吉田恵里香のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
女性蔑視に対処するために、女性は暴力を手にして良いのか。
状況の違う、三つの社会でそれを観察する。
一つ目。マチズムのアメリカ。男性優位の社会。
建国のころかと思ったらほんのついこないだの南部のある州らしくて、本当に驚いた。今だにかと思う。
女性の権利より、男性のプライドを優先する社会と司法。
麻薬が絡んできたり単純に善悪で割り切れない。
二つ目。カースト制インド。不可触民の女性。
どこぞの宗教もそうだが、本当に、女性を対等なヒトとして扱わない文化を是とする世界がある。それに抗うべく、竹棒を持ち、男性を打擲する女性が立ち上がった。
それが万を擁する活動になる。
なにが凄いって、ただの暴力 -
Posted by ブクログ
1時間に1歳ずつ成長する過去の自分と過ごすことで、その当時、その時々で闇に葬り去って来た出来事や人間関係を思い出し、自分のズルさや軸のなさ、不甲斐なさを改めて感じるひとみ。
その苦しさ、すごくわかる。
胸の中でバイト先のドーナツがボトッと落ちる感じ。。
セルフケアというと曖昧だけど、自分の気持ちに耳を傾けることってとても大事なのだと思う。
人間関係を築く上でも、自分が今どんな気持ちなのか客観的に見られれば、極度に卑屈になったり嘘をついたり、見栄を張ったりすることはないのかもしれない。
自分が自分であることの価値は卑屈なままでは見出だせないし、他人任せではもはや自分ではない。 -
Posted by ブクログ
昭和という時代を分かっていないな。
昭和30年代の大人は、今の大人より真面目で、厳しく芯が通っていたし、極端にヤバい倫理観の人もいた。
人に同情する、ような余裕はなく皆他人にも自分にも厳しかった。
著者は、1987年生まれ、分かっていないな。
漫画、アニメは、子供が読むもの、見るもの、
大人がわざわざ買って読む余裕はない。
子育て中の若い親は、立身出世するなら学問と、
戦前では無理だった地位の人間でも大学に行ける、
大学に行かせられる世の中になり、親たちは必死で勉強させた、教育ママ。
洗濯機も、掃除機も、冷蔵庫も、電子レンジもない社会を身をもって理解していない。
女一人、二人で、家族6人分の -
ネタバレ 購入済み
十人十色
アセクって言葉は知ってた。恋愛感情持たないって意味も。それをストーリーとしてわかりやすく描いてくれてて具体的にどういう辛さがあるかはなんとなく理解できた気がする。でも、きっとひとぞれタイプが違うから、このストーリー上当てはまらない人もたくさんいるんだろうなぁとか、フィクションは全てうまくいくようになってていいなぁとか色々なことを思った。
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
僕とあいつの関が原につづいて、こちらは伊達政宗とそれに仕える片倉小十郎親子のお話。前作は様々な立場の主従ペアが入れ替わり立ち替わりするため、なかなか没入出来なかったのだけれど、こちらは小十郎がメインでシンプルに進むため、物語としてより楽しめた。
そして、こちらを読み終わった直後に、朗読劇「俺とおまえの夏の陣」を見たのだけれど、泣けた…良かった…。伊達政宗公が小十郎に鎧を贈るシーン。御屋形様の思いやりも感動したし、それまでクソ生意気だった息子・重長が父親の心を受け継ぐシーンでもあり、涙が堪えられなかった。
この作品、正直なところ小説としてはそこそこの作品だと思う。けど、とても舞台映えする作品だと