【感想・ネタバレ】二ノ丸くんが調査中 黒目だけの子どものレビュー

あらすじ

ひとたび発動してしまったら、人の力ではどうにもできない。
そんな都市伝説を、二ノ丸くんが調査する。

「おたけさんのねがい」
「透明人間の名札」
「黒目だけの子ども」
「まぼろしのプラネタリウム」
の4話からなる連作短編集。

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Posted by ブクログ

都市伝説を調査する二ノ丸君が常にクールで素敵。しかし都市伝説が本物だったときに起こる怪異が本気で怖いし、助けられずに終わるところが不安を増幅させる。

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2018年12月12日

Posted by ブクログ

"自分の祖父は、ただの民俗学者ではないのかもしれない。一般的な民俗学者よりも、もっとずっと深いところまで入りこんで、いまもこの世に残されている伝承や言いつたえを調査している、特別な人なのではないだろうか、と。
瞑にとって、祖父であるの二ノ丸一幻自身が、不思議のかたまりーーこの世のものであってそうではない、都市伝説のような存在なのだった。
祖父は瞑に、よけいなことはなにも語らない。
瞑も、おじいちゃんは本当はただの民俗学者じゃないんでしょ?なんてきいたりはしない。
なぞは自分で調べて、とくものだ。
きいて答えを教えてもらうものではない。"[p.132]

2巻目。
二ノ丸くんの祖父に用事があると語る少女若菊百余。
1話きりのキャラかと思いきや次の話でも登場したので、若菊さんの兄の件がひと段落するまで、なんだかんだ3人行動になることが多いのかも。

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2019年07月07日

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