村尾隆介のレビュー一覧
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中川淳さんの書籍に引用されているたのがこの本。地方の小さな会社向けにブランドを持つことの重要性を説いている。ブランドがあれば、人材も資金もお客様も集まってくるが、ないと自分から取りに行かなければならない。この差は大きい。ブランドと言っても、気の利いたキャッチコピーやおしゃれなパンフレットではなく、会社の経営理念とそれに忠実な商品開発や販売方法だったりする。このような姿勢を身につける方法の一つとして、「感動屋さんになること」を挙げている。ケーキ屋さんで他の家族用のバースデーケーキ画を見た時に、ああ今日誕生日をお祝いするんだなあと感動する。これは良い方法。それから「牛のツノはどこから生えているか」
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Posted by ブクログ
デザインよりも先に、文章によるブランド作り
富士山の山頂に登るときも
「霧が晴れ、登山道の先にはっきりと山頂が見えたこと」
でみんなのエネルギーが上がる
目指すとこがはっきりとして
どこまでそれに近づいているかが共有されていること
そこまでの道筋が見えていること
これだけで人は頑張れる
これだけでチームはひとつになれる
小さな会社の経営の考え方の基本
「大きな会社にできないことを、すべてやる」
ビジョン=なりたい姿・やりたいこと
未来であり、見ること
最終的には、どのくらいの規模の会社を目指しているのか?
大切なのは会社のサイズなのか? それとも影響力なのか?
どの部分で、業界 -
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コーヒーを800円で売る方法を考える。付加価値検討方法。高めの価格前提で付加価値考える方法。
安売りで起こる10の問題
売上は出ても利益は出ない
理不尽なクレーム増える
リピーター減る
仕事が増える
→見積やコスト管理など社内価格に関連した仕事は多い。価格に関する哲学やポリシー、文化がない会社は効率が悪くなる。
アイディアのない会社になる。
→ちょっと高くても買ってもらえる工夫が会社のビジネスの地から
他店との安売り競争から逃れられなくなる
お客様と価格のことで争うようになる
協力会社に迷惑かける
広告しても値段しかおぼえてもらえない
組織づくりに時間が割けない
→利益を出すことで職場づくりに -
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ブランドを意識する考え方は自己の美学につながる。
そう感じた一冊。
以下レバレッジメモ
「生き方」と「働き方」が一致している人は、とても幸せです。何となくファンタジーな世界のことのように聞こえるかもしれません。でも、先行きが不透明な、こんな時代だからこそ、ビジネスには「ファンタジー」や「きれいごと」が必要ではないでしょうか?
「小さな会社の経営を成功させるためには、ブランドを目指すこと」「小さなブランド会社を作る上で最も大切なのはミッション(使命感)」「ミッションのある会社で働くのは楽しい。楽しく働く大人はかっこいい」「そんなかっこいい大人を、日本にたくさん増やしていきたい」これこそ、私 -
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会社として「なりたい姿」「やりたいこと」を『ビジョン』として
はっきり打ち出し、『クレド』として各自が常に携帯し意識する。
会社としての「使命」=『ミッション』も考えてみる。
小さい会社ほど浸透しやすく発展の為にもぜひ行ってほしい。
というような内容だった。
個人でブランドを作っていきたい私にはとても参考になった。
とくに『ミッション』では
・自分体の会社が誕生したワケ
・自分たちの事業をやっているワケ
・自分たちの会社が成し遂げようとしていること
・自分体の会社が社会から託されたこと
つまり、自分たちの会社のレゾンデートル=存在理由
とあってもう一度ゆっくり考えたくなった。
活動し -
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ブランド化する七つのポイント
ー商品の短命化/商品・サービスレベルの向上と飽和/マス市場の消滅/人口の減少/価格競争/情報化とグローバル化
ブランド会社
ーお客様を、お客様以上のファンとよべるような存在にしていく事はもちろん、事業に関わる協力会社、今いるスタッフ、やめたスタッフ、これから入ってくる未来のスタッフ、そして地域の住民の方々など、あらゆる人から応援される、ファンがいっぱいの会社
人が応援したくなるのは、愚直なまでに自分の仕事を愛し、使命感を持って前進している『一生懸命な会社』
『人は幸せだから笑っているのでない。笑っているから幸せなのだ』
売り上げアップ
ー新規顧客を作る/リ -
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良書 不毛な価格競争から、離れて付加価値をつけるための方法を模索する。
ブランドや、従業員満足度を含めた価格以外の差別化を解説している。
構成は、9章からなっています
PROLOGUE 利益を出すことから逃げない
CHAPTER1 「安売り」で起こる10の問題
CHAPTER2 あなたは、「価値」を売っているか
CHAPTER3 プライシングのセオリーを忘れる
CHAPTER4 「スタイル」のある会社になる
CHAPTER5 会社自体のファンを増やす
CHAPTER6 「スタッフ力」こそ会社の底力
CHAPTER7 「ライフスタイルブランド」構築への挑戦
EPILOGUE 「新しい価値を生 -
Posted by ブクログ
私の知らないところで、世界でおきている様々な問題について考えて行動している人や企業がたくさんあることがわかった。同時に、自分があまりに無頓着すぎた事を反省した。世界と比較して、日本の人々が世界の課題についてどれくらい関心を持てているのかはわからないけれど。同じ地球上に住んでいる以上、世界で起きている環境やその他の問題は他人事ではないと改めて実感した。
本の中では、世界レベルの課題を、日本でのぐっと身近な問題に置き換えて、具体例もあげてくれているので分かりやすい。取り組みやすいと思った。
今後はこの本をきっかけに、できることを探して実行していきたいと思う。またそうした意識を、周りの人たちと共