久保寺健彦のレビュー一覧
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渡会悟 ヒーさん看護師 芙六小 コミセントレーニングセンター 演劇部キューちゃん モカとモンブラン 師匠 タイジロアンヌ 銀座 エンゲージリング 婚約 同窓会 社会ののぞき窓 松島有里 包丁が握れない 同窓会 PTSD プラトンの言うベターハーフ マスコミ嫌い テレビ的な演出 手刀で叩き落とした 団地の騎士ナイト 171㎝ 60kg 23歳 葉書 鳴子 拳骨 金的 目潰し 空手の練習 園児 薗田 大検3年連続失敗 簿記と会計 リフティング ポルトガル語 パイ マリア ワイルドターキー 広い世の中、そんなやつが一人くれえいたって、面白えじゃねえか 突き抜けたものの見方をするこの人が、俺は好きだと
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団地から一歩も出られない悟。
だから中学校にも行かず、高校へも行かなかった。
団地に住む同学年の友だちの動向を見守るために団地内を巡回する悟。
しかし、時は流れ、団地からかつての同級生たちは次々と去っていく。
悟が団地から出られなくなった理由。
それは小学校の卒業式で起きたある悲惨な出来事。
あっけなく失われた命。
「あなたなら、どこへ行っても大丈夫」
母とはありがたいものだ。じっと悟を見守ってきた深い母の愛情が伝わってくる。
主人公がどこまでも明るい。
自分が置かれている状況の中で、決して立ち止ることなく前に進もうとする。
だからこそ、悟が選んだ未来にほろりとしたあたたかさを感じた。 -
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嘱託しょくたく 活況を呈ていした 主観を排せはいせ 黄ばんだ大きな門歯 前途洋々 沢田信さわだしん ひたすら傾聴、同意 トライアル雇用 激した 剣呑な光を帯びた 井の頭線 いかにも下戸の注文 子なき爺さん MSC 西麻布のクラブ 手をこまねいて傍観 求職者を揶揄 暗に 世の中はベタだ 嘲笑 空理空論 反故 根拠が希薄 偏見 杉並区宮台 斡旋 久我山 雇用保険に加入しておらず くも膜下出血 社員を無力化し、意のままにする会社のやり口は、うんざりするくらい見ていた。 慰留しなかった 吹きつける怒りの圧力みたいなものが膨れ上がり、急激に萎んだ。 建前 隠語で''バッファ'
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初めて読む作家。
20代、30代、40代、50代、60代、70代、それぞれの入り口にたって人生の「はじめて」につきあたったいい大人の右往左往を描いた連作短編集。
読み始めると引き込まれ、手に汗握る展開にドキドキしながら一息に読んでしまう。人間いくつになってもオロオロするものだ、みっともなく戸惑いながらも何とか突破すると、そこに新しい地平がひらける、いくつになってもそのくりかえしなのかな。物語の中の人物も言うように「しかし、だからおもしれえのかもな。いくつになっても知らねえことがあって、初めての経験ができる」
テレビの連続ドラマにもできそう(実際、別の作品で第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞を受