デザインよりも先に、文章によるブランド作り
富士山の山頂に登るときも
「霧が晴れ、登山道の先にはっきりと山頂が見えたこと」
でみんなのエネルギーが上がる
目指すとこがはっきりとして
どこまでそれに近づいているかが共有されていること
そこまでの道筋が見えていること
これだけで人は頑張れる
これだけでチームはひとつになれる
小さな会社の経営の考え方の基本
「大きな会社にできないことを、すべてやる」
ビジョン=なりたい姿・やりたいこと
未来であり、見ること
最終的には、どのくらいの規模の会社を目指しているのか?
大切なのは会社のサイズなのか? それとも影響力なのか?
どの部分で、業界ナンバーワンを目指していくのか?
事業を通じて誰に、どんなふうに喜んでいただきたいのか?
社会を、どのように良い方向に導きたいのか?
業界に、どんな一石を投じ、どう記憶される会社でありたいのか?
スタッフには仕事を通じて、どんな人間に成長してもらいたいのか?
どんなスタッフでいっぱいの職場にしたいのか?
どんな雰囲気の職場にしたいのか?
インタビューごっこをするのも、
将来取材を受ける練習になる
10項目作るとしたら
7つは社長と役員で
3つは社員同士で考えてもらう
2021年に達成するビジョン
としてしまえばその後変えてもよい
大切なのが検証
ビジョンをうまく描けるのは
問題意識をもち、理想を持っている人
いろんな言葉があるが、大切なのは「会社の方向性」
小さな会社に必要なのは
・ビジョン
・クレド
・ミッション
・コーポレートメッセージ
ドリームオフィスを描く
■ビジョンのメリット
小さな会社が100社立ち上がったとして、3年後には半分、5年後には30社、10年以上生き残るのは統計上10社
TKCの調査
2万社を調べたところ、ビジョンがある会社は経常利益が1.76倍
応援されやすい会社になる
採用ミスマッチが減る
選択に迷いがなくなる
会社の進化や進捗がわかる
「あの会社は初めから目指しているものが違った」と言われる会社を目指す
リーダー不在でも仕事が回っていく
ディズニーランドはリーダーがいなくても、常に進化している
「人が仕事をしているのではなく、ビジョンが仕事をしている」
ビジョンの浸透が広報活動になる
価格を下げずに買ってもらえる
■クレド
ビジョンを浸透させるために、毎日動いていく仕組みつくり
クレド
=職場の口癖
=職場の共有すべき仕事観
例:リッツカールトン
ナンバーワン宣言
あなたの職場で、自分がナンバーワンとなれる部分を考えてみる
それを維持するために毎日実践すべきことを2つ考えてみる(マイルール)
ナンバーワン宣言=ビジョン
マイルール=クレド
ビジョンとクレドは対になる
ひとつに対してひとつ
大切なのはクレドがあることではなく
クレドを機能させ組織にとってのプラスにすること
ロング版とショート版があるが、丁寧に説明をした方が浸透はしやすい
数値が入っていてもよい 評価もしやすい
職場の文句や悪口に関するクレドは必ずいれる
「一緒に働く仲間の悪口を絶対に言わないこと」
クレドカードを作る
あえて紙で作りボロボロになるかどうかをみる
クレドミーティングを毎週決めた時間に行う
これをできるだけでも他者との違いを出せる
簡単なつくり方
社長の口癖を箇条書きにする
言葉は使わない限り覚えない
会社の印刷物に記載する
それを実行することで「言ってることとやってることが一致してる人になる」
社内メルマガも効果あり 1年限定で良い
会社の未来像を語る社内向けのニュースレター
未来新聞
1年に一回でもいい 協力会社に配るのもよし
アワードセレモニーもやってみる
一番クレドを体現した人
名刺にクレドを入れてしまう
創業者会議
10年後会議
■ミッション
ミッション=使命
自分たちが誕生した理由
事業をやっているわけ
成し遂げようとしていること
社会から託されたこと
会社の存在理由
3つのパーツ
・感じている問題
・考えている解決方法
・思い描いている社会、目標
「あなたはなんで今の仕事をしているのですか?」
社名の由来を150〜250文字でストーリー化する
■コーポレートメッセージ
企業ロゴの前後左右に配置してある短い一文
ブランディングスローガン
「ココロも満タンに」コスモ石油
小さな会社にとってのコミュニケーション活動
基本的には、奇をてらわない
大企業的な意味の伝わらないものにしない
「誰に対して、何をしているか」
「一番得意なことを明文化する」
「ビジョンやミッションの一部を公開する」
ロゴとコーポレートメッセージは100%セットにする
リフレージング力
フレーズを言い直すチカラをつける
ラスト10%のツメを大切にする
いい会社とは、ビジョンに矛盾のない会社