吉田恵里香のレビュー一覧

  • 脳漿炸裂ガール

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    スリリングな展開で話が進むので、小説が苦手な人でも面白い小説だと思います。地獄型人間動物園というパンチの強いワード通り、現実離れしているけど、ハチャメチャでまるでゲームのような世界観が魅力的です。

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    2018年04月04日
  • にじゅうよんのひとみ

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    1時間に1歳ずつ成長する過去の自分と過ごすことで、その当時、その時々で闇に葬り去って来た出来事や人間関係を思い出し、自分のズルさや軸のなさ、不甲斐なさを改めて感じるひとみ。

    その苦しさ、すごくわかる。
    胸の中でバイト先のドーナツがボトッと落ちる感じ。。

    セルフケアというと曖昧だけど、自分の気持ちに耳を傾けることってとても大事なのだと思う。

    人間関係を築く上でも、自分が今どんな気持ちなのか客観的に見られれば、極度に卑屈になったり嘘をついたり、見栄を張ったりすることはないのかもしれない。

    自分が自分であることの価値は卑屈なままでは見出だせないし、他人任せではもはや自分ではない。

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    2025年08月26日
  • 恋せぬふたり

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    自分の親世代にはなかなか理解してもらえない?という内容だと感じた。今でこそ理解し、尊重してもらえるであろうストーリーだけど、少なくとも90年代では理解し難い(理解しようともしない)風潮が残っていたし、自分もそうでした。

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    2025年08月21日
  • 恋せぬふたり

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    非常にバランスの取れたいい感じ内容でサラッと読めました
    結局は同じ考えの集団を探してそれに自分も属しているという安心感は人である以上必要なんだと再認識しました

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    2025年08月15日
  • にじゅうよんのひとみ

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    1時間に1歳ずつ成長する自分という存在が主人公に対して果たす役割はよく思いついたなと感心したが、物語が進むにつれて存在や役割が薄くなっていくのがもったいない。主人公が自ら前に進んで助けがいらなくなったというより、物語の進行に役割をうまく変化させられなかったように感じられた。

    ありえないことをあることとして読ませる文章や、もう一人の自分というアイデア、昔の有名な作品になぞられたタイトルなど小さく光るものが沢山あるのに目を見張る大きな光になっていないところがとても残念だ。

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    2025年08月02日
  • 恋せぬふたり

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    サクッと読みやすい作品でした。
    いろんな人がいて、いろんな家族がいて、、、
    高橋の空気感、カズ君のキャラクターがとっても好きです。
    身近にはいないけど、こーゆうふうに感じて生きてる人がいるんだなって面白く読めました。

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    2025年07月29日
  • 恋せぬふたり

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    アンロマンティックでアンセクシャルな2人の物語
    周りにも理解されず周りと疎遠になってゆくも自分の生き方を探してゆく
    刺激はないが何となく居心地の良い作品

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    2025年06月19日
  • NHK連続テレビ小説 虎に翼 下

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    昭和という時代を分かっていないな。
    昭和30年代の大人は、今の大人より真面目で、厳しく芯が通っていたし、極端にヤバい倫理観の人もいた。
    人に同情する、ような余裕はなく皆他人にも自分にも厳しかった。
    著者は、1987年生まれ、分かっていないな。

    漫画、アニメは、子供が読むもの、見るもの、
    大人がわざわざ買って読む余裕はない。
    子育て中の若い親は、立身出世するなら学問と、
    戦前では無理だった地位の人間でも大学に行ける、
    大学に行かせられる世の中になり、親たちは必死で勉強させた、教育ママ。
    洗濯機も、掃除機も、冷蔵庫も、電子レンジもない社会を身をもって理解していない。
    女一人、二人で、家族6人分の

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    2025年06月18日
  • 恋せぬふたり

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    恋愛がモチベになる私にとって
    目から鱗。
    アロマンティック アセクシャル
    初めて知りました。

    自分の普通は他人の普通と違う。
    「普通」ってい言葉、使わないように気をつけようと思います。

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    2025年06月15日
  • 恋せぬふたり

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    アロマ・アセクという言葉を初めて知った。主人公の咲子と高橋さんが巡り合えて本当に良かったと思うのは私が心のどこかでなかなか巡り合えない少数派であるのだろうと思っているからなんだろう。大人のすごろくというワードが出てきたときはハッとした。自分の当たり前が人によって違うと思って生きた方がいいな。これからは、どんどん多様性の時代。

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    2025年06月11日
  • 恋せぬふたり

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    ドラマっぽいと思ったらドラマだったのか…
    映像だとどんな風なのか見てみたいと思う。

    アロマ、アセクという言葉を初めて知った。
    いろいろな呼び名があるんだなぁ
    多様性とかスペクトラムとか、いろいろあるよなぁ
    自分はこういうカテゴリって固執しなくてもいいし、咲子の言うように、何事も決めつけなくていいよねーと思いました。

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    2025年06月01日
  • 恋せぬふたり

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    ネタバレ

    本を見つけて原作だ!ぜひ読みたい!と手に取ったけれど、ドラマの小説版だったんですね。ドラマを懐かしみながら読みました。
    アロマンティック・アセクシュアル題材にしつつも、きっと誰もが恋愛以外にも感じるだろう他者から押し付けられる価値観に対するアンサー的なものが描かれてます。
    なんだかんだでカズくんが一番柔軟になった、色んな人から愛されるキャラだなと思いました。

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    2025年05月17日
  • にじゅうよんのひとみ

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    読んでてモヤモヤ、イライラ、でもわかる!でも!あぁ!何やってんだよ…となりながら、最後は頑張れ、頑張れ…と読み終えました。

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    2025年05月15日
  • にじゅうよんのひとみ

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    24歳の誕生日を迎えたひとみの前に1時間に1歳ずつ成長していくもう1人の自分が現れて...粗削りというか若書きというかだけど、これはこれで引き込まれて一気に読んだ。

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    2025年04月22日
  • 映画ノベライズ おとななじみ

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    ハルと楓が両想いなのになかなか言い出せないのが早く言ってーと思いながら読んでました。
    たまにクスッと笑えるところもあり面白かった。

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    2023年04月27日
  • 恋せぬふたり

    ネタバレ 購入済み

    十人十色

    アセクって言葉は知ってた。恋愛感情持たないって意味も。それをストーリーとしてわかりやすく描いてくれてて具体的にどういう辛さがあるかはなんとなく理解できた気がする。でも、きっとひとぞれタイプが違うから、このストーリー上当てはまらない人もたくさんいるんだろうなぁとか、フィクションは全てうまくいくようになってていいなぁとか色々なことを思った。

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    2022年05月24日
  • 俺とおまえの夏の陣 政宗と小十郎と小十郎

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    僕とあいつの関が原につづいて、こちらは伊達政宗とそれに仕える片倉小十郎親子のお話。前作は様々な立場の主従ペアが入れ替わり立ち替わりするため、なかなか没入出来なかったのだけれど、こちらは小十郎がメインでシンプルに進むため、物語としてより楽しめた。
    そして、こちらを読み終わった直後に、朗読劇「俺とおまえの夏の陣」を見たのだけれど、泣けた…良かった…。伊達政宗公が小十郎に鎧を贈るシーン。御屋形様の思いやりも感動したし、それまでクソ生意気だった息子・重長が父親の心を受け継ぐシーンでもあり、涙が堪えられなかった。
    この作品、正直なところ小説としてはそこそこの作品だと思う。けど、とても舞台映えする作品だと

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    2016年07月10日
  • 脳漿炸裂ガール

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    SUGOI JAPAN Award2016投票対象作品一覧より購入。ボカロ曲をベースにしたらしい、デスゲームもの。舞台が女子校であり、主人公とその周りの人物の造形がティーン向けのため、登場人物に魅力を感じなかった。中学時代を犠牲にして猛勉強して入った憧れの高校で、友達ができない……なんて悩む年齢はとっくに過ぎたので、くだらないことを悩んでるなくらいにしか思えない(ごめん)。また、主人公が憧れる同名の女の子に対しても、上っ面しか見えてこず、特に魅力を感じなかった。司会進行役である教師が、少女マンガにありそうな気取った服装と喋り方なのが辛い。生身が感じられず、全般的に作られた感じがする。イラストが

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    2015年11月23日
  • 脳漿炸裂ガール どうでもいいけど、マカロン食べたい

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    ボカロ曲原作の小説だが、原曲のイメージから作者が膨らませたのだろう、フレーズは残しつつかなり世界観の異なる作品になっている感。下地のストーリーは最近流行りのデスゲームものだが、キャラやその台詞回しで心に楔を打ち込んでくる作品。

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    2015年06月01日