【感想・ネタバレ】DX CX SXのレビュー

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Posted by ブクログ

デジタルトランスフォーメンションのロードマップマトリクスが、DX化、デジタル化の違い、デジタル化から真のDX化への道程の概念整理に役立つ。また、デジタルツインの意義もこの本を読んで理解できた。

上記マトリクスに則って、主として製造業のDX化の事例が多数紹介されているので、違う業界の人間であってもDX化推進の示唆が得られる本である。

今後、業界の垣根がなくなっていく時代の中で、いち早く自らを変革する企業が生き残っていけることを感じた。自らの仕事に活かしていきたいと思う。

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2022年10月23日

Posted by ブクログ

"DXとは何か?"

この問いに「企業をITでデジタライズして新しいビジネスを生み出すこと」とだけ答えた人は、大切なポイントを大きく見逃しています。

もしITで企業をDXできるのなら、もっとずっと以前に日本はデジタル国家になっていたはずです。なぜ、今の日本は世界にデジタルという環境で大幅に出遅れているのか?
そこには単なるITの導入だけででDXは完遂できないという最も本質的な問題が隠れています。

本書は、ここに気づくことのできないエセDX推進者達に読んで頂きたい逸冊です。


■目次

第1章 爆発的な成長を生み出す革命的なビジネスとDXの本質
第2章 今後20年のトレンドを読む上での大前提
第3章 「魔のデッドロック」を乗り越えるDX推進のアプローチ
第4章 「境目」を「データ」でつないで「全体最適」を実現する方法
第5章 DXの影の王「データ」が切り拓く新しいビジネスの世界
第6章 業界を問わないデジタルな新規事業の事例
第7章 DXからCX、そしてSXへ


■感想

タイトルにもある「DX CX SX」にもある通り、DXはいち企業が事業を維持するためだけにあるものではなく、DXで会社そのものを変えて(CX)、日本全体の生産性を上げられるよう社会を変えなければ(SX)日本に未来はないという強い使命感のようなものをひしひしと感じました。

本書を通してあらためて大切だなと感じたことは、クラウドにも通ずる考え方ですがやはり「オープンマインド」です。自分たちがDXで得たナレッジを基盤化しオープンにすることで他の事業者に活用してもらい業界全体の底上げを図ったり、そこで得られたデータや分析結果を自社に閉じず他社に開放し別事業に活用してもらう。これは自社事業のビジネスモデルや知見の根幹をあけすけにしろと言っているのではなく、DXによって得られたもので新たなビジネスを生み出しながらも、それらを他の人にも共有していかなければ、この先の日本ではただの「狭い領土での潰し合い」になるだけで、30年後にはインフラの維持もままならないレベルになってしまうということです。それぐらい、この国の人口減少のインパクトは大きい。これは由々しき事態です。

DXの事例もたくさんあり、何を目的で行い何を得たのか、具体期なDXの本質を理解するのに役立ちます。
いずれにしても本の到着と前後する感じて八子さんにセミナーをしてもらったこともあり、信じられないくらいに理解が深まりました。ありがとうございました。

「DXをわかった気になっている」

そんな人たちに是非読ませたい逸冊。
私はこの本で新しいライフワークのテーマを見つけました。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か、それはどのように進めるのか、そしてそれは未来に何をもたらすのかを豊富な事例を挙げて熱く語ります。「課金のポイント」は経営者の端くれとしてもとても大きな気づきを頂きましたが、それにもまして印象的だったのが「全体最適」をビジネス全体、業界全体、サプライチェーン全体へ適応させるように促しているところです。デジタルツインで社会(日本だけではなく国という境目がある世界も含める)の全体最適を目指すことが人類の幸せにつながるのではという夢が広がる示唆を頂きました。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

DXに関する書籍が多く出回る中で、好事例の紹介が為されていて、具体的なイメージが湧きやすい。
タイトルは「DX CX SX」だが、CX、SXに触れているのは最終章のみなので、そこに期待した読者には若干肩透かしとなる。
とはいえ、DXのコンサルタントとしての知見は豊富で、未来を予測するシミュレーション経営のためデジタルツイン導入が必要との主張は説得力があり、また他書にはない洞察力を示すものと言える。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

DXに取り組む指南書と言える。
製造業のコンサルをされているようで、事例が分かりやすく自社の課題と近く、解決のストーリーも明確であった。
非常に良い内容でお勧めの一冊です。

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2022年06月09日

Posted by ブクログ

DXについて、様々な企業のDX化に携わってきた著者が、その定義から具体的な事例まで網羅的に説明してくれている。
興味深い事例が多く、先進的かつ変化に迅速に対応する企業の強さをまざまざと感じた。
そして、クラウドでDX化ノウハウを提供する、それをサブスクリプションサービスとして成立させる、という今まで見えていなかったDXの本質部分の一端に触れられたことが1番の収穫でした。

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2022年05月23日

Posted by ブクログ

悪くないけど、やや実例の羅列になっていて、なにが言いたいのかはぼけている印象。
わかるが、わからなかった。

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2023年04月02日

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