伊賀和洋のレビュー一覧
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購入済み
強姦(レイプ)されて処女を失っ
小池一夫は大量に締切を抱えていて原作が上がってくるのは遅かったという事で
読者の裏をかくため二転三転するサスペンスが続いている
4巻から続いている女子音大生営利誘拐事件では被害者の女子大学生は強姦され処女を喪失う
弾は「強姦(レイプ)されたンですね」「男ならだれでも双生児(ふたご)の二人を味わってみたいはずです」「強姦(レイプ)されて処女を失ったショック」と二人きりだからと本人に告げているのが冷酷で笑える
もちろン読者層が悦ぶように美人女子音大生が強姦(レイプ)で処女喪失している絵を描くためであろうと判る
そしてこの誘拐事件の次に来るのが警視庁特捜部の花山大吉警部が最初から謀殺される章で
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匿名
購入済みどんな戦いになるのでしょうか
かつて愛したテロリストの女との戦いをするために警察官になったという異色の刑事、きりば。これからどんな展開になるのか目が離せません。。
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ネタバレ 購入済み
ラストサムライinスペイン
全巻読んだ感想です。
原作&作画のコンビが同じせいなのか、主人公のキャラクターが先に読んだ『男弐』の土方歳三に似ていると思いました(多分本作のほうが先に描かれたと思いますが)。
主人公の超人的な活躍を堪能しつつ、キャパ、ピカソといった実在の人物を登場させることで、戦争の残虐性やいかなる大義を訴えても人殺しに変わりはないという、戦争に対する疑問を投げかけられているような気持ちになりました。
歴史的事実とはいえ、最後はやるせなくなります。
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購入済み
伊賀和洋と小池一夫の筆致が冴え
プレイボーイ誌で、哀国戦争を終えたコンビが始めたアクション巨編
紙面の読者に合わせて、女性が連続殺人犯の加害者であったり被害者である事件を担当する特装刑事、という設定である
女のために涙を流す弾という主人公だから涙弾
エロいのは初めの巻だけでどんどんポリティカルになっていく
若い頃は大好きだったんだけどねこの手の作品
この漫画は主役が扱うリボルバーがフランスのマニューリン(作中ではマーニュリン)MR88であったり
彼が追い続けている女テロリスト・クリスチーヌが扱うライフルがSIG SG550であるようなのが分かるほど描き込まれる作風は昔はそう無かった
どうも現実に嫌な事が多くて読み通す気力が -
購入済み
当時の人々の感覚から見ると
200年に及ぶ太平の時代を過ぎて制度疲労を起こしてしまった江戸武家政権への立て直しのため奔走した武士の話である。現在の視点から見ると、経済的に破綻が避けがたい封建制度 武家制度を、道徳の力で持って立て直そうとした アナクロニズムの権化のような主人公であるが、当時の人々の感覚から見るともっとも崇高な方法だったのだろうなと実感する。(
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購入済み
力みすぎ
絵柄は迫力満点であるが、逆に大げさでグロテスクということもできる。ストーリー展開はある程度 史実に則しているところもあるが、多くは創作だろうな。鎧や武具のデザインには随分違和感がある。まあエンタメと割り切れば楽しく読むことができるが。
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購入済み
伊賀和洋先生が作画で
鳴海丈先生の小説を劇画化している傑作
とだけ書くには不足している
はっきり言ってエロ時代劇画です 年齢指定が付かない限りは成年漫画ではない事くらい理解しているから
今作に成年指定は要らない事は分かっているけど
女だろうと子供だろうと犯されて死んでいく苛烈さは読み易いとは言い難い
暴力的であり誰も救われないし主役は悪漢、小説だとそういうシリーズは珍しくないし
男はこういうのをこっそり読んでいたものです
伊賀氏の自伝では鳴海氏とは同じ山形生まれだという事もあって相性が良く
同じコンビで何作も描いたとありました
鳴海氏はエロ時代劇を数多く執筆した小説家です
伊賀氏も、そう