朽葉屋周太郎のレビュー一覧

  • かもめ高校バドミントン部の混乱

    Posted by ブクログ

    高校生のバドミントン青春小説

    「一人でやれるスポーツだからバドミントンをやる」

    中学まではそのスタンスを貫いてきた主人公
    実際彼は実力でそのポジションを勝ち取りキープしてきた
    当然のように、入学した高校でもバドミントン部に入部し
    シングルスをやらせてくれと主張するのだが、
    与えられたチャンスはダブルス。しかも、にっくきライバルとペア!

    波乱の予感しかしないのであった——。



    今度はスポ根かー!
    色々書けてすごい
    しかも面白かった。

    主人公たちはやっぱり、一癖も二癖もあるような面々で
    こんな1年が入部したらやだよw
    と苦笑するレベル
    ダブルスプレイヤーとして鍛錬していく様は見ていて

    0
    2012年12月20日
  • かもめ高校バドミントン部の混乱

    Posted by ブクログ

    定番でベタなスポ根物語って感じ。
    こんな高校生羨ましい……!

    何かにひたすら打ち込んだことのある人には、とても共感出来るのではないかなと思います。

    0
    2012年10月11日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    森見さんの文章リスペクトしてるのかな?ということは皆さん触れていらっしゃるので割愛。
    英雄に助けられた魔王が英雄を助けるお話です。と紹介したい。ちりばめられたファンタジー要素が可愛くて好きです。馬鹿に良し悪しがあるのかはわからないけれど、これは素敵な馬鹿。一緒に馬鹿になってくれる友達ってやっぱりいいものだよなあ、と思うのでした。大事にしなくてはね。

    0
    2012年09月25日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    とにかく笑える一冊!! ちょっと現実ばなれした設定がファンタジー要素を含んでいますが実際にはところどころに心に響く台詞がちりばめられていてぐっときました。 読後感が爽快で、むしろ爽快すぎて終わってほしくないとおもってしまいます

    0
    2012年07月21日
  • 絶望センチメンタル

    Posted by ブクログ

    少年と少女の不思議な関係に、引き込まれました。何日かかけて読むはずが、気が付いたら一日で熟読。ラストは清々しさのかけらもなかったですが朽葉屋さんの作品を他のも読んでみたいなーと思いました。

    0
    2012年06月16日
  • 絶望センチメンタル

    Posted by ブクログ

     自殺しようとしている小学5年生の男の子に女子高生がついていく、というなんだか変わった話です。
     2人のおかしなやり取りが面白いのですが、ときどき暗い気持ちとかもちらついていて、不安にさせられます。最後も何とも言えない終わり方でした。
     けっこう熱中して読めて、良かったと思います。

    0
    2012年06月04日
  • 絶望センチメンタル

    Posted by ブクログ

    少年がかわいかったですね(笑)あの、ちょっと大人ぶってるんだけど、実際まだまだ子供なのが。最後にどんでん返しで「あぁ、そう終わったんだ。」とちょっとびっくりしましたけど。読んでで何かに引き込まれました(笑)

    0
    2012年05月04日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    誰もが森見登美彦っぽいと思うだろうけど、森見フォロワーって意外と少ない印象だし、面白い路線なので是非とも続けて欲しい。

    0
    2011年09月10日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    森見さんの阿呆大学生を更におちゃらけたらこの作品になるような気もするが、こういうのは好きなので、どんどん書いてもらいたい。別の方向を目指して、失速しないようにがんばってもらいたい。次の作品も買う予定です。

    0
    2011年05月23日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    「なにこれおかしい。」
    が、第一印象でした。

    どのキャラも独特の感性を持っていてそれでいて共感心もある、なんだか友達になってみたいです。
    思わず笑ってしまうやり取りや、あり得るようであり得ないエピソード、そしてラストの大逆転!ファンタジーと日常と甘酸っぱい恋愛がシンプルに混ざったお話だと思います。

    個人的にはニーテンゼロが一番好きだったり。

    0
    2011年03月30日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    こういった私小説風ファンタジーってわりと最近多くて食傷気味でしたがこれはなかなか面白かったです。(ジャケ買いだったんですが(笑))作者の、おちゃらけに馬鹿っぷりに対する愛が気持ちいい。いいじゃんそこにこそ彼らの意義があるんじゃん。合間の独白章にも気持ちよく騙されました。次も読みたい。
    惜しむらくはもすこし価格が押さえ目なら手にとりやすいなと。

    0
    2011年03月23日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    入間作品か森見作品か。
    似たような香りを感じる。

    前半と設定はよかったのだが、中盤からやや失速気味な展開に。

    0
    2022年09月14日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    自堕落な大学生、名雪小次郎のもとに悪友「魔王」が用心棒を頼みたいと現れる。祭り 鳴鼓宮祭(おこのみやさい)を舞台に追手からのハチャメチャな逃走劇が繰り広げられる

    冒頭辺りは森見ワールドを思い出す感覚、アホな大学生とちょっと何言ってるかわからない主人公の語り。
    登場人物達がワンピースチックな特殊能力が使えたりとファンタジーが入ってるような話だけど、祭りの雰囲気が楽しい。後半の名雪と魔王の会話の辺りが作者が入れたかったテーマなのかなと思ったり。

    0
    2020年02月16日
  • 希望をレンタルしてみませんか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    メイン2人の会話がポンポンと小気味よく、戯曲のよう。地の文も独特の言い回しや比喩が多い。全体的に納得のいくようでいかない終わり方だと思ったけれど人生ってそんなものかもしれない。

    0
    2018年11月09日
  • スマッシュエース!

    Posted by ブクログ

    事件が起こった時、挫折するか、折れるか、進むか。

    将来を有望されていたのに、事故によって
    その将来はなかったものに。
    さらっと何が起きてどうしたのか、が書かれていますが
    詳細が書かれていないというのが、主人公にとって
    重要視すべきことではない、と言われているかのよう。

    自分ができなければ、できる人を連れてきて
    できない部分を補っていけばいい。
    作業としてはそうですが、試合となったら?
    きちんと話し合っていなければ、相手を補助として
    対等ではないものとして扱っているように聞こえます。
    誰もがそうですが、きちんと言葉にして
    不平を、真意を伝えるべきです。
    そうでなければ、最悪の時を迎えてしまい

    0
    2018年07月12日
  • かもめ高校バドミントン部の混乱

    Posted by ブクログ

    高校に入学し、自信満々にバトミントン部に入部したが
    さくっと先輩方に鼻を折られてしまった。

    その後、初心者にも折られてしまったわけですが。
    井の中の蛙が海を知った時、こうなるのか、という状態。
    人間謙虚に、とは言いませんが、初めて折れると
    こうなってしまうのか、というのがきっちりと
    書かれているのがすごいです。
    出来のいい主人公、ではなく、きちんとした等身大主人公。

    先輩に同期に、ライバルにべつの学校に…と
    この1冊で終わるにしては、人が多いです。
    とはいえ、そこまで小出しで出てくるわけでもないので
    誰だっけ? になることはないかと。
    ものすごく、青春物語、でした。

    0
    2018年03月01日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    久しぶりに異能力を操ってドタバタする系の本を読んだ。主人公の癖のある言い回しに上手くハマれば、作品のもつ疾走感に乗って一気に読破できるのでは。

    0
    2015年12月14日
  • たいやき

    Posted by ブクログ

    真面目な兄
    掴めない弟
    変わり者の妹
    威厳のない父
    そして楔のような母

    一家はとても平和で
    うまく関係が持てていて
    日常は普遍のように続いていたけれど

    あることをきっかけに次第に崩れ始めていき——






    こんな話も書けるのかー!

    朽葉屋さんらしいコミカルなタッチで描かれる家族モノ

    一見うまくいっているように見えるけれど
    なんだろう、読んでいる間ずっと「ヒヤヒヤ」していた
    この絶妙にとれたバランスが
    実はいつ崩れてしまってもおかしくないんだという
    そんな感覚がずっと背筋を行ったり来たりしている

    本当になんでもない日常の風景で
    よくあることばかりで
    いっそありきたりでさえあるかも

    0
    2014年04月04日
  • たいやき

    Posted by ブクログ

    箱崎家三兄弟 真面目で融通のきかない長男:照太 自由奔放な次男:夏樹 マイペースで頑固な妹:陽奈子 母が怪我して入院 父は失踪 金魚のマモル 三兄弟の平凡な日常 それぞれの抱える問題や悩み リビングに引きこもる妹 兄二人のもやもや 思い出の「たいやき」

    ふわふわした読後感。三兄弟の出来事を散文的に綴っているだけなのに引き込まれる。大事になり過ぎず、かと言って軽いわけでもなく、時にはクスリとさせられる、ちょっとした日常のお話。

    0
    2014年01月03日
  • おちゃらけ王

    Posted by ブクログ

    なんというかすごく…モリミーです。

    つまらんとまでは言わないんだが、意余って力足らずって感じで結局最後までとっちらかったまま終わってしまった印象は否めないなあと。

    0
    2013年08月19日