あらすじ
小さな会社でありながら、その地域や業界でブランドと呼ばれるような会社は、人材や情報、お金といった経営資源が、向こうから集まってきます。
本書では、そんなブランド会社について、
1.どんな会社なのか?(だれかに話したくなるような会社の事例)
2.なぜ、今、ブランド化を意識しないといけないのか?(その時代背景や、劇的に変化している経済のトレンド)
3.どうやったら、そんなブランド会社がつくれるのか?(具体的な7つの方法)
という構成で、人やチャンスが集まってくる方法を綴っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この考え方好き。
・小さい会社でもブランドになれる
・営業しなくてもいい
・お客さまではなく、ファンがいる
・応援されている
・高くても喜んで支払ってもらえる
・喜んでいただくのが仕事
・成功とは幸せになること
・生き方と働き方が一致している会社
・成功を分かち合える仲間が揃った会社
・そんな会社で働いてみたい
・あの会社がなくなったら嫌だよね
・事業自体が社会貢献
・経営に必要な三つの力
・売り物をつくる力
・売り物を売る力
・管理する力
Posted by ブクログ
著者の1人、浜口 隆則氏の「戦わない経営」など読んでいたのでちょっとビックリです。
会社の矢印、どこを向いていますか?という問いかけから始まる。
小さな事でも何かに集中する事が大事。会社のイメージを育てる。
絞り込んだ後に手広く広げない、というのもブランド造りの秘訣。
ブランドが広まれば、口コミで人が集まってくる。
そんな例が沢山載っている。
・体育の家庭教師
・鉄道マニア向けの温泉旅館
・徹底しておいしいコーヒーにこだわった千葉の店etc
我々のイメージって何だろう?
「ありがとう」「逃げない」ちょっと大きいのかな。
Posted by ブクログ
小さな会社だけど、ないと困る。
小さな会社だけど、みんなが知っている。
小さな会社だけど、憧れる。
小さな会社だけど、尊敬してしまう。
そんな小さな会社が持っているブランドはどうやったらできるのか。
ブランド戦略について多角的にわかりやすく解説しており、
イラストも多く、とてもわかりやすい本です。
これまで読んできた本のなかでこんなに読み返したのは初めてです。
Posted by ブクログ
ブランド化する七つのポイント
ー商品の短命化/商品・サービスレベルの向上と飽和/マス市場の消滅/人口の減少/価格競争/情報化とグローバル化
ブランド会社
ーお客様を、お客様以上のファンとよべるような存在にしていく事はもちろん、事業に関わる協力会社、今いるスタッフ、やめたスタッフ、これから入ってくる未来のスタッフ、そして地域の住民の方々など、あらゆる人から応援される、ファンがいっぱいの会社
人が応援したくなるのは、愚直なまでに自分の仕事を愛し、使命感を持って前進している『一生懸命な会社』
『人は幸せだから笑っているのでない。笑っているから幸せなのだ』
売り上げアップ
ー新規顧客を作る/リピート率を高める/客単価を上げる
会社の3つの車輪
ー商品開発力/売る力/管理する力
Posted by ブクログ
この本もなかなかいい本です。ということで誰かに話したくなりブログに書いていたりして??だれかに話したくなるような小さな会社になりたいものです。小さくても誠実で強い会社を目指したいものです。
書いてあることが読みやすく、ともすれば忘れそうになりますが、ぜひとも安売りをする経営者に読んでもらいたいものだけど、そんな会社の人は「小さな会社」じゃないからだめかなあ?
Posted by ブクログ
個人事業主である自分にとって
とても大切なことが詰まっていた。
この本を読んでいる時期に、自分の仕事をさらに発展させたくなる話が舞い込んできたことは
偶然ではないと思う。
社会に出て丸5年になる。
パーソナルブランドを構築し始める時が来た。
年初めにとても良い本を読めたことに感謝したい。
Posted by ブクログ
「だれかに話したくなる小さな会社」覚え書き。
・成功を分かち合える仲間がいる会社
・新しいカテゴリーをつくる
・ポジショニング
・はじめから「情報は伝わり難い」「伝わらなくて当たり前」を前提
・いいネーミングがあればキャッチコピーはいらない
・説明型のロゴをつくる
・クレド「信条」
・目配り、気配り、心配りができる人
・私たちの仕事に関わってくれる人の悪口を絶対に言わない
・お客様でなく、ファンがいる
・売り物をつくる力、売る力、管理する力
・鳥の群れの先頭
一緒に飛んでいる仲間の幸せを願う、
本当は臆病だけどそれを微塵も周囲に感じさせない、
小さいけれど、大きな勇気の持ち主。
・方向性(ビジョン)
・「成功を一番喜んでもらいたい両親のために、世の中に貢献できる仕事をする」
最後のは家族でも妻でもいいけど、つまり大事な人にってことですね。
Posted by ブクログ
小さな会社で成功する為には、ブランド力をつけなさい。あなたのファンを増やしなさい。
それってつまりはどーゆう事?
というハテナを解消してくれます。
フリーランスの私にも、当てはめて考えれる事、気づかされる事は多かったです。
Posted by ブクログ
大手じゃなくても、素晴らしい会社が沢山ある。そういう実在企業の話を読むと元気をもらえる気がします。
やはり実生活の中で一番長い時間を過ごす場所である会社が楽しく、活き活きできるような場所でなくてはならないと改めて感じた。会社の方向性、矢印を内向き(皆から集まってきてもらえる)に出来るような会社作りが自分にも出来たらなと感じさせてもらえた一冊でした。
Posted by ブクログ
ブランディングの本質を非常に分かりやすく
説明してくれている良書。
個人的にはもっと突っ込んだ内容にも
ぜひ触れて欲しかったという欲はありますが、
ブランディングを一から学びたいと言う人には
イントロダクションとしてオススメの本です。
ブランドを創れる人っていうのは、
そんな無邪気さを、持っている人だと思う。
無邪気な動機を、大切にできる人だと思う。
そんな大人だと思う。
著書の一節。
「そもそも、なんで自分はこのシゴトをしているのか」
「なぜ自分はこの会社を選んだんだっけ?」
「なぜウチの会社は今の事業に取り組んでいるのか」
これを自分や組織に問いかけた時に、
やはりそういった無邪気さ・純粋さが無い、ということであれば、
シゴトだったり、部活だったり、趣味だったり、
今自分がコミットしていることというのは長続きし得ないのだと思う。
逆に言えば、熱中して取り組めていることがあるなら、
必ずそういった自分の価値観の根本を形づくっている
「純粋で、無邪気な動機」というものがあるはずだと
言えるのではないだろうか。
Posted by ブクログ
なんかそっかーと小さな発見視点がいっぱい
でもよくよくかんがえて
(大きな目で見れば)それができてるうちの会社は(大きく見て)すごくて、
でも局所的にできてないところはそれが欠けてて
勉強になります
Posted by ブクログ
感想
会社版セルフプロデュース。自らを魅力的に見せることでヒトモノカネは自ずと集まる。そのためには顧客を絞り切る必要がある。誰にモテたいのか。
Posted by ブクログ
営業をしなくても売れるようになる。
リソースが勝手に集まってくる。
ミュージシャンのようなビジネスモデル、つまり
ファンを作っていく経営のコツが書いてあった。
ポジショニングとか、お客様を絞り込むとか
頭ではわかっているんだけどなかなかできない。
絞り込む勇気が無い。
いかに軸を持って、3年後5年後を見据えて今から動くか
それを貫き通す信条が必要だと思った。
やはり自分の中の意識的な成長が求められる。
みんなの成長よりも、やはり自分の成長、器を広げることにコミットすることが必要。
自分の信念からみんなを巻き込む。
Posted by ブクログ
キャッチコピーは「社会モテするブランド戦略」。小さいけれど、明確なポリシーを持っている会社は何を大切にしているのか。自分の会社は何を目指すために、誰を狙って、どんなことを主張するのか。それを考えるブランディングのための本。
「私は●●の専門家です」と言えるかどうか。会社でなくて個人にも当てはまると思う。相手にどう思われるか、ではなくて、まずは自分は何を目指すのか。初対面の人に、何で自分のことを覚えてもらいたいのか? ブランディングはまずそこからだなぁ。
「自分の言うことは10%しか伝わらない」。経営者はそう思っていれば、一つのことを10回くらい繰り返して伝えるようになるのかもしれない。肝心なのは、それを意識して、あきらめずに伝え続けること。経営者でなくても、仕事でなくても、人と付き合う上では大切なことだと思った。自分の言うことが一度で相手にきちんと伝わることないてない。
Posted by ブクログ
お客様ではなく、ファンがいる会社にする
コカコーラのブランドは7兆円>貸借対照表
パーソナルブランディング>砂時計>まずは1つに絞り込む
現代人の情報量、一日分>江戸時代の人の一生分
文字で伝えたいことは、すべて工夫次第でアイコン化できる
小さな会社のロゴ作りには、かっこよさだけでなく、「程よさ」も必要です
社長の仕事>同じ事を10回言うために>高い給料をとる
スタッフには【心の栄養」が必要
子供>公園>一番楽しそうなグループを探して加わる
FUN>FAN
経営の三輪車>売り物を作る力>売り物を売る力>管理する力>掛け算
名前のついたお化けは怖くない>中国のことわざ
Posted by ブクログ
自社のブランディングが出来ているかは、どの会社も抱える問題だと思います
自社の強みを理解して、それに対して資源を集中して、他の会社との差別化をしていくって事を戦略的にやっている会社というのは、少ないのではないのでしょうか。
理由としては、日本の社長は、自社のブランディングのような経営戦略を専門的に勉強する人が少ないからだと思います。
確かに「経営」に関する勉強って、大学とか、大学院で勉強するんですけど、大卒の社長ってあまり見たことがないですからね。
ほとんどの社長出身者って、高卒、専門学校からの出身者が多いような気がします。少なくとも、私の周りではね…
この本は、企業のブランディングについて書かれてますが、自分のような一サラリーマンでも、「個人をブランディングする」という視点に置き換えて読めば、大変勉強になりました。
自社の得意分野を見つけて、2年はその分野の専門して特化するという話しは、自分に置き換えても、「自分の得意分野を見つけて、2年間は徹底的にそれについて、勉強して自分の武器にする」と言えると思いますので、大変勉強になりました。
Posted by ブクログ
著者はベンチャー企業の経営コンサルタント。その著者が言うには、良い会社とはブランド力があることだ。小さな会社は規模を目指すのではなく、ブランドを磨くことが大事だと説く。
では、ブランドとは何か。それは、特定の分野でなくてはならない存在となること。例えば、この本で紹介される離婚専門の法律事務所や女性だけの建設会社、体育専門の家庭教師。その分野についての話題が出ると、必ずその会社名も登場する。そんな会社になるよう、経営者は努力すべきだ。
逆に言えば、そうした発想のない会社は長続きしないと、安易な起業を戒めているのかもしれない。
当然、起業家向けに書かれている本だが、良い会社の条件は良い人間の条件にも当てはまる。「何を専門としていますか?」と聞かれて、即答できる会社や人間を目指したい。