うぐいす祥子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わたしの六月はゾンビ月間。
ゾンビ作品を検索してたどり着いた一冊。
まぁそのまんまアンソロジー。
ちょっとサイズの大きい本なので、リアル書店で探すときには注意が必要。
アンソロジーなので、凝ったものから安直なものまでとりどり。
イラストや1ページだけの作家も並んでいるので、目当て作家がいる方は注意が必要かも。
極端につまらないものはなかったけれど、面白いと思えるものも多くはなかった印象。
アクションありスリラー的なものもあり。
読者がぞ何尾物に求める形も様々だから、すべてのゾンビファンが全ての話に喜べるつくりには絶対にならないわけで、こんな感じのものが一番なのであろう。 -
Posted by ブクログ
"自分の祖父は、ただの民俗学者ではないのかもしれない。一般的な民俗学者よりも、もっとずっと深いところまで入りこんで、いまもこの世に残されている伝承や言いつたえを調査している、特別な人なのではないだろうか、と。
瞑にとって、祖父であるの二ノ丸一幻自身が、不思議のかたまりーーこの世のものであってそうではない、都市伝説のような存在なのだった。
祖父は瞑に、よけいなことはなにも語らない。
瞑も、おじいちゃんは本当はただの民俗学者じゃないんでしょ?なんてきいたりはしない。
なぞは自分で調べて、とくものだ。
きいて答えを教えてもらうものではない。"[p.132]
2巻目。
二ノ丸くん -
Posted by ブクログ
"二ノ丸くんはときどき、同じ小学五年生とは思えないようなことをいいだすのだけれど、そんなところがまた、今日太にとっては、二ノ丸くんっておもしれーよな!になる。
「いちおうきくけど」
机の上につぎの授業の教科書とノートを出しながら、二ノ丸くんがふたたび、視線を今日太に投げてくる。
「きみは、あのカードをばかばかしいと思ってるってことでいいんだよね?」
「ばかばかしいというか、高すぎじゃん?とは思ってるよ?」
「そ。ならいいんだけど」
それきり二ノ丸くんはもう、今日太のほうを見なくなってしまった。"[p.145]
都市伝説を調査している小学五年生の二ノ丸くんと、そんな二ノ丸く -
Posted by ブクログ
小泉今日太には、ちょっと変わった友だちがいる。
二ノ丸瞑(にのまるめい)くん。普通の小5っぽくないのだ。
クラスのみんなからきょんたくんって呼ばれている今日太のことは小泉くん、としか言わないし、
二ノ丸くんのことは、ニックネームや呼び捨てにしたりしない。二ノ丸くんは二ノ丸くんだ。
二ノ丸くんは自分のことは「ぼく」っていうし、人のことを「きみ」っていうし、女子のこと「女性」っていうし、先生や一緒に暮らしているおじいちゃんのことを「あの人」っていう。
きょんたは、そんな二ノ丸くんから目がはなせないけど、二ノ丸くんはちょっと迷惑そうにする。
二ノ丸くんは1人で、都市伝説のような噂を調べている。 -
購入済み
少女漫画
地味で暗いヒロインがイケメンに惚れられるという少女漫画みたいな作品です。
こうゆうお約束な少女漫画が苦手なので拒否反応がでてしまいました。
家族がとんでもないワケありというミステリーというかホラー要素だしてますが、それも主人公を悲劇のヒロインにみせるための舞台装置でしかないです。 -
購入済み
グロテスクな場面
可愛らしい学園ラブコメと思いきや、グロテスクな場面がバンバン出てくるのに参ってしまった。可愛らしい絵柄なのでラブコメ中心に行ったほうが読者層が広がるのではないかしらん。私はこのグロテスクな場面がだめなので、読みすすめるのが苦痛であった。