メーカーとの事で使ってみよう(無料でお試しできるなら)
・共通プラットフォーム
・CityOS ←スマートシティのためのOSS
・ドイツのAXOOM という製造業向けPFはAppマーケット有り、エコシステムが始まっている
・建設業向けの小松のKomConnectをオープンPF化して他社に提供始めた
・家電向けPF Plusbenlly
Posted by ブクログ
現在のIoT関連技術や取り組み事例、ソリューションのまとめや、デジタル化や蓄積データの解析やAIとの関連など、ざっくり理解しているつもりだった事を体系的にかつ筆者の考えるストーリーとともに理解でき、たくさんの学びを得た。IoTに関わる人の必読書かもしれない。
Posted by ブクログ
IoTと言われるようになって久しいけど、「モノのインターネット」ってつまりどういうこと?という理解がまったく及ばなかったので(資料を兼ねて)手に取りました。
ITが業務ではないので、まったくわからないところもあったけど、どういう流れで導入されたシステムなのか、何のために、どうやって、問題点、セキュリティなど、読み飛ばしつつもなんとなくわかったような気になったし、資料という意味でもすごく役立った。
Posted by ブクログ
「全部わかる」というだけあって、IoTの技術要素から運用・セキュリティ、ビジネスの考え方まで一とおりのことは書いている。
技術部分は、あまり詳細に踏み込まず、主要な技術・サービスの特徴を幅広く扱っているため、導入検討する企画担当者にとってちょうど良いレベル。
ただし後半の運用~ビジネスのところは、まだ運用実績やビジネスの成功例が少ないため、根拠がない筆者の主観的意見がかなり入っている。教科書どおり実行して成功するなら苦労はないわけで、もっとギトギトした部分まで記載して欲しかった。
Posted by ブクログ
タイトルの通り「教科書」って感じで
IoTの技術的な課題やポイント
実装上注意しなければいけないことなど
細かいところまで書いてある
なので読むのは少し大変
IoTという技術について知りたい
と言うだけなら他にいい本がありそう
Posted by ブクログ
実世界を対象とするOT(Operation Technology)とIT(Information Technology)の両方の知識が求められるIoTの世界を技術とビジネスモデルの両面から解説した教科書的な一冊。
前述の通り、IoTではセンサー・デバイス・エッジノードといったハードウェアと、プラットフォーム・アプリケーションなどのソフトウェアに関する技術が必要であり、IoTによるビジネスモデルのために必要な技術要素は多岐に渡る。その各要素がバランス良く解説されており、IoTをこれから知りたい初学者だけでなく、ある程度の知識がある人でも自分が見落としている、もしくはあまり詳しくなく強化すべき部分がどこか、という点を把握でき、非常に有用。