吉田恵里香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『恋せぬふたり』を読んでまず心に残ったのは、登場人物たちの素直さと柔軟さだった。作中の人々は、自分と異なる価値観に出会ったとき、最初こそ戸惑い葛藤しながらも、大切な相手だからこそ理解しようと必死に向き合っている。その姿勢がとても温かかった。
現実では、違う考えを持つ相手に出会うと、子どもなら喧嘩に発展するし、大人なら距離を置いて波風を立てないようにしがちだ。私自身も、価値観の違いを前にすると、ぶつからないようにそっと避けてしまうことが多い。しかしこの作品を読み進めるうちに、「大切な相手だからこそ理解しようとする」姿勢の強さを改めて教えられた。すぐには受け入れられないとしても、せめて相手の立場に -
Posted by ブクログ
『人は持っている顔は一つじゃないから』
寅子さんの生きた時代が凄まじかった。
猪爪寅子さん
一緒に笑った!!
一緒に怒った!!
一緒に『はて??』となった
そして
一緒に号泣した。。。
テレビよりも時代背景や、その当時の女性の立場がよりハッキリと分かりやすく感じた。
寅子さんのお父さん、直言さんが面白すぎて、ダメダメすぎて、人間らしくて、そんなお父さんに恵まれた寅子さんだからこそ、女性初の裁判官になれたんだろうな。。。
そして。。。
お母さん、厳しくも、優しくて、包容力があったからこそ、寅子さんが踏ん張れたんだろうな。。。
法律だけではなく、人との関わりや本音の部分も
人間にはあるか -
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Posted by ブクログ
アロマンティック・アセクシュアル。この言葉の意味を知っているひとは、日本ではどれくらいいるのでしょうか。私はつい最近、現在放送しているドラマにてこの言葉を知りました。
マイノリティの話なので、暗い展開も覚悟しながら読みましたが、そんなことはなかったです。咲子さんの少しズレているけれど、まっすぐに他者を思う、そんなキャラクターがよかったです。
咲子さんや高橋さんの悩みは、たしかにマイノリティの部分ではあるのですが、なんだか共感できてしまいます。他者の「普通」を押し付けられて、愛想笑いをしたり、ムッとすることって誰にでもありますよね。
最近はドラマでも小説でも、こんな終わり方が多いなあと思う