【感想・ネタバレ】みなさん、さようならのレビュー

あらすじ

2013年1月26日、映画公開! 小学校の卒業式で起きたとある事件をきっかけに、団地から出られなくなった少年・渡会悟。彼はそこで一生を過ごす決意をする。だが月日が経ち、同級生は減り、最愛の恋人も彼の前から去ろうとしていた。限られた世界で生きようとした少年が、孤独と葛藤の中で伸びやかに成長する姿を描く、青春小説に革命を起こした鮮烈なるデビュー作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

貴志祐介さんがおすすめしてたので読んでみたら、すっごく面白かった。同期の人たちがいなくなっていく様がちょっとデスゲームっぽくって好き。ケーキ屋のおやじ、いいキャラしてたなあ。

久保寺健彦さんはしばらく沈黙してたけど、去年ひさしぶりに新刊『青少年のための小説入門』を出しましたね。これもおもしろかったです。

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2019年07月07日

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映画を見てからの小説。同級生たちが次々と新しい道を進む中、1人でそこから動かない主人公が痛々しく悲しい。団地の老朽化による環境の変化が拍車をかけている。

でも、何度逆境が訪れても自分の生きる方法を模索し行動できる主人公はただただ凄い。

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2019年02月14日

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ネタバレ

時間としてはほんの17年。
17年あればゼロから初めて再度ゼロになって、という人生のサイクルを繰り返すことができる。
渡会悟君は、団地から出られなくても、そのサイクルを回すことが出来た。
反して団地から出ていても、サイクルを回せない人間はいる。僕みたいにね。
人生のサイクルを回すべきだと、この本を読んで思った。

ところで、ヒーさんが連れてきた大学生。彼はなんだったのだろう?

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2016年03月04日

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今年見た本で、『ふがいない僕は空を見た』に次いでいい本かもしれない。

泣けた!
リアルだった。
ぜったいどこかに、こうやって廃れていってる団地がある。

気に入った。
結局、彼にいちばん影響を与えていたのは、スーさんだった。

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2013年08月05日

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ネタバレ

団地で一生生活すると決めた主人公の少年・渡会悟。彼の生活は、引きこもりではなく、極めてストイック。極真空手家・大山倍達に師事(といっても関連書を団地内のコミュニティセンターで読み漁り)し、体を鍛えに鍛え続ける。勉強もコミセンの図書室で行い、仕事、恋愛、失恋、人生のイベント全てを団地内で経験していく。序盤ではその理由は語られないけれど、団地に執着する本当の理由を知りたいとページを進めることに。最近ドライアイになった僕の目が思わず潤みました。
*文庫版で読むときは裏に書かれてある「あらすじ」、読まないことをお勧
めします!

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2012年12月10日

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中盤、涙が止まらなかった。

幼い頃に負ってしまった心の傷を抱えながら、どうやって大人になっていくのか。どんな人生を送るのか。。
どれだけの深い苦しみを抱えながら必死に生きているのか。。
主人公の奇妙な行動の裏には深い心の傷。それに気づいた時、涙 涙 涙。

終盤がなんだかあっさりだったのが残念ですが、面白かったです。

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2012年11月10日

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ネタバレ

ある事情により団地から外に出られなくなった少年が、
ミクロな世界で日々を生き抜く姿を描いた青春小説。
…と書くと、どんより暗いネガティブな物語を想像しがちだが、
物語の語り口調はむしろ明るくポジティブに近い。

関わる人間も起こる出来事も全て団地内に限定されるため、
主人公を取り巻く世界は確実に狭いのだが、
そこでの様々な経験は、広い世界で日々をぼんやり
生きているよりも、よほど濃密である様に感じた。
主人公は「引きこもり」であるが「リア充」でもあるのだ。
(世間一般の「引きこもり」、「リア充」とは性質が異なっているが)

物語の後半、主人公が団地で培ってきた技術を使って、
男としての勝負に挑んでいくシーンは、
前半のともすれば痛々しいとも言える青春時代の失敗で
学んだことが活かされ、主人公の成長と共に読んで爽快であった。
主人公の性格は一貫して変わってないのだが、
時が経ち、団地が寂れると共に円熟味を増していくのである。
主人公の偏屈で淡々としながらも、熱い生き様を感じる物語。

タイトルの「みなさん、さようなら」に繋がるのだが、
物語に出てくる登場人物が何らかの形で団地を去る時、
彼らのその後については、ほとんど何も語られない。
ケータイが普及してない時代背景もあって、
その呆気なさ、顛末のぼやけ方はリアリティに満ちている。
主人公にとっては団地で見聞きした情報が全てであるし、
他の住人にとって団地はただの住まいであるから、
「また会いましょう」ではなく「さようなら」なのだろう。

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2012年06月01日

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ある事件をきっかけにトラウマで団地から出れなくなり、団地以外の世界に足を踏み込めない。
トラウマって本当に脱却するまで時間がかかるし、たとえ最愛の人が協力しようとも結局は自分の問題なので、自分が解決するしか方法はない。
改めて、トラウマって根強く残るしがらみだなと感じた。

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2025年08月05日

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主人公の小学校卒業から30歳までの団地での引きこもり?
生活が現実にあった話のように日記のような形で書かれていて、読み始めると思わず引き込まれてしまいました。

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2021年11月12日

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ネタバレ

元団地住人として楽しませていただきました。不条理小説(ふつうは主人公を取り巻く環境が不条理なのだが、この場合主人公こそが不条理)と思わせつつ、ちゃんとベタなクライマックスを作るあたりは好き。

以下、微妙にネタバレ
[more]
ラストは、団地に縛り付けていたのは母親と読めなくもない?

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2018年11月05日

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渡会悟 ヒーさん看護師 芙六小 コミセントレーニングセンター 演劇部キューちゃん モカとモンブラン 師匠 タイジロアンヌ 銀座 エンゲージリング 婚約 同窓会 社会ののぞき窓 松島有里 包丁が握れない 同窓会 PTSD プラトンの言うベターハーフ マスコミ嫌い テレビ的な演出 手刀で叩き落とした 団地の騎士ナイト 171㎝ 60kg 23歳 葉書 鳴子 拳骨 金的 目潰し 空手の練習 園児 薗田 大検3年連続失敗 簿記と会計 リフティング ポルトガル語 パイ マリア ワイルドターキー 広い世の中、そんなやつが一人くれえいたって、面白えじゃねえか 突き抜けたものの見方をするこの人が、俺は好きだと強く思った。 プリテンダーズstop your sobing モンブランつくんのは、骨だよな オールドパー バランタイン マッカラン オズの魔法使い 持てる限りのサービス精神を発揮 どういう死因なら納得できるんだい マヨネご飯 ナイトホークス 頭に100ボルトの電気を流す サミュエルバーバー 寄んな、変態 大山猛虎 刃傷沙汰 堀田明 エルザ エリダ サントス 青い雷 流しのケーキ教室 オブリガード 唾爆弾 松戸で工場でスリッターつくってる ポケベル PHS 大富豪 革命 しばり 海の花畑 蒼井は内蔵が破裂したけど死ななかった。木下は植物人間になりました。いまもどっかの病院で、母親に下の世話受けてると思いますよ 団地のナイトォ ガイジンのガキの、三本ぐわえだ すむんじゃないの、証拠残さないから。 俺は死ぬかもしれないが死んでもお前らをぶっ殺す 戎名 散骨 三十歳 足立区竹の塚 人生折り返しにきているなと突然実感 戒名(かいみょう)は、仏教において受戒した者に与えられる名前である。仏門に入った証であり、戒律を守るしるしとして与えられる。

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2017年09月26日

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団地から一歩も出られない悟。
だから中学校にも行かず、高校へも行かなかった。
団地に住む同学年の友だちの動向を見守るために団地内を巡回する悟。
しかし、時は流れ、団地からかつての同級生たちは次々と去っていく。
悟が団地から出られなくなった理由。
それは小学校の卒業式で起きたある悲惨な出来事。
あっけなく失われた命。
「あなたなら、どこへ行っても大丈夫」
母とはありがたいものだ。じっと悟を見守ってきた深い母の愛情が伝わってくる。
主人公がどこまでも明るい。
自分が置かれている状況の中で、決して立ち止ることなく前に進もうとする。
だからこそ、悟が選んだ未来にほろりとしたあたたかさを感じた。

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2017年02月24日

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トラウマによって団地に縛り付けられる主人公。でもそれは全然暗くはなく、むしろ滑稽ともいえる明るさで描かれている。団地の中だけで全て完結していたのが、時代の流れによって不自由が起きてくる。その中で自分の道を模索しなんとかうまくやっていく主人公。
母の死によって団地を出ることになるのだが、殻から飛び出し新たな人生を歩んでいく主人公の未来が思い浮かべられました。

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2015年05月09日

Posted by ブクログ

のほほんとした内容かと思っていたので
びっくり!
かなり重くて深い話だった。
最初はちょっと退屈で後半は一気に読んだ。

濱田岳くん主演の映画もDVDで観たい。

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2013年10月04日

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風変わりな主人公で、一見、甘酸っぱい青春団地ストーリーのように思われましたが、読み進めると、主人公の心の闇が見られ、奥深い作品でした。主人公の周りの登場人物も個性があり、そこも魅力の一つでした。

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2013年04月19日

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面白かったです。一気読みでした。主人公はとても素直な良い子。外に出なかった分純粋になれたのかもしれませんね。

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2013年04月16日

購入済み

よかった

楽しく、寂しく、なぜか懐かしく一気に読みまし。十人十色の人生を久しぶりに本で体感できました。映画も見てみたいです。

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2013年02月01日

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小学校の卒業式で異常者により同級生を失った渡会悟。そのトラウマから団地を出れなくなり、団地内で一生を過ごす決意をする。
今度こそ同級生を守りたいという気持ちが痛いほど伝わる。身体を鍛え、団地内をパトロールし、恋愛も勉学も就職も友情も限られた範囲で叶える。そして、何よりも偉大なのは、そんな息子を黙って見守る母・ヒーさん。表舞台に出ない地味な存在だが、その愛の深さは計り知れない。

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2013年01月26日

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とっつきにくいところもありますが、好きな作品。ほぼ一気読み♪
ある事件がきっかけで、自分の住む団地の外へ出られなくなってしまった少年が,いっそ死ぬまで団地の中で生きる、と決意したところから始まる風変わりな物語は、他に類を見ないタイプの異色作、と言ってもいいような内容。

当時の団地というのは1つの町を形成していて、スケールは小さいけれど、生活に必要なこと、必要なものは全て団地内でまかなうことが可能となっている。今で言うなら引きこもりに等しいだろうが、主人公の少年は明るい。破綻しているようでいて、自分にもこれからの人生にも常に前向きで、それでいてやっぱり、色んな経験やきっかけが起こる度に団地の外へと出ようとするが、出来ない。
どんなに出ようとしても、身体が拒否してしまう。
時代設定はけっこう昭和に近いけれども、まさに現代社会や現代の問題を色濃く反映している。
好きな点は、設定が突飛に感じられはしても、描写はリアルなところ♪
少年ならではというか、主人公は発想が突拍子もないw しかしそれをどんどん実行に移していくバイタリティに、その着眼や行動力に、読んでいて羨望しつつ惹き込まれていく。
子供っていうのは経験値が圧倒的に足りないからか、大人では到底思いつかないような考えや理屈で行動することがままある、というのは自分も経験上なんとなく分かるので、ナルホドと気付かされます。
何より、あんなにもムチャクチャな鍛え方をして筋肉隆々のマッチョマンになったクセに、やっぱりいざケンカになると弱い、というのが実にリアルで、痛々しくてイイ♪ どんなに体を鍛えていようと、腕力だけではケンカには勝てないのは当然ですが、それを無視して主人公が意味もなくやたら強すぎる、という漫画や小説はけっこう数多い。ぃゃ多すぎるかもw
そんな意味でも好感が持てました。思春期の少年がどんなことを考え、どんな行動をとるのか、といった視線でも読めるので、女性読者にしてみれば新鮮かも知れないw
ラストはちょっと唐突な感じもしましたが、主人公像がちゃんと見えていたので自分の中ではアリです。

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2012年07月07日

Posted by ブクログ

一気に読んだ。私の家の近くにも団地があるので、もしあそこで同じような人がいたらって思ってしまった。今度映画化されるらしいけど、この映画は面白く作ってほしいなあ

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2012年05月14日

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団地から出ず、団地で一生生きていくって決めた少年の物語。成長していく姿が素晴らしいが、ラストが納得できない。

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2010年09月26日

Posted by ブクログ

同級生が刺される事件をきっかけに団地から出れなくなった少年。母親を含め、周りの人の暖かい気持ちを感じる小説。子供を持つ親としては、心の奥が痛い話でした。

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2020年02月26日

Posted by ブクログ

(*01)
廃墟文学とも呼べるのかもしれない。人に住まわれなくなる建物は、廃墟化によりそこに潜在させているモノ性を現すこととなる。家や店が持続的には更新されえない(*02)ことは歴史を紡ぐことの困難を示し、この困難の代償として主人公らの警邏の意味をとらえうる。主人公は終盤に網羅的な団地史の困難に気付き、住人の数だけの個人史が集団し、編集される場所としての団地を悟る。

(*02)
後半には、団地という住むための機械の機能を継続させるために、既存ストックの活用として単身者や外国人労働者の受け入れを始められる。20世紀末からの日本という国、団地の集団の様な国の政策を反映してのことと思う。ゲーティッドなコミュニティの崩壊でもあり、団地にあったゲート性の劣化とも考えられる。団地にあった排他性(*03)は、経済成長期の住まいへの憧れの反面でもあった。団地への憧れが薄れれば、ゲートの敷居は低くなる。流失と侵入によりかつて憧れられた均質性は失われるが、異文化の多様に団地はどのように晒され反応していくだろうか。

(*03)
主人公が団地の敷地を出ないこと/出れないことは、個の心の問題であるとともに、団地あるいは日本の閉鎖性の戯画として描かれている。どこかいびつなマッチョは、子ども心に核があり、ゲートの外への通過儀礼(*04)を経なかったことによっても形づくられている。この小説はいわゆる学園ものではないが、ほぼ放課後のみを描いた学園ものであるとも言える。学校以後の小説でもある。同質性を橋渡しとしながら、学校を囲い込むものとしての団地、団地を囲い込むものとしての日本という入れ子構造をベースとした物語でもあった。

(*04)
通過すべき、乗り越えるべきゲートや壁というのは、空間的なものというでなく、時間的な、歴史、過去、上の世代であった。こうした象徴として主人公の師匠であるところの菓子職人が存在していた。主人公は、この菓子を基礎にビルドゥングしていく。そのケーキや契機にはトラウマが仕込まれている。このトラウマな事件は、廃墟としての団地の予兆となっているのだろう。

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2016年06月02日

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ネタバレ

団地から出られなくなってしまった男の子の物語。最初は淡々としていてなかなか話に馴染めなかったけれど、過去の傷が明かされる場面から徐々に惹きつけられた。師匠との会話はほっこりするのだけど、過去が現在の足を引っ張ったりと、全体的に影を纏っていて悲しみに満ちている。だからこそ、最後に一歩を踏み出せたことは良かったと思う。きっかけとなる出来事はあったとはいえ、けっこうあっさりはしていたけれど、意外と終わりはそういうものなのかもしれない。これからの悟の人生が幸せであれと願う。

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2015年02月10日

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 2007年発表、久保寺健彦著。小学校の卒業式で起きたある事件をきっかけに団地から出られなくなった悟。団地内には彼が務めることになるケーキ屋をはじめ、幼稚園や医院があり、彼は一生団地で生きていくことを決心するが、団地に住む同級生達は一人また一人と去っていく。
 全体的に主人公の少し頭の悪い感じに馴染めなかった。特に致命的なのが、たまに当たり前の単語や地名を主人公が知らなかったりする描写があること。彼は団地内の噂を聞ける立場にいるわけだし、本だってたくさん読んでいるのだから、ちょっと描写としてやりすぎだろう。
 主人公の引き籠もった理由に関しては一応納得がいったが、何だか少しありきたりな気もする。ラストシーンもそうだが、著者が設定として配置したという感じが滲んでしまっている。そのシーンに絡むキャラの深みがもっと描写されていれば、そうは感じなかっただろう。
 その他のストーリーに関しては割とよくできていると思う。一点不満だったのは、団地が滅びる寸前に主人公が出て行ってしまったこと。あくまで主人公の物語なのでしょうがないのだが、もし仮に団地の滅びる時点までしっかり描き切れたならば、時代を象徴する名作になっただろう。

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2014年04月06日

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2013/03/05
あまり表に出てこなかったお母さんだったけど、それだけに苦労や愛情が想像できて、最後は泣けた。
映画も観たい。

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2013年03月06日

Posted by ブクログ

小学生の時のトラウマが原因で団地から一歩も出られなくなた主人公。主人公は成長するのに反比例するかのように廃れていく団地。その様子に心当たりがあるだけにやけに切なくなりました。
ものすごくせまいコミュニティの中でこうも人の成長を描けるのはすごいと思いました。

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2013年01月17日

Posted by ブクログ

団地から一歩も出られず、団地で生きていくことを決めた少年の成長の物語。

よく出来ていて、これがデビュー作だなんて、結構衝撃かも。

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2012年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

濱田岳が主演で映画化されるとあって読んでみたものの、小説としてはあまり好きな作品ではなかった。自分が住む団地から一歩も外に出られず、中学にも行かなかった悟。普通じゃない状況を意外に周りは受け入れているのが不思議だったけれど、その理由が明かされるのは半ばに入ってから。そこにたどり着くまでが読んでいてももどかしく、病んだ人物が次々登場するのも、読んでいて辛かった。
最終的には大きな一歩を踏み出せる前向きな結末に救われたから良かったけれど・・・

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2012年05月13日

Posted by ブクログ

社会との接点をいかに保持するかという問題がひきこもりの言説には付きまとうけど、これは実はそういう話ではなかった。「せまい社会」と揶揄される環境で生きてる青年のその「せまさ」ってほんとなの?って考えさせられるお話。あとカバー裏の解説がネタバレ全開ですのでご注意を。

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2012年04月09日

Posted by ブクログ

引きこもりの少年の話。最初は意地っ張りな少年の話かと思ったが、構成の仕方は面白い。私はマンションが時と共に変化していく様が面白かった。私が昔すんでいたところがそうだったように、今の日本ではこのようなところも多くあるのだろう。

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2011年12月19日

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