【感想・ネタバレ】小さな会社のブランド戦略 「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデルのレビュー

あらすじ

著者は、小さな会社やお店を、その地域や業界でキラリと光る存在にしていくための、ブランド戦略を専門とするコンサルタント。これまで数々のブランドを生み出すとともに、世界中の小さなブランド会社が、成功した理由を研究してきました。それらをまとめたのが本書です。ブランド戦略というと、大企業のものというのが定説でした。しかし起業だ、経営だと肩肘張らず、小さな会社も、最初からブランドをつくった方がうまくいくのです。また、ブランド戦略とはロゴや印刷物をオシャレにすることではなく、関わるすべての人が“ファン”になるような、研ぎ澄まされた経営をすることです。“ファン”がいるような会社には、人材や資金などあらゆる経営資源が集まる「引力」が生まれます。その引力が生まれる源泉が、経営者の生き方そのものともいえる、会社のミッション(使命感)。本書は「生き方」と「働き方」が一致したビジネスのコンセプトブックです。

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Posted by ブクログ

中川淳さんの書籍に引用されているたのがこの本。地方の小さな会社向けにブランドを持つことの重要性を説いている。ブランドがあれば、人材も資金もお客様も集まってくるが、ないと自分から取りに行かなければならない。この差は大きい。ブランドと言っても、気の利いたキャッチコピーやおしゃれなパンフレットではなく、会社の経営理念とそれに忠実な商品開発や販売方法だったりする。このような姿勢を身につける方法の一つとして、「感動屋さんになること」を挙げている。ケーキ屋さんで他の家族用のバースデーケーキ画を見た時に、ああ今日誕生日をお祝いするんだなあと感動する。これは良い方法。それから「牛のツノはどこから生えているか」。普段見慣れている、知っていると思っていることでも、実は見ていないということを反省する方法。これも実践したい。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

3ヶ月に1回ぐらい読み直したい本。これから小さくなる日本の市場でどうやって会社が残っていくかが書かれてる。小さな会社だけじゃなくて大企業にも同じことが言える。マルクスに言わせれば、社会的存在が社会的意識を作るらしいけど、逆のことも言えて、社会的意識が社会的存在を作る世の中にこれからはなると思うし、マーケットだって今はそうなってる。読みやすいし、いい本!

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2015年01月09日

Posted by ブクログ

この本に書いてある通りのことを本当に実現できたら、きっと自分の仕事が、自分の会社が好きになり、楽しくなるはず\(^o^)/

すらすらっと読み終えました!
普通に好きな一冊\(^o^)/

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2012年08月23日

Posted by ブクログ

ブランドを意識する考え方は自己の美学につながる。
そう感じた一冊。

以下レバレッジメモ

「生き方」と「働き方」が一致している人は、とても幸せです。何となくファンタジーな世界のことのように聞こえるかもしれません。でも、先行きが不透明な、こんな時代だからこそ、ビジネスには「ファンタジー」や「きれいごと」が必要ではないでしょうか?

「小さな会社の経営を成功させるためには、ブランドを目指すこと」「小さなブランド会社を作る上で最も大切なのはミッション(使命感)」「ミッションのある会社で働くのは楽しい。楽しく働く大人はかっこいい」「そんなかっこいい大人を、日本にたくさん増やしていきたい」これこそ、私がこの本を通じて伝えたいことです。
【ホンダ】を作った本田宗一郎さんは、まだ会社が小さかった頃、ミカンの空き箱の上に乗って、「世界一を目指す」と宣言をしたそうです。今日、その言葉通り、【ホンダ】は世界中の人にとって「なくてはならない企業」になっています。
【アップル】は97年に「自分が本気で世界を変えられると信じる人たちこそが、本当に世界を変えている・・」という力強いフレーズと、ピカソやエジソンをはじめとした世界の偉人たちの映像とともに「think different」という広告キャンペーンを展開したことがありました。もともとガレージの片隅から始まった小さな会社ですが、その【アップル】は、今自分たち自身が、本当に世界を変える存在になっています。
でも、そもそも”○○の専門家”なんて、そんなに簡単になれるものなのでしょうか?「専門家になるために必要な資格や試験なんてないと思います。誰でも”専門家宣言”をしたら、その日から専門家です。どんな専門家だって、結局、ずっとその分野の勉強を続けなくてはいけないわけだから、早い段階から「私は○○の専門家です」と先に言いきってしまった方がいいと思います。わからないことにぶつかったら、それはその時考えましょう 笑」

会社とは、そもそも「社会的な存在」であるべきものです。そして、事業というのは、本来、何かしらの社会問題や業界の問題を解決し、誰かの「ラブ&ピース」や「より楽しい」「より便利」「より感動的」に役立っていなくてはなりません。つまり「起業する」ということは、「自分のアイデアと方法で社会に貢献する」ということと、ほぼ同義なのです。

「愛嬌がある人になること」「チャーミングな人であること」は、幸せな社会人生活を送るためにできる一番簡単な成功法則です。成功するためには、なるべく多くの「応援してくれる人」が必要です。同じような能力を持ったAさんとBさんがいたとしたら、人は、より「愛嬌があってチャーミングな方」を応援したくなるものです。愛嬌とチャームはその度合いを、ちょっとした工夫で上げることができます。それは、決して「人や社会、会社のことを批判・否定しない」「とにかく何でもほめる」ということを心に決め、それを実践することです。かっこいい大人の多くは、そんなルールをずっと前から守っています。
壁は、ビジネスアイデアを思いついた時ではなく、それを形にしようとした時にやってくるものです。ですので、アイデアを”形”にした人は、リスクをかけて、人生をかけてやっているわけですから、それだけで十分拍手に値します。生き方と働き方が一致している人たちは「知っていること」と「行っていること」を一致させる力を持っています。言い換えるなら「気づき」を形にする能力です。

松下幸之助さんは、こんな言葉を残しています。
「会議で7割が賛成する意見は、もう古い。7割の人に反対されるくらいの意見でちょうどいい」
1日24時間。1週間7日。アラブの富豪も、インドの僧侶も、そして私たちも、与えられている時間は平等です。「昨日は何時間生きていましたか」という【PARCO】のコピーがありましたが、まさに「時間の使い方」は「生き方」に大きく関わってきます。
小さな会社の経営者は、その行動が、良くも悪くも、すべて会社の成果につながります。マナーが悪い経営者よりも、マナーが良い経営者の方が、当然のことですが、より良いチャンスや仲間に恵まれます。たとえば、子供用品を扱う社長の言葉遣いが悪かったり、平気で道にたばこを投げ捨てるようだったら、どんなにしっかりと会社自体のブランド化を行っても、お客様をはじめ、その会社にかかわる人は、違和感のようなものを覚え、それは少なからず売上に影響します。たとえば「チームワークを大切にしている」というイメージを持たれている会社の社長が、それがプライベートの場であったとしても、「うちのスタッフは、ボンクラばかりで・・」と悪口を言おうものなら、今まで築いてきたものは台無しになります。
本人が思っている以上に、これはマイナスのイメージを周囲に与えてしまうものです。ブランド会社を目指すなら、社長はファッションのみならず、公私ともに、常に事業に矛盾しないマナーを徹底し、ファンを増やしていくことを心がけるべきです。ポイントは、職場でも、プライベートでも、何かアクションをする前には「うちには○○というミッションがあるから、これはやるべき」「うちは○○で食べているのだから、こういうことはすべきではない」と常に枕詞に事業内容やミッションを置いて、質を上げていく癖をつけることです。しばらくすると、それが自然と身につき、マナーは格段にアップします。

ここで提案したい、”今日からできる徹底力アップの方法”があります。それは、私たちが、あたかも毎日「自分のドキュメンタリ―映画」を取られているかのごとく、普段から振る舞っていくことです。食べているときも、寝ているときも、友人と話している時も、通勤しているときも、もちろん仕事をしている時も、常にカメラが3つくらい回っているという意識で生活をしてみてください。すると、不思議と、ライフスタイルは、かっこよくレベルアップしていくものです。だまされたと思って、一度トライしてみてください。ほら、この本を読んでいる今も、カメラは回っていますよ。
こういったツールは、お客さまなどに向けた”対外的”なものとしてとらえられがちですが、発想を転換して、”対外的な教育ツール”も兼ねられるようにしていきましょう。ミッションをスタッフの目に触れさせる機会を増やすという点ももちろんですが、ミッションが名刺などに印字してあれば、それを受け取った人から「御社のミッションって・・」と、より掘り下げて質問されること必至です。となると、そのスタッフは嫌でも質問に答えなくてはなりません。この繰り返しこそ、実はトップダウンでミッションを伝えるよりもはるかに素早くミッションを組織に浸透させる秘策です。
日本でも、小学生が読むような雑誌が企業やお金に関する特集を組むなど、徐々に時代も変わりつつあるようですが、アントレプレナーに対しては、いまだに「キャリアを踏み外したアウトサイダー」「就職できなかった人、組織が合わなかった人」というネガティブなイメージは少なからずあります。事実、ある調査では、「起業家は尊敬できるか?」の問いに「YES」と答えた日本人はたったの1割です。一方、アメリカ人は同じ問いに9割の人が「起業家は尊敬できる」と答えています。よく言われるように、アメリカでは優秀な学生ほど起業家を目指します。在学中に事業を起こすというケースも多く、あの(マイクロソフト)や(ヤフー)も、もともとは学生が起こしたビジネスです。一方、企業先進国であるアメリカでは、起業するうえで、年齢や性別のことは日本ほど話題にはなりません。一つには、多民族国家なので、なかなか正確な平均値というものがデータとして出てこないという理由があります。もう一つには「Pursuit of happiness」というアメリカ人が大切にしている言葉の存在があります。これは、アメリカ人と会話をしていると、頻繁に登場するフレーズなのですが、ニュアンスを訳すと「幸せの追求」ということになります。アメリカ人は、良い意味で「幸せを追求すること」に貪欲です。「Pursuit of happiness」のためなら、州外への引っ越しにも、転職にも、そして起業にも、何歳になろうとチャレンジします。そして、社会全体が、そのチャレンジに拍手を送ってくれます。そう、「チャレンジャーは偉い」という風潮が、しっかりと根付いているのです。

一つ目の力は「売り物を作る力」です。言い換えれば、商品やサービスの開発力です。また業態によっては、価値ある商品やサービスを選んで仕入れる力です。二つ目に必要な力は「売り物を売る力」です。商品やサービスを販売する営業力や、市場に伝えていくための伝達力、コミュニケーション力が、この中に含まれます。そして、三つ目の力が、「管理する力」。会社そして時には、人材・在庫・金銭関連など、管理すべきものが無数にありますが、仕事に必要なあらゆるものをマネジメントする力が、この「管理する力」です。
たとえば、営業成績が常にナンバーワンの優秀な人が、いざ会社を辞め、起業をしてうまくいくかといえば、必ずしも、そうはなりません。「えっ、あの人が?いったいどうして?」と、元同僚たちはびっくりするかもしれませんが、その人が優秀だったのは、あくまで「売り物を売る力」であった、売り物自体は、商品開発部の仲間たちが「用意してくれていた」にすぎなかったのです。当然、若ければ若いほど、日本の会社では管理業務を任されることは少ないですから、この場合、この人は「3つの力」のうち、たった一つだけで起業してしまったことになります。もちろん、「売り物を売る力」だけに特化して、販売代理店のような業態で起業するという手も考えられますが、どちらにせよ、この「3つの力」は当然、持っていたほうがよいに決まっています。大切なことは、常日頃から、この「3つの力」に注意し、自己採点を手帳などに書き留めておくことです。この3つを掛け算した数値が、今の会社の実力でもありますし、また起業家の卵であれば、成功する可能性でもあります。このうちの一つが「0」ならば、ビジネスの能力は全くないことになってしまいます。
ここで必要になってくるのが「個人のブランド力」です。起業に必要な力を備えるために、言い換えるなら「より協力を得やすい」もしくは「より応援されやすい」人間に、まずは私たちがなっていくことです。総称して、私はこれを「気持ちいい人間になる」と言っています。こう考えると、個人のブランド化というのは、単にお洒落さんになることではないということがよく分かりますね。そして「より応援されやすくなる」ことに秘訣は向かうべきところを定め、それを上手に周囲に伝えることです。つまり、ミッションを持つことです。
まさしくそのとおりです。「自分らしさ」を見つけるために最良の方法は、人から質問を浴びることです。「なんで、これをやるの?」「なんで、君じゃなきゃだめなの?」「なんで、この価格なの?」「どうして今じゃなきゃいけないの?」「Because・・」から始まる答えを、あなたが口にすればするほど、あなたのビジネスや、生き方・働き方は研ぎ澄まされ、だれがきいても納得するものに仕上がっていくはずです。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

リッチな国なのにみんな不幸そうな顔をしている、ホントにそうだと思う。みんな働くために働いている、ホントは幸せのために働くハズであることを気づかせてくれました。そしてこっちの方が楽しくない?この感覚最高でしょ!常に考えていきたいです。

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2010年07月16日

Posted by ブクログ

small businessの本だが、それだけでなく楽しく働くためのエッセンス集。とはいえ起業したくなる気にさせる本です。

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2019年01月07日

Posted by ブクログ

仕事を通じて自分をとことん磨く、そんな仕事と自分をクロスオーバーさせてトータルで研ぎ澄まされた人生を過ごしたい、そんなことを気づかせてくれた1冊でした。

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2010年04月24日

Posted by ブクログ

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▼ 100文字感想 ▼ 
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楽しく仕事をする大人ってかっこいいですよね。かっこい
い大人が増えれば日本の未来はよくなるはず。そのた
めにもっと自分らしく輝くブランド会社が必要なのですね。
今は、小さい会社だからこそブランド会社になれる時代。


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▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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■会社や経営者、そこで働くスタッフに、「使命感が
 あるか否か」が、最終的には「引力の有無」に関わっ
 てきます

■売れない理由は、その商品やサービス、もしくは会
 社自体が単純に「わかりにくいから」というケースは
 少なくありません

■ビジネスとは「コミュニケーションのこと」といっても
 大げさではありません。その「伝える」を上手にこな
 すために、やはりデザインの力を借りた方が良いに
 決まっています

■小さい会社は、いきなり1万人のお客様の獲得に
 走るよりも、まずは徹底的に100人のお客さまに感
 動してもらったり、喜んでもらったりすることが重要
 です

■「自分らしさ」を見つけるための最良の方法は、人
 から質問を浴びることです

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2010年01月21日

Posted by ブクログ

先に「だれかに話したくなる小さな会社」を読んじゃったので、こちらは重複する部分も多く、2冊目はつらい感じです。できたらどちらか1冊を精読して実践をした方がいいかな。読む順番が逆なら評価も変わっていたかも。でも、本自体はいい本だと思います。このあと「仕事は味方」など読む予定。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

その地域・業界でブランドと呼ばれるような会社の矢印は内向きです。お客さま、情報、お金、支援、新スタッフなど、経営に必要なものが、無効から勝手に会社へ集まってきます。

メッセージを発信するときは、想定する「世界でたった一人のお客さま」に向けてつくれば、それで十分です。おのずと、そのメッセージは、市場に存在する同じような他の大勢のお客様の心を揺さぶる、力強いメッセージとなります。

あたかも毎日「自分のドキュメンタリー映画」を取られているかのごとく、普段から振る舞っていくことです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

いわゆる企業分析系の本ではなく、小さな会社がブランドを築いていくための
心構えと言うべき事柄が、実際の会社の事例を交えて語られている。

軽く読める作りとなっているが、その内容は非常に深い。

起業しようとする人だけでなく、チームを任せされるリーダー(マネージャ)、
そして個人単位でも、仕事・生き方の参考となる内容である。

結局、仕事・生き方とは、以下に"ミッション"を作っていくかなんだと感じる。

------付箋箇所-----------------------------------------------------
・「ブランドづくり」は「ファンづくり」といっても過言ではありません。

・目的地さえはっきりしていれば、たとえゆっくりでも、「前進している実感」が、
 個人や組織全体のモチベーションをあげてくれます。

・「何を成し遂げたいのか?」といったストーリーを、受けての胸にスッとおちる
 ような形で情報発信できている方が、その後、より多くのファンに支持される
 会社になる可能性が格段に高いのです。

・小さな会社のブランド戦略は、アート面とビジネス面、その双方から取り組んで
 いくのが、一番かしこい方法といえます。

・「自分が本気で世界を変えられると信じる人たちこそが、本当に世界を
  変えている」

・誰でも、"専門家宣言"をしたら、その日から専門家です。

・生き方と働き方が一致している人は、会社のことでも、自分のことでも、
 社会全体のことでも、理想像を描くのが、とても上手です。

・MYミッションを、とことん自身に擦り込んでいかなければ、
 逆に情報社会に飲み込まれてしまいます。

・やりたいことがあっても、まずはひとつに絞る

・なりたい自分の姿があるのなら、すでになったつもりで
 行動しなさい。

・「発信していく」は同時に、自分たちを「律していく」
 が付きものなのです。

・社員のモチベーションアップ、ブランド力の維持、
 仕事観の共有を、何かしらの方法で仕組み化
 する必要があります。

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2010年05月15日

Posted by ブクログ

ロゴを作り込むだけではなくて、心からミッションを大切にすることによって小さな会社でもブランドが成立し、消費者や他企業から必要にされるようになる、という主張の本です。
エモーショナルな部分を大切にしているのに、書いてあることにはMBAで学ぶようなことと共通していることが多いのは不思議です。
アプローチの仕方は違っても、うまくいく要素(KSF)は同じだと言うことなのかもしれません。

本書で気をつけないといけないのには、「好き」を突き詰めて成功した人ばかりが取り上げられていますが、失敗した人も数えきれない程いるということです。
うまくいく要素と同じくらい、失敗する要素は大切だと思います。
何かしら、他のメディアでその部分は補完する必要があります。

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2012年12月29日

Posted by ブクログ

【自分らしさ、会社らしさを問え!】
ブランド戦略は、大企業だけだと思っていませんか?いえいえ、そんなことはありません。むしろ、小さな会社程、ブランド戦略が重要になってくるのです。小さな会社の製品、サービスは、殆どの人が知らないものばかりです。人に知られなければ売上拡大には繋がらないので、そこで重要なのが、ブランド戦略ということ。
本書では、会社のブランド戦略だけでなく、自分自身のブランド戦略についても言及。新しい発想に、楽しく読み切ることが出来ました。

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2012年05月27日

Posted by ブクログ

小さな会社の社長がメンタル部分での自己啓発には有効な一冊。コンサルタントから読めば、最後のイチページに集約されている。

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2012年01月16日

Posted by ブクログ

久しぶりに東京に帰った際にビジネス本が充実していて(東北の店頭には少ない気がする)思わず購入。

実践的なノウハウというより、考え方そのもの。

なるほど確かに、と思うような話もたくさん。

特に以下3点、心に残りました。

・起業家には「売り物(サービス)をつくる力」「売る力」「管理する力」が必要でバランスが大切。

・メッセージを発信する際は想定する「世界でたった一人のお客様」に向けて。

・なりたい自分があるのなら、すでになったようにふるまえ。

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2012年01月08日

Posted by ブクログ

成功事例は為になったが、生き方に繋げているので精神論要素が多く、身近に実践できるフレームの紹介があると良いと感じた。

・社長の仕事はコントロールではなく、チームビルディング。
地道にミッションを伝える事。最低10回言わないと人には伝わらない。

・アイデアを形にする過程では、親心を含めて、それを阻止しようとするアイデアキラーが出現する。涼しい顔をしながら信念を曲げずに前進していく、「象の肌の持ち主」にならなければいけない。

・松下幸之助
「会議で7割が賛成する意見はもう古い。7割の人に反対されるくらいの意見で丁度良い。」

・毎日毎日水を汲みに行く→始から水路をつくるというイメージを持つ。
オートメーション化はできるだけ早いうちから。

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2011年12月12日

Posted by ブクログ

ブランドとはなにか?を考える際に手にとる本。
一体なにをすればよいのか。
なにに力を注げばよいのか。

規模が大きい。売上高が多い。これも重要だが、
ちがった立ち位置を創りだしてみたくなる本。

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2010年02月15日

Posted by ブクログ

久々に買ったビジネス書。
本来はブランドマーケティングの本を読みたくて探していたのだが、買ってみたらだいぶ本来の商品のマーケティングという意味では大分ずれていたという。
でも筆者の論調としての小さな企業こそブランドが大事ブランドをつけることで値段を下げるのではなく、価値を上げるというロジックは大いに同意出来る。
またブランド戦略を土台としてしっかり構築するべきという主張も納得。スモールビジネスをニッチに尖って行う際の参考にはいいと思う。
より具体例的に事例を見たい人にはおすすめできないかと。
後半の生き方=働き方の辺りはブランディングというよりは人生哲学に近くなっている部分も。

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2009年10月04日

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