久保寺健彦のレビュー一覧

  • みなさん、さようなら

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     2007年発表、久保寺健彦著。小学校の卒業式で起きたある事件をきっかけに団地から出られなくなった悟。団地内には彼が務めることになるケーキ屋をはじめ、幼稚園や医院があり、彼は一生団地で生きていくことを決心するが、団地に住む同級生達は一人また一人と去っていく。
     全体的に主人公の少し頭の悪い感じに馴染めなかった。特に致命的なのが、たまに当たり前の単語や地名を主人公が知らなかったりする描写があること。彼は団地内の噂を聞ける立場にいるわけだし、本だってたくさん読んでいるのだから、ちょっと描写としてやりすぎだろう。
     主人公の引き籠もった理由に関しては一応納得がいったが、何だか少しありきたりな気もする

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    2014年04月06日
  • 中学んとき

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    男子中学生のリアルな日常。恋に浮かれたり、いじめの恐怖に怯えたり。ちょっとだけ男子の気持ちを味わえた気がする。

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    2013年04月20日
  • みなさん、さようなら

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    2013/03/05
    あまり表に出てこなかったお母さんだったけど、それだけに苦労や愛情が想像できて、最後は泣けた。
    映画も観たい。

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    2013年03月06日
  • オープン・セサミ

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    ネタバレ

    ☆3.5
    「開け、ゴマ」じゃん。って読み終わってから気づいた。
    短編集。最初の「先生一年生」は、生徒たちがやけにリアルだった。言うこと聞かない感じが。

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    2013年01月25日
  • みなさん、さようなら

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    小学生の時のトラウマが原因で団地から一歩も出られなくなた主人公。主人公は成長するのに反比例するかのように廃れていく団地。その様子に心当たりがあるだけにやけに切なくなりました。
    ものすごくせまいコミュニティの中でこうも人の成長を描けるのはすごいと思いました。

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    2013年01月17日
  • 中学んとき

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    ネタバレ

    そこそこ面白い。描写が凝ってない分、リアル。ただ、どの話も結局何が言いたいの?と思うような、妙な後味だった。

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    2013年01月13日
  • みなさん、さようなら

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    団地から一歩も出られず、団地で生きていくことを決めた少年の成長の物語。

    よく出来ていて、これがデビュー作だなんて、結構衝撃かも。

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    2012年08月28日
  • みなさん、さようなら

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    ネタバレ

    濱田岳が主演で映画化されるとあって読んでみたものの、小説としてはあまり好きな作品ではなかった。自分が住む団地から一歩も外に出られず、中学にも行かなかった悟。普通じゃない状況を意外に周りは受け入れているのが不思議だったけれど、その理由が明かされるのは半ばに入ってから。そこにたどり着くまでが読んでいてももどかしく、病んだ人物が次々登場するのも、読んでいて辛かった。
    最終的には大きな一歩を踏み出せる前向きな結末に救われたから良かったけれど・・・

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    2012年05月13日
  • みなさん、さようなら

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    社会との接点をいかに保持するかという問題がひきこもりの言説には付きまとうけど、これは実はそういう話ではなかった。「せまい社会」と揶揄される環境で生きてる青年のその「せまさ」ってほんとなの?って考えさせられるお話。あとカバー裏の解説がネタバレ全開ですのでご注意を。

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    2012年04月09日
  • みなさん、さようなら

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    引きこもりの少年の話。最初は意地っ張りな少年の話かと思ったが、構成の仕方は面白い。私はマンションが時と共に変化していく様が面白かった。私が昔すんでいたところがそうだったように、今の日本ではこのようなところも多くあるのだろう。

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    2011年12月19日
  • すべての若き野郎ども

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    ハチャメチャだけど、痛快な達夫と恭平の青春ストーリー。ずっと配役を思い浮かべながら読んでいた。セブンおじさんに会いたい!

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    2011年11月01日
  • すべての若き野郎ども

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    第一回ドラマ原作大賞選考委員特別賞受賞作品で、出版時期は遅いけど前2作よりは古い作品ということになるのでしょう。あくまでも「ドラマ原作」なので単純だし底は浅いしステレオタイプであることは否定できないんすが、純粋にお話を楽しむという意味では前2作を超えています。

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    2009年10月04日