サンドラ・ヘフェリンのレビュー一覧
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著者も指摘しているように「ハーフ」というと「かわいい」、「バイリンガル」、「華やか」というイメージがある。具体例で言うと滝川クリステル、トリンドル玲奈、ダレノガレ明美、ローラなどが浮かんでくる。
そんな既成概念に苦しめられている「ハーフ」の実情について取り上げているのが今回の本。2つの文化のはざまで生きるだけに1つの国や地域出身の親から育った人間にはわからないことが数知れず。
「ハーフ」で日本語しかできないといろいろ言われると本に載っている。大学の語学の授業でフランス語を選択した日仏ハーフの学生が教授から「災難だね」と言われてへこんだエピソードが載っている。
著者も指摘しているが、 -
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ハーフ、と聞くといいイメージしか沸かないのは
芸能人のせい…かもしれない。
ハーフの方々を襲う偏見の嵐と、外見上の悩み。
そして、そんな彼らの周囲の日本人。
具体的に例が出てくるので、そんな事が?! という
驚きが大量です。
そもそも今まで生きてきて、ハーフを見た事がないです。
なので、こういう悩みが、というのに驚きです。
親の教育方針もそうですし、離婚調停中に
子供を連れて帰ると犯罪者、とか。
ハーフを作るのだ、と意気込む親の期待もすごいです。
自分の子供に変に期待をかける親はいますが
生まれる前から、というのがあるのですね…。
この場合、伴侶は道具状態なのでしょうか?
親の方の心理も -
Posted by ブクログ
女性用の靴を扱うブランドでアルバイトをしていて、ヒールばかり履いているのでこの本を手に取ってみました。
靴の話以外にも興味深い話が沢山ありました!
私は何も予定がない日には、沢山考え事をしてしまって憂鬱になるのですが、「分が今どういうことに悩んでいるのか、何をしたいのかなどと考えるようになります。心身ともに健康でいるためにこういう時間が必要だと考えています。」と言う表現にハッとしました。色々考えてしまうことをポジティブに捉えられました。
あとは、ドイツの人の恋愛観や男女の友情に関しては私の考えと似ているなあと思いました。その人を知るために恋愛の話を聞く(恋愛観を知ることでその人の本質が知れる -
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ネタバレ◉ビルケンシュトックを履くときは必ずペディキュアをする
◉ドイツ稗田は友達と会うときは必ずしも「食事を」とはならないので、友達との交流にあまりお金がかからない
◉身だしなみは、歯並びが良いこと、アイロンがけされた服、 磨かれた靴
◉ダビドフ クールウォーターウーマン 香水
◉家事は簡潔に要領よく。機械と人に頼る。部屋の置物や飾りは自分たちのこだわりを。
◉人と会わない日や何の予定も入ってない日が増え、意外とこれが心地よいこと。
◉大人になってからの、お稽古ごとや資格取得の勉強…その貪欲さはドイツ人にはあまり見られない。せっかくの自由時間は、好きなことをして、仕事のときのように目標を立てて努力す -
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東京オリンピックの数少ない成果として、日本の旧態然とした価値観が露わになったことが挙げられる。上意下達で硬直化した意思決定プロセス、環境や状況の変化に対応できない組織構造、理不尽なことも我慢すれば美徳になるという同調圧力、、その根本にあるのは教育課程における体育会系の全体主義なのではないだろうか。
組織に馴染めず個人主義で、先輩の言うことを聞かないタイプのオイラは、体育会系のノリが苦手だ。でも五輪の選手たちで、少なからず新しい世代が同様の価値観で結果を出していたことに時代の変化を感じる。敢えて敵対構造をつくり出し、内部の結束を高めることで競合相手に打ち勝つのは、スポーツ競技に限らず多くのビジ -
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容姿や結婚・家庭事情についての国や文化での違いについての本。
自分の容姿や生活は自分で決定していると思いがちだが、国が違えば捉え方や価値観も違うから、無意識的に社会に巻き込まれているんだなと思った。
日本では結婚して子供がいることが一般的だと考えられているがそれは政府の想像している家族像がそうだからで、シングルマザーや老後の一人世帯はそれに外れて貧困になりやすいし、子供の親権が片親のみだからパートナーに不満があっても離婚をする選択はないところという背景に納得した。社会の制度や法も関わる部分があるため自由にふりきれない状況もあるが、視野を広めたら別の正しさや評価基準があるわけで、選択肢はないと思 -
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ドイツの文化が学べる一冊。文字がぎっしりタイプの本ではないので気軽に読めます。ただ、エッセイのとりまとめなのか、どんどん話題が変わり、いろんなトピックスをつまみ食いしている感じです。番外編ではおすすめドイツパンのお店@東京など、タイトルからは予想できない情報も入っています。
■ドイツの10歳
進路を決めるそうです。大学に行くか、手に職をつけるか。私の感覚では早すぎると思いますが、いわゆる大逆転する物語(予備校の合格記みたいな)はレアケースで本当は10歳のポテンシャルでだいたい決まってしまうものなのかも?でも職人として技術を若いうちから教えて、仕事をしながら学ぶというのは教育費問題が解決するヒ -
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父親がドイツ人で母親が日本人である筆者の、主に欧州と日本の美意識の違いから結婚・子育ての違いまで女性の生き方にフォーカスしたエッセイ。
人種の違いは、人間の機能の違いというと大袈裟だけど、肉体的な得意不得意があると思う。
犬で例えたら、シェパードとチワワで出来ることが違うみたいな感じで。
だから自ずと考え方も違ってくるわけで、それに加えて住んでいる地域の気候や風土も影響して、慣習や風習も違ってくる。
その違いが書かれていて、興味深かった。
ー欧州の女性が前髪を作らないのは、ウェーブな髪の人が多いからでもあり、前髪は子供しか作らないという習慣によるもので、より大人っぽく見せたい気持ちがある人 -
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